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ナレーション回顧録:MUSIC SOUP 45rpm #35 Caravan編

「MUSIC SOUP 45rpm」のために書いたナレーション。
そのアーティスト紹介とエンディングの原稿を再現。
今回は、幼少時代を南米ベネズエラで過ごしたというCaravan編。
収録場所は、湘南にある彼のプライベートアトリエ「STUDIO BYRD」(神奈川県茅ケ崎市)。
放送は2012年3月。
アトリエはとても気持ちよい空間だった。


番組オープニング

BGM「Cross Road Blues」by Robert Johnson

音楽は時に人生を左右し、運命を翻弄するもの。
例えば、音楽のために悪魔と取引をしたという
伝説のブルーズマン、ロバート・ジョンソン。
彼がレコード盤に遺したわずかな音楽は、
あらゆるポピュラーミュージックの原点となった。
わがままな耳を持つMUSIC MASTERたちが、
自分だけの音楽体験をとっておきの45曲に託して語る
栄養満点な音楽番組 MUSIC SOUP - 45rpm -
さぁ、冷めないうちに Bon Appetit.


アーティスト紹介

MUSIC SOUP。
今回のゲストは、Caravan。

カリブの海から茅ヶ崎へ、
月の砂漠から太陽の地中海へ、
おおらかな旅を続けるMUSIC MASTER。

彼はいつでも地球のスキマから
人なつこい音楽を取り出してみせる。

そんなCaravanが選ぶ45曲とは?


Caravanが選んだ45曲の最後の1曲

Bob Dylan「The Times They Are a-Changin'」


エンディング

時代は変わっても、
人はみなそれぞれの旅に出る。
世界を見て、己を知る。
旅ほど素敵なSHOWはない。

音楽に選ばれた旅人、Caravan。
その人生はロードムービーのようだ。

クランクアップの時が来るまで、
彼は何度もギターの弦を張り替え、
見知らぬ物語を歌うだろう。

その歌がやがて、
大いなる予言となる日がやってくる。



all photos by komurock@茅ヶ崎

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