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おくやみよりも感謝を

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 私と鳥山明作品のファーストコンタクトは、多くの人がそうであったように『Dr.スランプ アラレちゃん』でした。多分散髪屋さんの本棚にあった少年ジャンプを見つけた時に載っていた時だと思います。

 ポップなキャラクター性でありながら強烈なバイオレンスも軽々とこなし、人物・生物・メカニックが紙面に破綻なく描き出される驚異の描画テクニックで繰り広げられるドタバタギャグ&コメディ。
 とんでもなく絵がうまいのに、マンガの内容は飄々としている。その漫画家の名を即座に覚えるくらい強烈なインパクトがありました。

 とはいえゲーム好きの私にとって、最大の思い出の鳥山明作品といえば『ドラゴンクエスト』シリーズです。
 毎日YouTubeにプレイ動画をアップしている『ドラゴンクエストテン』(DQX、DQ10)では現在進行形でお世話になっています。
 そんなDQXプレイ4年目、2016年に『ドラゴンクエスト』30周年があり、公式のプレイヤー交流サイトであり情報サイトでもある「冒険者の広場」の「冒険日誌」のお題にその話題で日誌を書いてみよう、というゲーム外イベントのような企画があり、私もそれに寄せた文章を書き、プレイヤー限定で公開しました。
 3月8日の訃報を知ってから、X(ことTwitter)で堀井雄二さんのポストを読んで泣きそうになってから、自分が書いた文章のことを思い出しました。

【ドラクエに関して、私から伝えたいことはこれに尽きる】
■「ドラゴンクエスト」にまつわる、私の中の思い出
http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/237169148689/view/4123749/
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ほりいゆうじさんの明るいユーモアと、
30年後の今見ても遜色のない鳥山明さんの完成度の高いキャラクターデザイン、
その場の空気や空間イメージを立体的に体感させるBGMを作ったすぎやまこういちさん。
お三方をささえて「ドラクエらしさ」を作り出してきたスタッフの皆さん。

これからも世代を超えた人々に、作り手の思いが受け継がれていきますように。
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クロミティ(私のサブキャラ)のDQX冒険日誌(2016.6.1)

 『ドラゴンクエスト』の作品の根っこにあるものが何かと言われると、私は「明るいユーモア」を忘れないことだと勝手に思っています。
 辛いことがあっても、そこから抜け出すための知恵と勇気を実現させるパワーにできるのは気持ちの明るさや楽観であると思います。
 今自分がプレイしているゲームを作った人たちよりも、すごいゲームを作れと言われてできるかどうかも分からないけれど、作品から受け取った経験や学びをリアルの自分にフィードバックすることはできるはず。
 それができるだけ、人を笑顔にできるものであってほしいと、私は願っています。
 鳥山明先生の訃報に対して、私からお伝えしたいことは、本当にお礼以外にありません。本当にありがとうございます。
 よくおやすみになってください。

 上記引用部分のリンクは、現在DQXプレイヤーで「冒険者の広場」にログインできる人限定でアクセスできるようになっています。ご興味ある方にお読みいただけるとありがたいです。
 が、現時点でDQXプレイヤーではない人で“「ドラゴンクエスト」にまつわる、私の中の思い出”の全文を読んでみたいという方がもしいらっしゃったときのために、以下有料パートに掲載してみます。
(鳥山明先生については、まったく触れておりませんので、あくまでも私に対するご興味がある方用です)


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