災害時の道路アクセスについて
災害時のアクセス道路として、緊急輸送道路という路線の位置付けがあります。
緊急輸送道路は、地震等の災害時に、発災直後からの避難路や応急活動のため、救急車両や物資輸送車両等の通行を確保すべき路線として位置付けられた道路のことを言います。
緊急輸送道路の指定は、平成7年1月に兵庫県で発生した阪神淡路大震災が契機になりました。
阪神淡路大震災では、被災地域の主要なアクセス道路である阪神高速道路の倒壊や、沿線建築物の倒壊により、主要道路が通行不可となり、通行可能な道路にアクセスが