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今日の言の葉

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その日、降りてきた言の葉を綴っています。あなたの良き日々に繋がれば幸いです。
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記事一覧

アセンションが進んでいる

アセンションが進んでいる

花々がバトンを渡すように次々と咲いて
初々しい緑は
日を追うごとにその色を深めています。
もう夏がすぐそこまで
近づいて来ました。
歳明けのことが
まるで遥か昔のよう。
ここまでの月日を振り返れば
わずか数ヶ月のうちに
ずいぶん遠くまで来たことがわかります。
今、時間の感覚は明らかに変わりました。
たとえば5年前と比べても
速いような永いような
かつてない感じが抱かれます。
時間は伸び縮みするよう

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神さまから賜りしもの

神さまから賜りしもの

これまでの人生で
あなたが受けてきた傷
奈落の底を見るような悲しみ
胸の奥が空洞になるような淋しさは
神さまから賜ったものなのです。
人が与えたのではなく
天が下賜されました。
そこには祈りがあったのです。
願いがあったのです。
どうかこの世界をやさしくしてください。
どうか慈しみと愛を拡げてください。
どうかこの光をもたらしてください。
神さまの願いであり祈りです。
痛みを知らない者は他者の痛み

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世界が呼吸している

世界が呼吸している

一晩中守られて
今日という日をすこやかに迎えました。
この呼吸に感謝します。
際限なく与えられた空気に感謝します。
この空気を浄化してくれた雨があり
雨を降らせてくれる雲があり
地に落ちた水を含む土があり
土は水を浄化し
川の流れとなり海へと還ってゆく。
この世界も呼吸しているのです。
呼吸とは、なんという壮大な循環でしょう。
どこかが何らかの理由で滞れば
この循環はゆがんでいくのでしょう。
喉や

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あなたの居場所

あなたの居場所

誰もが居場所を探して
さまよいながら
日を過ごしています。
天地すべてが居場所である、
そんな境地に辿り着くことは
極めて稀にちがいありません。
けれど、だからこそ
ささやかな心の動きに
目を向けてみたいのです。
さまざまな関係性の中で
いちばん安らいでいられるのは
どんな場所で
どんな時なのか
あるいは
どんな場所でどんな時でも
安らいでいられるのは
誰と、なのか。
必ず心が教えてくれます。

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この一瞬が永遠である

この一瞬が永遠である

老師の言葉に突き動かされ
「今」にありったけの心を向けるうち
私の人生の時間は極めて濃厚になりました。
永遠を掴みかけているようです。

ミクロのジャングル

ミクロのジャングル

やわらかな苔に近づいてみると
まるでミクロのジャングルです。
なんという深々とした森
そこに暮らす生き物は
顕微鏡でなければ見えないかも知れない。
そこでも、やはり
仲良くしてみたりケンカをしたり
ややこしく生きているのでしょうか。
それともうまいこと譲り合いながら
平和に暮らしているのでしょうか。
宇宙から見てみたら
私たち人間はこんなふうに
見えているのかも知れません。
もっとも、こんなに豊か

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真の人間嫌いとは、誰よりも人間を愛する人のこと

真の人間嫌いとは、誰よりも人間を愛する人のこと

白洲正子は、真の人間嫌いとは、
誰よりも人間を愛する人のことを言うとまで
述べています。
それは人間というものに
思い切り近づいたからなのでしょう。

癒えない傷を抱えて生きる

癒えない傷を抱えて生きる

過去の傷が
前に進むのを阻むことがあります。
もう、悲しい想いをしたくない
消えない想いが
あなたを臆病にするのを
私は知っています。
身に受けた傷が癒えたように見えて
また痛むことがあるように
心の傷も時折疼くのでしょう。
完治することのない病と
つきあいながら生きてゆく、
そんな生き方があるように
忘れることのない悲しみを
自分の一部として認めてゆく
そんなあり方があっても
いいのかもしれませ

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人生のシナリオ

人生のシナリオ

私が掴んだ真理、それは、大いなる愛です。
真理に続く道はすべて愛に通じており、
その愛とは大宇宙の本質です。
そして、大宇宙の本質こそが、
「和」「大和」なのです。
宇宙は魂の源ですから、
私たちの本質も愛ということができます。
この肉体に宿っている命とは、
すなわち愛そのものなのです。
けれど、いつの間にか、
私たちはそれをすっかり忘れてしまいます。
もしかしたら、
肉体を持って生まれるというこ

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5月牡牛座新月のアファメーション

5月牡牛座新月のアファメーション

私は3次元世界のドラマを体験するために
地球に生まれることを選びました。
魂をこの肉体に宿る選択をし
この人生のシナリオを望み
その記憶をすっかり無くして
父母の子として生まれたことを
心より感謝します。
喜びと悲しみ
怒りと優しさ
温情と憎しみ
表裏一体となった
3次元ドラマを経験した上で
今、高次元意識を蘇らせています。
私は宇宙の尊い宝であること
愛から生まれたこと
愛される以前に
愛そのも

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国之常立神が現れている

国之常立神が現れている

足りないモノを探しては手に入れる
そんな生き方を何十年としてきました。
手に入れるたびに
次に足りていないのは何かを探して
またそれを追い求める。
人間もダメなところを探して
埋めるように、あるいは削り取ることで
「成長」と位置づけました。
このあり方を天地自然に当てはめて
埋めて、削り取り、覆い尽くし、
便利になったと喜んでいる。
今なお終わらないこの流れについて
もう何十年
知者も賢者も警告し

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許しは愛に近づく道

許しは愛に近づく道

許しは
とてつもない力を秘めています。
それは愛に
限りなく近づいていく道だからです。
自分を愛するのが苦手な人は
許すことから始めましょう。
もっと深いところで
自分を許容していくことで
いつのまにか
多くの人もものごとも
どこかで許せる自分を見出します。
その時
この世に対する嘆き悲しみは
慈悲から発されるようになるのです。
お釈迦さまやキリストといった聖人は
この世と人間たちに対して
嘆きと

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五月の風

五月の風

薫風に燕飛ぶ五月の朝は
何もかもが洗われてゆくようです。
抜けるような青空は
人間界の小ささを教えてくれる。
いったい何にとらわれて
右往左往していたのか
我が身の滑稽さに苦笑します。
ツツジはもう終わり
ウツギの花の白が翠に映える
シャリンバイ、モッコウバラ
杜若に菖蒲
絶え間なく語りかけてくる花たちの
なんという屈託のなさでしょう。
明日を案ずることもなく
ただこの今に咲いている。
花に慰めら

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日本人の微笑

日本人の微笑

今は苦しみ悲しみを
吐き出したほうがいいとされる。
どれほど苦労を乗り越えたか
至るところで語られ
同情と共感(に似たもの)が起きる。
感情を露わにすることも日常茶飯事となった。
我慢すれば心を病みかねないと
考えられているのだろうか。
悲しいことである。
何もかも抑圧しろとは思わないけれど
ただ、本来の日本人は霧散してしまった。
今は大陸的な性質が蔓延している。
人生に労苦があるのは当然で
人と

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