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ただ流るるまま、人生という大河に、身を委ねることができたなら

どうして人生はこんなにも苦しいのだろう?

それは「人生が苦しいから」ではないと思う

「人生という大河に抗おうとするから苦しい」のだと思う

私たちの人生は、どうしようもない変化に晒されることがある

環境の変化、人間関係の変化、心境の変化、体調の変化

そんな時、どうしても私たちは、「変化が起こる前の自分」に縋り、変化に抗う

「こんなはずじゃなかったのに」「どうしてこんなことが起こるの?」

ただ流るるまま、人生という大河に、身を委ねることができたなら

私たちは、もう知っている

本当の幸せ、本当の姿

それを知る運命の流れが、時に残酷に今の私を、今私が持っているものを、奪い去ってしまうことがある

でもそうした時、こうした流れにもし身を委ねることができたなら、そこには何の苦しみもないのかもしれない

私はただ本来の流れに乗っただけ

抗いなければ、苦しみもない

私は、流れ、流されていく

全てを委ねて

既に知る本来の私に向かって

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