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自死遺族の私が後悔していること

約10年前に、実母が自死を選択した。
当時私は高校3年、大学受験を控えていた。
母が亡くなってから、亡くなった母について考えている暇もなく、日常はやってきた。残酷なほどに。

そんなこんなで、大学に入学し、気づけば社会人。

日常の中で亡き母のことを思い出し、涙が止まらなくなるけど、常に時間に追われ、母について考えることが出来なかった。

母が亡くなってから、人と接するのが怖くなり、母の自死が気づけば私という人間を形成する核のようになっていた。

そんな私に対して社会は甘くなく、

まさおさんって変わってるよね

と、職場でも浮くことが多かった。

そんな私は、母の死から10年経った今、

改めて母の自死と向き合おう


と思い、日々行動をしている。

ここからが本題

先日初めて自死遺族の会に参加をした。
私はずっと孤独だと思っていたが、遺族の会に参加をし、思いの丈を全て話した。

そこで少しではあるが、前を向けた。
「自分だけじゃなかったんだ」と。私の中で母の死で止まっていた時計の針が動いた感覚。

大切な人を亡くした貴方へ

とにかく自分を大切にして、自死についてじっくり考える時間や機会を作ってください。

出来ればアウトプットできるような機会がいいと思います。

貴方は一人じゃありません。

私のように後悔して欲しくないのです。


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