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石川真理子
2024年5月18日 09:06
花々がバトンを渡すように次々と咲いて初々しい緑は日を追うごとにその色を深めています。もう夏がすぐそこまで近づいて来ました。歳明けのことがまるで遥か昔のよう。ここまでの月日を振り返ればわずか数ヶ月のうちにずいぶん遠くまで来たことがわかります。今、時間の感覚は明らかに変わりました。たとえば5年前と比べても速いような永いようなかつてない感じが抱かれます。時間は伸び縮みするよう
2024年5月17日 08:46
これまでの人生であなたが受けてきた傷奈落の底を見るような悲しみ胸の奥が空洞になるような淋しさは神さまから賜ったものなのです。人が与えたのではなく天が下賜されました。そこには祈りがあったのです。願いがあったのです。どうかこの世界をやさしくしてください。どうか慈しみと愛を拡げてください。どうかこの光をもたらしてください。神さまの願いであり祈りです。痛みを知らない者は他者の痛み
2024年5月16日 08:41
一晩中守られて今日という日をすこやかに迎えました。この呼吸に感謝します。際限なく与えられた空気に感謝します。この空気を浄化してくれた雨があり雨を降らせてくれる雲があり地に落ちた水を含む土があり土は水を浄化し川の流れとなり海へと還ってゆく。この世界も呼吸しているのです。呼吸とは、なんという壮大な循環でしょう。どこかが何らかの理由で滞ればこの循環はゆがんでいくのでしょう。喉や
2024年5月14日 08:49
誰もが居場所を探してさまよいながら日を過ごしています。天地すべてが居場所である、そんな境地に辿り着くことは極めて稀にちがいありません。けれど、だからこそささやかな心の動きに目を向けてみたいのです。さまざまな関係性の中でいちばん安らいでいられるのはどんな場所でどんな時なのかあるいはどんな場所でどんな時でも安らいでいられるのは誰と、なのか。必ず心が教えてくれます。心
2024年5月13日 08:30
老師の言葉に突き動かされ「今」にありったけの心を向けるうち私の人生の時間は極めて濃厚になりました。永遠を掴みかけているようです。
2024年5月12日 08:30
やわらかな苔に近づいてみるとまるでミクロのジャングルです。なんという深々とした森そこに暮らす生き物は顕微鏡でなければ見えないかも知れない。そこでも、やはり仲良くしてみたりケンカをしたりややこしく生きているのでしょうか。それともうまいこと譲り合いながら平和に暮らしているのでしょうか。宇宙から見てみたら私たち人間はこんなふうに見えているのかも知れません。もっとも、こんなに豊か
2024年5月11日 08:30
白洲正子は、真の人間嫌いとは、誰よりも人間を愛する人のことを言うとまで述べています。それは人間というものに思い切り近づいたからなのでしょう。
2024年5月10日 08:42
過去の傷が前に進むのを阻むことがあります。もう、悲しい想いをしたくない消えない想いがあなたを臆病にするのを私は知っています。身に受けた傷が癒えたように見えてまた痛むことがあるように心の傷も時折疼くのでしょう。完治することのない病とつきあいながら生きてゆく、そんな生き方があるように忘れることのない悲しみを自分の一部として認めてゆくそんなあり方があってもいいのかもしれませ
2024年5月9日 08:28
私が掴んだ真理、それは、大いなる愛です。真理に続く道はすべて愛に通じており、その愛とは大宇宙の本質です。そして、大宇宙の本質こそが、「和」「大和」なのです。宇宙は魂の源ですから、私たちの本質も愛ということができます。この肉体に宿っている命とは、すなわち愛そのものなのです。けれど、いつの間にか、私たちはそれをすっかり忘れてしまいます。もしかしたら、肉体を持って生まれるというこ
2024年5月8日 08:36
私は3次元世界のドラマを体験するために地球に生まれることを選びました。魂をこの肉体に宿る選択をしこの人生のシナリオを望みその記憶をすっかり無くして父母の子として生まれたことを心より感謝します。喜びと悲しみ怒りと優しさ温情と憎しみ表裏一体となった3次元ドラマを経験した上で今、高次元意識を蘇らせています。私は宇宙の尊い宝であること愛から生まれたこと愛される以前に愛そのも
2024年5月7日 08:35
足りないモノを探しては手に入れるそんな生き方を何十年としてきました。手に入れるたびに次に足りていないのは何かを探してまたそれを追い求める。人間もダメなところを探して埋めるように、あるいは削り取ることで「成長」と位置づけました。このあり方を天地自然に当てはめて埋めて、削り取り、覆い尽くし、便利になったと喜んでいる。今なお終わらないこの流れについてもう何十年知者も賢者も警告し
2024年5月6日 08:42
許しはとてつもない力を秘めています。それは愛に限りなく近づいていく道だからです。自分を愛するのが苦手な人は許すことから始めましょう。もっと深いところで自分を許容していくことでいつのまにか多くの人もものごともどこかで許せる自分を見出します。その時この世に対する嘆き悲しみは慈悲から発されるようになるのです。お釈迦さまやキリストといった聖人はこの世と人間たちに対して嘆きと
2024年5月5日 08:33
薫風に燕飛ぶ五月の朝は何もかもが洗われてゆくようです。抜けるような青空は人間界の小ささを教えてくれる。いったい何にとらわれて右往左往していたのか我が身の滑稽さに苦笑します。ツツジはもう終わりウツギの花の白が翠に映えるシャリンバイ、モッコウバラ杜若に菖蒲絶え間なく語りかけてくる花たちのなんという屈託のなさでしょう。明日を案ずることもなくただこの今に咲いている。花に慰めら
2024年5月4日 08:56
今は苦しみ悲しみを吐き出したほうがいいとされる。どれほど苦労を乗り越えたか至るところで語られ同情と共感(に似たもの)が起きる。感情を露わにすることも日常茶飯事となった。我慢すれば心を病みかねないと考えられているのだろうか。悲しいことである。何もかも抑圧しろとは思わないけれどただ、本来の日本人は霧散してしまった。今は大陸的な性質が蔓延している。人生に労苦があるのは当然で人と