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#中小企業
中小企業で働き、アジアで活躍することのススメ
――荒波の中でも通用するビジネス筋力を身につけて、アジアや世界で活躍しましょう。
今、率直に若い世代に伝えたいメッセージだ。
日本は経験したことのない試練の時期を迎えている。
ここ数年で日本がアジアで存在感を発揮し、共存共栄の新しい形が創れるかどうか、正念場だ。
そんな中、今の若者には日本の危機、アジアのチャンス共にあまり見えていないと思う。
しかしこれは、日本の中で過ごしていれば仕方のないこと
中小企業の納期と大企業の納期
日本に限らず、一般的な経済活動の世界では、最上位階層の大企業群の下に、中堅企業、中小企業、零細企業と仕事の委託関係のヒエラルキーが存在する。
おおむね大企業から下位の中堅・中小郡の企業に対して、仕事が発注される。
いわゆる元請け・下請けの関係がそこに生じるのである。
実際の仕事の発注形式は、必ずしも単純ではなく、また、中小企業自らが直接的に顧客から仕事を請ける場合もある。
しかし今回は話を
中小企業に行くか、大企業に行くかで何が変わるのか?
私も、社会人となり既に20年の月日が過ぎた。
改めて振り返ってみると、仕事をするという観点から考えれば、この期間は相当長い時間だと思う。
実際、記憶からも薄れかけるほど実に沢山の仕事にかかわってきた。
特に、一般の人と比べても、中小企業関係で仕事してきたおかげで、仕事の数も種類も多い。
20代前半の自分自身から考えると、今の自分に驚いてしまうこともある。
正直、大学を卒業し、入社したばか
日本の会社の数を知っていますか?
日本の会社の数をほぼ正確に知っている学生はどれほどいるでしょうか?
正確な数を知ることは、社会を知るための第一歩なのだが、現実は、多くの学生が知らない。
私は、大学での企業経営やベンチャー起業に関しての講義の際には、最初に、“日本に会社が何社あるか知っていますか?”と尋ねることにしている。
話をする相手の社会や会社に対しての理解度、現状認識を確認するためだ。
受講する学生は、概ね3回生や2回生