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念願叶って東名阪ツアー全通(感謝)①《The One 2nd シーズン#07 〜TECHNO〜》東名阪ツアー/大阪公演 2024年4月27日(土)club vijon☀️昼公演14:30🌙夜公演19:00



〈楽しみにしていたテクノ回〉


2018年から始められた、松BOWおひとりでステージに立つ《The One》シリーズも2ndシーズンの#07。
あれからはや6年が経とうとしていているなど信じられない思いがするけれど、最近になって、松BOWのステージが何段階にも高みに上がった感じを強く受けるようになった。
毎回アップデートされるステージだけれど、ここ何回かは特に。

本来は3月に開催されるはずだった
《The One 2nd シーズン#07》は、
《The One 2ndシーズン #07 〜TECHNO〜》と正式にタイトルが付けられ、テクノ回として開催。
3月に開催された《ゆる松ライブ#04》(東)名阪ツアーで、今回の予習セトリも披露され(↓その際のブログ記事)大好きな曲が含まれているとあって、とっても楽しみにしていた回。

個人的には、松BOWが組んでいたテクノユニット《TV-NOiZ》や、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDさんとのコラボ曲などで、自分の『テクノ好き』を自覚したので、このツアー見逃せない!と、楽しみに参加した。
今ツアーは全てゴールデンウィーク中に開催されたことも幸いして、長い間念願だった『ツアー全通』(地方住みにはハードル高い)も叶ったので、会場ごとの感想を綴ってゆきたいと思う。

さて、『テクノ回』ではあるけれど、ツアー前の松BOWからの説明では『テクノ曲』ばかりを選曲したわけでなく、テクノに影響を受けた楽曲も含まれるとのこと。
ご自身のラジオ番組『松岡英明のポップランデブー』(レインボータウンFMさんにて毎月第4土曜日17時〜18時放送中)の『テクノ特集』でも、テクノど真ん中の楽曲以外に、『テクノに影響を受けたであろう楽曲』も選曲されていたので、どんなセットリストなのかとても楽しみだった。

まずはこの日のセットリストを。

17曲目は昼公演と夜公演で
曲が変わっていました。
名古屋でも東京でもそれぞれ違っており、
どの公演も見逃せない!との思いが強くなりました。


一見、え!この曲が⁈と思う楽曲もあるけれど、こう来るのかー!とか、これはどう解釈するのだろ?とか考えるのも楽しい。
(とは言え、ライブ時はそんな余裕はなく、ただただ楽しむだけだった。)

〈メイドロイドに扮してパーティー気分で参加したら…〉

《The One 2ndシーズン#07》がテクノ回で、TV-NOiZの楽曲を演奏すると知った時によぎった思いがある。
『メイドロイドコス、してみちゃおうかな?』
メイドロイドとは、TV-NOiZのステージでバックに踊っていた、設定としてはTV-NOiZの専属お手伝い係。
DVD《LIVE TV-BOYS》の視聴会で、ファンの方が『メイドロイドが可愛い』『私もメイドロイドになりたい』というようなコメントで盛り上がり、いつかTV-NOiZのステージが実現したら、『メイドロイドコスしたいね』となったのだった。
その時はまさか実現するとは思わなかったけれど、実現する時が来た?
《ゆる松ライブ#04》のツアーで、配信のみだった東京公演(のちに有観客ライブ開催)で、TV-NOiZの楽曲が演奏されたことを受け、有観客ライブの名古屋公演で(だったと思う)すでにメイドコスチュームで参加されていた方もおり、何人かのファン友さんの後押しもあって、わたしもメイドコスチュームをメルカリで調達、ベッドドレス(メイドさんが頭に着けているもの。ホワイトブリムともいうらしい)も別に自分で作ったりして、(これがまた気持ちがアガる!)パーティー気分で参加。
大阪公演では、メイドロイドの他、TV-NOiZコスチュームの方(ホワイトシャツに細い赤ネクタイに腕章)も見受けられた。

いつもながら前置きが長くなってしまった。
では本編について。
オープニングの【00 Scene from  Paradise】では、テクノ回だからか、ダークな声が重なる深いリバーブがかかっており、異世界への導きを強く感じた。

そして、ドキドキの1曲目。
流れたイントロはTV-NOiZバージョンの【01 Visions of Boys】!!
1曲目からまさにテクノ!
しかもデビュー曲のTV-NOiZヴァージョン!
個人的に大好きなヴァージョンなので、テンションが一気に上がる。
松BOWの登場を今か今かと手拍子をしながら見つめる。
上手からゆっくりと登場した松BOWの表情を見た途端、ハッとした。
精悍な顔つき、張り詰めた緊張感をまとわせて、まるで狩に向かうライオン、闘いに赴くファイターのような雰囲気。
『これはパーティーじゃない』と思った。
【Visions of BOYS】が、パーティー感のある楽曲ではないというのもあるだろうけれど、この日の松BOWは冒頭から気迫が違った。
歌い出した松BOWの声にも驚いた。
ここしばらくインフルエンザや扁桃炎の影響で、声の調子がもうひとつだったけれど、この日は初っ端から声量も伸びも素晴らしくて、パフォーマンスは控えめながら、ヴォーカルで一気に観客を惹きつける。

この日の一着目の衣装は、黒のReboooot ! Tシャツに、ジッパーが多数あしらわれた、パンクロックテイストの黒の細身のパンツ。
そして白のフード付きエアリーロングジャケット。
(配信で何度かお召しになっていたこのエアリーロングジャケットが、この目で観ることが叶い、凝視してしまった。
軽やかな素材で、ふんわりと纏った様子や、動きに合わせてエレガントに揺れる様にうっとり。またパンクロックテイストの上下に羽織るところが!)

【02 デジャ・ヴ】【03 SHAKE YOUR FIST】と、飛ばす飛ばす。
また、vijonさんのステージが、両脇にメタリックなフレームというのかタワーのようなものがあったり、大小さまざまな照明やレーザービームで、近未来的、宇宙的なテクノサウンドにピッタリで没入感が凄い!
【03 SHAKE YOUR FIST】では、松BOWの気迫に煽られるように、思いっきり拳を突き上げた。
こんなに奮い立たされるライブって初めてだ。
最初からこんなにわたしも飛ばしちゃって大丈夫?

【04 Absence】は意外な選曲。
原田真二さんが提供された楽曲で、昨年共演された、感動のライブの記憶がよみがえる。
この楽曲が発表された当時の声と変わらない松BOWだから、楽曲の切ない蒼さが、懐かしさではなくリアルに胸に迫ってくる。
またソプラノサックスの音が効果的で、これも打ち込みだと思うのだけれど、素晴らしかった!
良いセットリストだなと思っているところに流れたイントロに驚愕。
【05 神々の黄昏】!!!!
滅多にライブで聴けない楽曲だし、初お披露目だし、テクノ回でまさか聴けるとは!!!!
そして、この楽曲のヴォーカルが特に素晴らしくて、その歌声に触発されるように、脳内に見たことのない眩い風景が広がって、目の前にいる松BOWが、数多の苦悩や困難を乗り越えた末の神々しい姿に見えて、涙が溢れてきてしまった。
が、ここで感情に呑み込まれてしまってはいけないと、涙をこらえて聴き入る。
なんと素晴らしい歌声なのだろう。
いつも渾身の力でパフォーマンスされる方だけれど、この日は深い精神性も感じられるような、心揺さぶられるヴォーカルだった。

深い余韻を残しつつ、静寂を打ち破る【06 TOP SECRET】へ。
この流れも素晴らしい。
ステージでは、逃亡者のようなパフォーマンスを見せ、ムービングライトがサーチライトとのように松BOWを探し動いているのがドラマティックだった。
ラストにエアリージャケットで顔を隠すアクションも。
そこからの【07 Velvet Outsider】はストーリー性も感じられた。
本当にセットリストを組むのが上手い。
毎回神セトリ。
また、多色使いのレーザービームが、白いジャケットや、アッシュブロンドの髪の毛に反射して、まるで自らが発光しているように眩かったのも忘れられない。
松BOWの気迫、パフォーマンス、セトリ、演出も相まって、フロアは最初っからずっと盛り上がりっぱなし!

そして、ここでインターバル。
松BOWがステージを後にすると、ラジオプログラム《松岡英明のポップランデブー》の録音より、『テクノ特集』(2024年3月23日放送)
流れた曲は

・Technopolis(Ymo Trance A Musical Tribute )/ Yellow Magic Orchestra
・ラジオスターの悲劇/ バグルス

インターバルの間、ミラーボールがゆっくりとまわっており、ダンスホールの雰囲気。
曲がかかっている間も、踊っている人、身体を揺らしている人など、思い思いに楽しんでいるのが印象的だった。

〈怒涛の後半『もう会いたい!』〉

そして後半。
荘厳なイントロが流れて、インターバルでおさまった動悸がまた激しくなる。
【08 Love + Harmony(TV-NOiZ Ver)】!!
このヴァージョン大好き!
壮大かつ荘厳。
雄大で大陸的なイメージのある楽曲なのだけれど、ここまでの流れもあり、この日は宇宙的な広がりも感じられ、イントロ段階でトリップしそうに。

登場した松BOWは衣装を替えられ、ホワイト×ブラックのフード付きプルオーバーと黒のハーフパンツと、スポーティーな装い。(昼公演。夜公演は白のフード付きプルオーバーと黒のハーフパンツ。)
この日はモノトーンのコーディネートが、テクノ回らしくクールだった。

ここからノンストップ『宇宙の果てまで行ってまえ!』セクション(わたしがつけました笑。大阪公演だけに関西風で)
つまり『テクノセクション』!!
【09 Don"t Look Back】【10 Vanilla】【11 Future Toy】【12 LOOK@ME】【13 Space  Rendezvous】と、たたみかけるように次々と、そして次第に増す宇宙感、ホントもう素晴らしいセトリ!!
曲と曲の間も計算されていて、余韻を残したいものは長く、加速感を高まらせたいところは曲が終わるか終わらないかのところでイントロが重なる。
(後日開催された視聴会にて、松BOWより曲間には大層こだわっているとのコメントも。ファン友さんは、打ち込みオンリーのステージだからできる演出との話になるほどと。楽器を使うと、ギターを持ち替えたりなんだりとすぐには次の曲に行けない場合もあるもんね。)
極め付けは【14 Mysterious Stranger From Mars】
トランス感満載のMixで、理性のタガが外れるかと思うくらいクラクラした。
それもあるのか、わたしの頭の中に浮かんだイメージ。
『わたしたちが神と崇めているのは、実は宇宙からやってきたStranger』
そんな映画や小説があったような…。
妙に確信を持ってしまったのも『松岡英明の音の世界』マジックかも。
ヤバいセトリだった。

そうそう、このツアーでは、キーワードのように松BOWが『もう会いたい』と口にし、(時に渾身の叫びで)、楽曲に乗せて歌ったりと、『口説かれ』ている感が凄くてドキドキした。
『今会ってるじゃない!』という突っ込みありきの『もう会いたい』発言については、後に東京公演のツイキャスプレミアアーカイブの視聴回でコメントされているので、日を改めて綴りたい。

話を戻す。
怒涛のセトリに見事宇宙の果てまで連れていかれ放心状態、心地良い余韻の中、ポップランデブーからの音源は、Perfumeの【ポリリズム】
キュートな歌声とテクノサウンドに身を任せつつアンコールへ。
フロアのアンコールのコールが
『もう会いたい』になっていたのがさすがだった。

〈アンコール〉

【15 Vision】からスタート。
テクノ色の強い3.3Verがうれしい。
お衣装は、黒多めの黒白Tシャツに、茶系のチェックハーフパンツにレザーチョーカーとバングル。
大好きな曲ばかりで、楽しみにしていた甲斐があったというもの。
【16 デンキジカケノコミュニケーション】では、TV-Yuukiさんもステージに立ち、お二人のTV-NOiZ!
自分でも何故にこんなテンション上がるのかよくわからないけれど、TV-NOiZの楽曲はわたしを解放する鍵のよう。
ヘトヘトになっているはずなのに、ぴょんぴょん跳ねまくって歌いまくって(マスク着用)しまった。
めっちゃ楽しい!!!
17曲目は昼夜別曲。
昼公演【17 あたらしいシンパシー】
夜公演【17 Eyes Never Lie】
どちらも初期の曲で、何度も聴いてきた楽曲なのに、今、テクノ回として聴くと、ああ!なるほど!と思うサウンド。
わたし自身が音楽のジャンルについて詳しくないのもあるけれど、松BOWの楽曲って、色んな要素が混じっているのでは?と思うので、聴き方によって楽曲のとらえ方も変わる気がする。

そして締めくくりは
【18 Visions of Boys 2020】
最初と最後が別ヴァージョン、アレンジのデビュー曲って!!
本当にセットリスト組むの天才的!

最高に盛り上がって初日は終了。
特別なライブになったとしみじみしているところに、松BOWの MCが沁みた。

『うまく言葉にできないんですが』と前置きして、今回は『歌うことに集中した』と。
今までは、楽しませようとあれこれステージ上でも考えていたのを、それはファンに任せようという考えに。
最近、ファンが大きな熱量を持って自ら楽しんでいるのが伝わっているようで、そこはお任せしようと思ったそう。
自分のありのままの思い、等身大の楽しませ方で、表現しようと。
だから、【15 Vision】の中で、

>ずっと待ち侘びてた約束

この歌詞の『約束』の部分で、松BOWがファンと指切りをするのがお約束となっていたのだけれど、この日はマイクスタンドを使われ、そんな素振りもなく歌われて。
昼公演終了後、ファン友さんとそれについて話題になったので、夜公演の MCで、そういう理由からだと明かされ、納得した。
自らに課題を課し、研鑽を積まれて、目指す高みに上られたのだなと、ここでも感動で胸が熱くなった。
アーティスト『松岡英明』はどこまで進化するのだろう。
それを見つめ続けられる今、とても幸せだと思う。

テクノ回の初日、初日からこんなに充実していて満足度高くって、この後の名古屋、東京、どうなっちゃうのだろう?と期待を残して終了。
楽しかった!

vijonさんのカウンター
ミラーボール🪩が良い仕事しています✨
開演前のステージ
未来感、宇宙感。
テクノ回にぴったり。
本当に照明が綺麗だった。
音も素晴らしかった♪

〈丁寧なサイン会、チェキ会〉

サイン会は、グッズを購入すると参加できる。
この日はまずライブの感動をお伝えした。
まとまらない感想だったけれど、感動はお伝えできたかな?
そして、mixについて質問した。
(会場の様子を見て、質問する時間がありそうだと判断したので。)
『質問して良いですか?』と聞くと、必ず『ダメです』と笑顔でお答えになられるのが可笑しい。
もちろん冗談で、専門的なお話を、素人にもわかりやすい例えを用いながら説明して下さった。
(こういうの即座にお話できるところがさすが。疑問が一気に解けた。そしてさらに湧く興味。)
わたしは松BOWのmixがとても好き。
オリジナルと違った表情が楽しい。
どんな発想なのだろう?と考えるのも。
音源を新たに構築する作業は、ひとつひとつのパーツを組み立てるプラモデルを作る作業にも通じるのかな?とか。(プラモデル作ったことないけれど)

参加したファンすべての方に対して、丁寧に、長めに時間を割いて接して下さった印象。
ありがたい。

チェキでは、昼公演はメイドロイドコスで、松BOWとのツーショット、松BOW、ユウキさんとのスリーショットと、スペシャルVer!
TV-NOiZの一員になったかのようなポーズが楽しかった♪
(夜公演はReboooot ! Tシャツにて、ツーショットとスリーショット。松BOWの今日チェキもめっちゃ素敵でした!チェキ掲載は割愛)

今回は謎解きがたくさん仕込まれていた
事前にXで答えを募集
わたしはほとんどわからず💦
皆さんさすがでした
そして考えられた藤沼さん凄い!
テクノって先進的なイメージあるけれど、
デザインにどこか懐かしみやあたたかみがあって良き♪でした
後で気づいたのだけれど
こんなめっちゃ近づいたチェキ
初めてでは!!!!
きゃーーー!!!
ありがとうございます!!!
長生きできそう(笑)


配信中の投げ銭のバックステージパス(ステッカー)
郵送で届けられる封筒に、スタッフさんの手書きと思われる『松岡英明より』にドキドキ💓



【お断り】
ここ本当に個人的な思い出です🙏

メイドロイドコスチュームのファン友さんと記念撮影♪
楽しかったー😆
まさかこの歳になってコスプレするとは、二十代の頃のワタシが知ったら腰を抜かす!笑(松BOWとサイン会でお話させて頂いたり、並んでチェキ撮ったりと同じく!歳を重ねる楽しさよ♡)
素敵にお写真撮って下さったファン友さま、ありがとうございます!!
(*それぞれのファン友さんに掲載許可頂いています)


記念にひとりの写真も
撮ってもらいました😆💦
Tちゃん、本当にありがとうございました💓



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