発達障害日記0515(守秘義務的の話)

 発達障害関係ないけど今日は大切な話。
 これはわたしの覚書と、あと決意として。守秘義務・・・まだ専門職じゃないのでことば的には正確じゃないので、守秘義務的、の話。

 わたしはSNSでの人間関係や友人関係に発達障害者が多い。これはわたしの特性を面白がってくれたり、理解してくれたり、共感してくれる人が発達障害を持っている、というかぶりはあると思う。(もちろん、発達障害でない友人もいる)

 わたしもずいぶんうっかりトンチキなことはするけれど、そういった友人たちの話はとても豊かで愛らしく、面白い。
 でも、これをうっかりとネットで流してしまう事、これは絶対にしてはいけない。
 わたし自身はぜんぜんいい。わたし自身の体験や考え方を啓発の素材にしたい、そう思ってこの発達障害日記も書いている。
 それでも不要な場で拡散されていい気はしないし、楽しくはない。
 わたし個人で言えば、精神的な負担はない。しかし、圧倒的な障害者の賃金格差がある。

 わたしがどれだけ特定業務にキャリアがあると言っても、障害者であると言っただけで賃金が大幅に抑制される。
 現在では、障害を就業先に告知するかは本人の意思になる。
 わたしは大幅な賃金抑制より、かなり強めの服薬と自身の努力で、職場からの配慮を得ずに働くことを選んだ。
 しかし職場に障害があることを共有されると、配慮を望んでいないのにわたしの賃金は抑制される。
 極めて遺憾である。

 
 とはいえ、わたしは職場にわたしが障害をもっていることが明かされてもいいという覚悟はもってこの日記を書いている。
 今後、福祉に関する国家資格を取得する予定で勉強をしている。その資格があれば食える程度の賃金にありつけるし、そもそも障害をオープンにしてその職務に当たりたいからだ。

 でも、わたしの友人たちがみなそうであるとは絶対に思わない。
 そもそも、賃金以前に、他人のセンシティブな・・・現状、これほどの差別がある状態では事実上センシティブな情報なのだが、これを他者に分かってしまう形で開示するなんてともだちがやることじゃない。

 これは決意と覚悟の話。・・・わたしのよーな、脳みそにスピーカーがついているような人間にはけっこう大変な話なんですよ。でも、ともだちに誠実でありたいから。

 
 

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