発達障害日記0520(涙の味を覚えておく)

 今日はダラダラと書いてしまいたいな、というのがある。

 仕事、

 仕事を探していて、

 いい仕事あって、
 やったことある、内容分かる、スキルも十分、資格もバッチリ、将来やりたい仕事につながる、環境もよさそう、希望通り、ああ、この仕事やりたい!

 でもダメ。

 こどもの支援学級のお迎えがある。

 もう8年、ずっとこうだった。

 こどもたちが乳児の時、働こうと思ったら、保育園がなかった。
 区のHPを舐めるように見て、1か月15日、1日6時間預かってくれる制度を見つけた。該当の保育園に電話を掛けたら、「そんなことどこで見つけたんですか」と言われた。
 
 育休切り、熱、保育園転園、フリーランス、業績不振、療育、コロナ、熱、派遣社員、斜視、入院、熱、保育園転園、障害雇用、最低賃金、

 ずっとそうだった。

 そして8年ではダメだった。

 いつか、このエントリをわたしのこどもが見つけたら、どうぞがっかりしないでほしい。
 こどもたちは何も悪くない。わたしは今日、朝9時から泣いたけど、それはこどもたちのせいではない。これは社会のせいだから。

 むしろこの気持ちを覚えておかないといけない。
 いずれ福祉の仕事に就けるとして、わたしはいつか、同じことを宣告する側になるのだと思う。
 どうしようもないことはある。それも分かっている。だから、それをいわれることが本当に悔しくて、辛くて、動悸までしてしまうこと、それを覚えておくといいと思う。

 当事者のその時の痛みを知っているソーシャルワーカーになりたい、
 そして願わくば、そんなことを言わなくて済む社会に、少しでも近づけたらいいと思う。

 


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