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鴨長明になりてぇ。

タイトルの通りなんですけど、鴨長明(かものちょうめい)になりてぇ。
超なりてぇんですけど、鴨長明に(唐突な倒置法)。

現段階で何の才能もない無職が一体全体、何をぬかしおるのかと思われるかもしれませんが、最近めっちゃ憧れるんですよね、鴨長明。

鴨長明が残した、日本三大随筆の「方丈記」の冒頭の一節、
「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず」はあまりにも有名な一節ですが、現代の知名度に相反して、鴨長明自身はメタメタに不幸な人でした。

神職の家に生まれながら、出世競争に負けてしまって父親の仕事を継ぐことはできませんでした。
さらにびっくりするほど大きな厄災に5度も見舞われてしまいました。

そういう経験もあってか、最終的に鴨長明は世俗を捨て、山の中に質素な小屋を立てて、創作と仏教に打ち込みながら、たまに琵琶を引いたりなんかして、死ぬまで心穏やかにのんびりと隠居生活することにしました。

ちなみに長明は和歌や随筆で非常に大きな功績を残しており、それなりの地位に返り咲く道もあったそうなのですが、最終的にはそれも捨て、一人静かに山奥で暮らすことを選んだようです。

「出世競争で敗北してしまった俺、山奥で隠居して、のんびり創作しながらスローライフ」みたいな生活なんですけど、これ、めっちゃ憧れるんですよね。

なんだかんだいっても、鴨長明の場合は、和歌や随筆の紛れもない才覚がありました。
芸術面では無双して後世に名を残せているので、一種の栄光は掴んでるんですよね。
それでありながら世間一般の成功よりも、自由さや気楽さを追求する姿勢が本当に素晴らしい。すこ。

とはいえ、当時はあまりに質素な暮らしだと見下されていたでしょう。
後世の評価によって、実生活のみじめさみたいなものも、一旦、薄まって見えるという一面は間違いなくあるのかなと思います。

やっぱり貧乏隠居生活で、毎日雑草とか山菜をメインに食べるのって、常人にはつらいと思うので、全く同じことをしろって言われたら全然再現性ないと思うんですよね。

でも、心穏やかに、質素倹約して、のんびり暮らすっていうのは真似したいですよね~。

ただ、そうしたシンプルな生活を現代的に成立させるには、やっぱりある程度のお金は必要かなと思います。

創作でなんとなくお金が稼げればいいんだけどなー。

貯金を何処かのタイミングでもっとがんばるかー??

もしくは、ガチで自給自足レベルの倹約生活をしてみるかなあ。

とにかく、のんびり生きたいので、なんとかしたいな~と思います。
いや、今まさにのんびり生きているんですけどね。

働いてないし。

マヂで無職。

なので、この生活を永続させる努力をしたい。

創作で月5万円稼げるようになれればなー。

いや、別に創作に限らなくてもいいですが、楽に月5万円くらい稼げるのが理想ですね。

自力のみで月5万円って冷静に考えると、結構ハードル高いですけどね。

まあ、最近はとりあえず向こう3年くらい挑戦してみて、いよいよダメそうならバイトすればいいかーと考えてます。

幸か不幸か独り身なので最低で月5万あればなんとか生きていくことはできます。

今のところ貯金もそれなりにありますので、急な出費が発生してしまってもなんとか対応できるでしょう。

あ~、マジで鴨長明になりてぇ~。

いまさら随筆(ブログとか)はじめてみるか~??
なんにせよ、創作系で月5万稼げるようになりてぇ~。
手段はなんでもいいんだけど、やっぱ金が欲し~い。

結局、金の話になってしまった。

俗世から全く離れられそうになくて草。

まあ時間はあるんで、とりあえず色々とやってみよう。

鴨長明みたく後世に名を残すレベルは無理でも、今の感じでのんびりと働かずに生き続けてぇ~。

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