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仕事は自分で創れ

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2021年8月の記事一覧

思い付きを図にする意図とメリット

思い付きを図にする意図とメリット

もう数千枚にはなると思う。
最近は数えてはいないが、私は仕事で図を多用する。随分前から、図を使わずに仕事をしたことがない。

創業時はそうでもなかったが、20年ぐらい前から、図を頻繁に使うようになった。
今であれば、平均して1日1枚ぐらいになるかもしれない。
提案書、セミナーのレジュメ、社員への説明資料、経営理念、ビジネスモデル、アライアンスの戦略図、サービスの説明、教育用のテキストなど。挙げだし

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クラウドサービスが急速に普及する今、知っておきたいこと

クラウドサービスが急速に普及する今、知っておきたいこと

クラウドサービスはご存じだろうか?
IT業界用語だが、結構一般にも広がりつつあるのではないだろうか?

私達は日本国内において、水道やガスは料金さえ払っていれば、自由に使える。
いつでも欲しいときに使える。
こういうイメージのサービスは公共料金的なものに多い。

また、最近は、シェアサービス、サブスクサービスというのも流行っている。
まあ、これは特段目新しくなく、シェアサービスは車をシェアして使い

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久しぶりの清々しい本を読んだ感想文

久しぶりの清々しい本を読んだ感想文

読後感が清々しい本には、そうそう巡り合わない。
LISTENは抜群に良かった。
やはり最近の売れ筋のようだ。

今回は、新聞の書籍広告で見つけて、さっそく読んだ。500ベージ近い本で、なかなか、読み始めるには少しの決断が必要だが、この分厚さの洋書にしては、意外と読みやすい。

訳文の表現もそうだが、事例が身近で身につまされること、納得することが多い。それだけ普段から私たちが関わっている話題であり気

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自分ごと化は実に難しい

自分ごと化は実に難しい

自分ごと化。
最近、結構新鮮に感じる言葉に出会った。

他人(ひと)ごとの反対の言葉だが、自責と他責にも近いと思う。
当社の主催するリスクマネジメントのセミナーに登場していただいた際に、株式会社HONKIエンジンの中西茂樹社長のお話にあった。
考えてみたら、良く知っている言葉ではあるが、私の使用頻度はとても低かった。

他人ごと化という言い方は世間では使うことはないが、他人ごとは日常会話ではよく登

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人生いろいろ

人生いろいろ

川の流れのように(美空ひばり)は、私のお気に入りの歌だ。
昔はカラオケでもよく歌った。
ランダムではあるが、今でも運転中に聴く。

一番好きなフレーズは・・・
“でこぼこ道や 曲がりくねった道 地図さえない それもまた人生”

私の子供の頃、日本には、こういう道があちこちにあったと思う。
そもそも、日本がこれだけ舗装された道で囲まれたのはいつ頃からだろうか。

新興国と比べて驚くのは、田舎に行った

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シンギュラリティは一体どこへ行ったのか?

シンギュラリティは一体どこへ行ったのか?

数年前、ITの世界では、なんとかの予言のように騒がれていたことがある。
それは、シンギュラリティ。

私の解釈はおおよそ、こうだ。
ITの進化のスピードは凄まじい。AIも含めて、このままITテクノロジーが進化し続けると、2045年ぐらいには、別世界に到達するぐらいの大変革が起る。

これは私のあくまでもイメージの解釈だが、
実際に、ウィキペディアで調べてみると、こんな感じた。

技術的特異点(ぎじ

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機械化と人間の労働の変化と行く末を考える

機械化と人間の労働の変化と行く末を考える

私は巨大な建造物を見るのがとても好きだ。

自分の住まいの近くでいえば、
明石海峡大橋。

もう何百回と見たが飽きることはない。 
もちろん、壮観な橋そのものの眺めや、四季折々に感じる見事な自然と調和した風景に魅了されている。

ただそれ以上に私は、“人間がすること”にとても興味がある。
これは、例えば、ドバイの世界一高い***にしてもそうだ。下から眺めても感動するが、展望台からドバイの都市を眺め

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見えないものの進捗管理は極めて難しい

見えないものの進捗管理は極めて難しい

今、見える化がブームだ。
少なくとも私が働いてきた約この40年では、最大のブームと言える。

もっとも、私が社会人の頃には、見える化という言葉すら聞いたことがない。まだ、バブル崩壊前で、見える化など必要なかった時代だ。

そもそも、経済成長に陰りが見えて、企業が利益を獲得するのが困難な時代が来ると、当然、企業は業務の合理化、効率化を実施してコスト削減を図る。
また、顧客の囲い込みが、企業の経営課題

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新興国の人達と働くことはいつになっても新鮮

新興国の人達と働くことはいつになっても新鮮

ネパールという国を、どれだけの日本人が知っているだろうか?

あのエベレスト山があるヒマラヤ山脈のふもとの小さな国と聞けば、ピンと来る人も多いのではないだろうか?

超大国のインドと中国に挟まれた国である。
特に、インドとは様々なつながりがある。
インドはITで世界的に有名になった。
ITやハイテクと言えば、シリコンバレーだが、もう20年以上前から、IT立国としてインドは世界から注目されてきた。

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群れになって大きな魚になれば中小企業は強くなれる

群れになって大きな魚になれば中小企業は強くなれる

中小企業と言うと、どうしても脆弱な印象がある。大企業との比較で言えば、あまりにも不安定である。

もちろん、今のような先行き不透明な時代は、大企業ですら倒産の可能性はあるが、それは中小企業の比ではない。

もう随分古い話になるが、高度経済成長期には護送船団方式と言われて、大企業の下請けに徹することが、中小企業の安定を確保する唯一の手段でもあった。
しかし、時代は大きく変わった。
バブル崩壊以降は、

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アンガーマネジメントって出来ていますか?

アンガーマネジメントって出来ていますか?

アンガーマネジメントを知っていますか?
温厚な人、穏やかな人、短気な人、かっとなりやすい人。人間は実に多様なタイプに分かれる。
そういう中で、怒らない人はまずいないと思う。

そもそも、人間には喜怒哀楽は付き物だ。できれば、バランスよくありたいが、別に標準的な理想的な基準がある訳ではない。
やはり、人間は社会的動物だから、集団生活の中で、人間関係を意識して、喜怒哀楽を自然で出したい。

ちなみに、

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はじめてネットオークションを使ってみた

はじめてネットオークションを使ってみた

南あわじ市の津井に会社で古い家を借りた。

築約40年。その一室にある中古のエアコン。
調べると12年前のシャープ製。残念ながら、リモコンがない。

どうしたものかと思い、近所の大手の電気店で、どのメーカーでも使える汎用リモコンを買った。
ところが、設定がややこしく、まだ、使える状態にはなっていない。

ハタと思い、ネットで古いエアコンの型番をリモコンというキーワードと一緒に検索した。
ヤフオクの

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属人的な仕事は組織としては百害あって一利なし

属人的な仕事は組織としては百害あって一利なし

中小企業と長年関わってきて、一番課題だと思うことは、属人的仕事のオンパレードであることだ。

本音で言えば、課題と言うよりも、何年たっても解決できないことも多く、これが中小企業の特徴というか弱点である。
もちろん例外のエクセレントな会社もあるが。

どんな業種に限らず、社歴が長い中小企業であれば、経理や総務などの管理系業務のベテラン社員がいる。社歴20年ぐらいになると、それなりの中小企業でも、一人

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多文化共生時代のシニアの役割とは

多文化共生時代のシニアの役割とは

先日、8月8日、第2回目の人生100時代フェスタを開催した。
オンラインのフェスタとしては、5月5日に続いての開催となった。
私の提起したテーマは、
“多文化共生時代のシニアの役割とは”である。

オープニングトークとして、少し、私の考えをお話した上で、いつものメンバーでフリートーク。
朝の8時にスタートしたフェスタは夕方まで続いた。
今回も様々なシニアの方を中心に老若男女ユニークな人たちのスピー

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