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2023年2月のホリスティックラウンジ配信講座

 2023年2月の東京・代々木ホリスティックラウンジからの配信講座のお知らせです。日曜または祭日の14時30分~16時におこなっています。申し込まれた方には、期間限定の見逃し配信もあります。

 道元禅師の『正法眼蔵』(七十五巻本)は、日本最高の哲学書と高く評価する人がいる一方、難解きわまりない、というより、読んで理解することを拒絶するような書き方がなされています。
 それに対し、晩年新たに書かれた十二巻本『正法眼蔵』は「読んでわかる」内容になっていて、その違いについて専門家の間でもいろいろ議論があります。

 道元禅師の生涯を見ると、この違いの理由がはっきりわかります。道元禅師は幼い頃比叡山で出家して、さらに当時最新流行の禅を栄西の直弟子から学び、本場で修行しようと師をさそって中国(宋)に渡りました。しかし、中国で道元禅師が出会ったのは、自分が思っていた仏教とはまったく違うものでした。

 ここ何回か、十二巻本『正法眼蔵』を読んできましたが、途中から参加された方でも全体を見渡すことができるよう、道元禅師の生涯と教えを概観します。

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