明日で春の青春18きっぷの期限が終わる。残り2回分、以前ちょろっと行ったことのあるワイナリーへ行き、一通り有料の試飲を吞んで帰ることを考えていた。 4月10日、起床。 それまでの考えとは打って変わり、わたしの頭には宮城県の端『松島』が浮かんでいた。折角ならもっと遠くへ行きたい。「今から支度して到着は14時か・・・」今日も少し遅く起きてしまったけど、天気が良かったので行ってみることにした。だって、もうすでに実質無料で行けるようなものなんだもの。せっかくだし、ねぇ。もう少しだけ
先日、自転車で待ち合わせ場所に向かっている時のこと。 夕暮れ時、急に土砂降りの雨が降り出した。通り雨のようだったので雨宿りすることにした。約束の時間には間に合いそうになかったので、遅れる連絡をいれた。 なかなかおさまる気配のない雨。一瞬雨足が弱まったので、自転車を走らせた。でも思ったより濡れる。10メートル進んだところで諦め、再び雨宿りした。 一旦家帰って車にした方いいかな… いやでも、もう半分来ちゃったしな… と思いつつ、雨雲レーダーを追っていた。 すると、 「こ
先日、実家に帰った時のこと。 立ち寄ったコンビニにて「なんか欲しいものないか?」と母が言ってくれた。私は買うのをちょっと渋っていた『POPEYE』を手に取った。 「これ、いい?」 「いいよ」 買ってもらった。 なんだか久しぶりの感覚だった。たかが1,000円、そのくらい買える。でも買ってもらえるのは特別な感じだ。そしていつも以上にじっくり読み込んだ。何度も手に取った。なんでだろう、なんでこんなにいつもと違うんだろう。 数週間後、またこのPOPEYEを手にとった。 「あっ…
お友だちや好きな人と何処かに行って、お目当てのお店が休みだったとき、ちょっとショックは受けますが、引きずりません。「そういうことだったんだ」と思うようにしてます。これは何か次なるいいことに繋がる前兆と思うのです。実際、良いことに繋がっている時がほとんどな気がします。 仕事の面接に落ちた時、病気になった時、割引なっていたシャンプーを次の日買おうと思って行ったら無かった時、観ようと思っていた映画がもう終わっていた時… まぁシャンプーは単純に取りっぱぐれただけなのですが、面接に落
これは長年誰かに対して「怒る( ≒ 悲しい)」という感情を向けることができなかった私が獲得した、気づきと体験ついてのメモ。 プロローグ(事の発端) それは私の友達、Kちゃんが放った言葉から始まりました。その時私たちはPちゃんの今年の目標、「怒れるようになる」ということについて話していました。怒ることに抵抗のある私。なぜそう思うようになったのかなど色々やりとりしているうちに、下記の流れになりました。 Pちゃん「なんかさ、高ぶった感情を落ち着かせて話し合いをしようとしてもう
これは熊本への2泊3日の旅行と、その足で休みなく旅をしたハードな5日間を描いた旅エッセイ、後編。 5日目 起床。いまだかつてないほどぐっすり眠った。起きて一番に心配するのはやっぱりふくらはぎ。「なんとかおうちまでもってくれよ」とさする。 ・ この日は真っ直ぐ山形まで帰るだけだ。 電車に乗り込むと、同時に中学生くらいの男子6人組が、わちゃわちゃと目の前に乗り込んだ。とても楽しげ。横並びに座ったが内ひとりが優先席に座る形となってしまうものの、すぐにギュッと席をつめたり(中
これは熊本への2泊3日の旅行と、その足で休みなく旅をしたハードな5日間を描いた旅エッセイ、中編。 旅の再開 2泊3日の熊本旅行を終え、ここから旅のスタート。だが私の体はすでに限界に来ていた。特にふくらはぎ。前日まで阿蘇の山々をカモシカのように駆け回り、山登りくらいの体力を要する熊本城にも行っていたからだ。 そんなこんなで羽田空港着。ここから千葉県の君津駅まで高速バスで移動だ。そして一泊し次の日に備える。翌日に鋸山を控えていたので、もう駅に着いたら速攻でタクシーに乗ってホ
300円。何かの間違いだと思った。 でもグーグル先生は1年未満の情報だって言ってるし… ジェラートが食べたいと思い調べた先にあったのは、たった300円でダブルサイズを盛ってくれるジェラート屋?らしき情報だった。こんな、どこもかしこも高くてやってらんない世の中なのに。これは真相を確かめに行かねば。 この直前、美味しいお蕎麦でお腹は満ちていたが、甘味は別腹だ。 車を走らせ、現地へ近づくと何やら大きな建物がたくさん。よく見るとホテルやら産直やらがぽこぽこと集まっているエリアだっ
やる気がなかった。どうにも。 ここ数日少し遅めに眠ってしまうサイクルが続いていたので、えいやと今朝は早起きをした。仕事モードにスイッチを入れるための化粧も済ませたが、どうもだめだ。朝の散歩にも行ってみたがどうにも・・・。こういう日は早めに諦めるにつきる。 「仕方ない、今日はドライブでも行くか」 天気も良かったので、車を走らせてみることにした。聴きたかったラジオも溜まっていたし。かけたのはTBSの『荻上チキ・Session 』。情報は信頼できるところから入手するのがいい。頭も冴
先月末、母と熊本へ旅行に行ってきました。 壮大な風景、美味しかったもの、素敵なものをたくさん見てきました。それらを今回は文章と写真でレイアウトしてみましたので、noteにも投稿したいと思います。 ※ 文字が読みづらい場合は下記のリンクでも閲覧できます。お手持ちのiPadやPCからご覧ください。 https://preview.studio.site/live/V5a7JXnBqR/1-32 ・ スマホで見る方(1ページずつ) 画像をタップし、以降は左へスライドさせてご
これは熊本への2泊3日の旅行と、その足で休みなく旅をしたハードな5日間を描いた旅エッセイ。 全容はこちら↓ 0日目 街の人の優しさとフィルム コートをどちらにしようか迷ったが幸運にも晴れていたにで、青のコートを羽織ることにした。暑くないしちょうどいい。正解を選べたかもしれない。 ・ 山形駅着。結構人がたくさん。早速18きっぷを買うために並んだ。 並んでいるとおばあちゃんが、時刻表を調べているのが目に入った。メモをゆっくりととる姿がなんだかいい。こうして幅広い年代の人が
全ては新幹線の切符を取り損ねたことから始まった… 3月末、私は実家に住む母と熊本に旅行に行く計画を立てていた。「旅」ではない、「旅行」だ。私は山形、母は秋田に住んでいるため、私が秋田まで電車で行き一度合流し、一緒に東京経由で飛行機で熊本へ。帰りは東京で解散し、私は新幹線で山形に帰ってくる予定であった。 しかしだ。3月のやることの多さに感け、すっかり奥義「事前予約(新幹線を前もって予約しておくことで料金が安くなるもの)」をしそこねてしまったのだ。通常だと13,000円ほどの料
お腹が減って目覚めました。冷蔵庫を開けると、餃子の皮が余ってたんです。早めに使い切らないと硬くなっていくなぁ… あ!そうだ、スープにしてみると美味しいって見たぞ。 朝でしたし、パパッと作ってみることにしました。小鍋に水を沸かして適当に切った餃子の皮をはらはら。すぐにお箸でかき混ぜましょう。お湯の中で皮同士がくっつかないようにですが、くっついてしまっても構いません。そこに溶き卵とシャンタンを適量。これだけでOKです。お好みで生姜やごま油、万能ネギを入れてもいいですね。 早速ひ
場違い 「どうしようどうしようどうしよう」 私は地下の入り口にいた。今日はここ『Sandinista(サンディニスタ)』で私の敬愛するアーティストが対バンをする。だがしかしだ。ライブハウスなんて行ったことない。現在30半ば、そりゃライブには行ったことはある。でもいわゆるアンダーグラウンド的な、100人規模の小さな箱で行われるライブは未経験だった。次々にちょい強面のお兄さん達が地下へ降りていく。私も途中まで行った。でも引き返した。タバコの煙が踊り場から昇ってくる。一度外に出
親友からもらった紅茶を淹れました。かわいい猫ちゃんのパッケージ。贈り物でこういうのをもらうと嬉しいものです。味はオレンジティー。ん?そういえば・・・ 先日、また別のお友達が面白いことをしていました。「みんなを飲み物で例えるならなんだろうね」耳を傾けていると私の番になりました。 「くるみちゃんはね、フレッシュジュース! オレンジとかグレープフルーツとか・・・100%生絞りみたいなやつ。」 ちょっと意外でした。元気いっぱいな感じを受けたからです。他にもシトラスやハーブティー
「今夜はあのパン屋さんのフォカッチャと昨日開けたワインを楽しもう」そう心に誓って外出しました。一通り買い物をし終え最後にいつも行くパン屋さんに寄りました。でもなんと定休日。あぁ、私としたことが・・・ 帰宅し他の案を考えるも、もう私の欲はフォカッチャに囚われていました。どうしても食べたい・・・うーむ。・・・作っちゃおうか・・・。フォカッチャの工程は案外簡単です。でもパンです、発酵しなければならないので時間はかかります。悩みましたが、奇しくも材料があったので久しぶりに作ってみる