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GWこそ?

ゴールデンウィークに知らぬ間に差し掛かっていた。
前半はよくある3連休のように思っていたが、3連休を有給のマジックで引き延ばし、そのまま5月に突入させる手段も横行しているらしく、それが3連休をもGWに仕立て上げているようだ。

しばらく日々の仕事を忘れ、休みまくれるGWこそ、何をしようかと考えていた


GWこそ、内側に籠りたいと思った。
なお、計画していた放浪計画は、この時期おなじみの「旧友との再会」により、延期となった。


外へ行くと「GWこそ○○!」と高らかな掛け声とともに、文字通り”どんちゃん騒ぎ”が起こっており、一口に言えば疲れるものだ。
内側に籠り続けることの出来る日が連続することは、よくよく考えれば滅多に無いもの。


とは言っても、やる事と言えばいつも通り断捨離や園芸になりそうだ。
学ぶ意志から、生きていく上でほぼ必ず必要な知識を収集しているのは良いが、それをどうにも最近は体系づけることが出来ておらず、それぞれの知識が頭の中に、ひとつひとつあっさり、味気なく沈殿している感じがしていた。
断捨離をすることで必要なことがさらに絞られ、明確になり、園芸をすることによる一種の瞑想は、まれにとてつもない閃きを生み出す。


この中型連休を待っていたかのように、もしくは、クワズイモの南国風の花が咲き終わったのを見届け、今度は自分の番だと言わんばかりに、多肉植物ハオルチアが、槍のような花芽を出している。
細長く伸びた枝の脇に、白い花瓶のような小さい花をいくつか付ける。
デイジーもまだまだ咲いてくれそうなので、今咲いている花すべてを切り落とし、新芽が伸びゆくことへの、はなむけとした。

自分の部屋だけでも、こんなに騒がしく、しかし喜ばしいことが起こるものだから、引き籠りが捗るわけだ。


ふくらむ小さな蕾。
この中から満開の白い花が咲くと思えば、
希望の詰まった蕾と言える。
他の肉厚の葉と様相の違う花芽。


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