小森桐乃

致し方無し。

小森桐乃

致し方無し。

最近の記事

二割晴れなら晴れだよ

お元気ですか。 目視による天気の判定は、 空の二割に雲が無かったら 「晴れ」なのだと聞く。 書くことは、言葉に表出させることは、 血の出る営みではあるが、 呪うためのものじゃ無い。 きっと視覚芸術も。 梅雨が近づき 湿り続きの空も、 切り取り方次第では 晴れ判定なのかもしれない。 ずっと過去の痛みを想って、 想い続けて巡っている ただただ痛い合法ループを 忘れられるほど遠くに行きたい。 一歩一歩踏ん張るしか無い。 小さな小さな一歩を重ねる。 走馬灯を見るような目よ

    • 会いにくんの早すぎじゃね?笑 あたしもっと待てるんだけど!

      今は身体のない彼女が、身体のあった頃に書いてたブログの在処が不意に呼んだので、いそいそと手ぶらで会いに行った。 ありがとうインターネット。 こんばんはインターネット。 感謝するの初めてでごめんインターネット。 ブログタイトルだけで辿り着けるという軽快さ。 埋もれないタイトルを付けた彼女にも感謝。 あなたが望んだかはわからないけれど、インターバルを挟んで、私はまたあなたに辿り着きました。 もう身体のあるあなたに会えないとか、絶対的不在があるという感覚ではないの、なんでだろ

      • 表面張力臨界点突破

        こんばんは。調子はどうですか? 妄執に囚われ、このままでは好きなものも、似たような何かで代用し得ると感じました。この気づきは想定外で、恐ろしい。似ている、ということは、裏を返せば構成要素が近しく見えているだけで、全くの別物です。一生等しくはならない、偽物の何か。 考えているうちは、振り払おうとしているうちは、まだまだ執着しているのです。 お腹が空かなくてもたくさんご飯を食べ、とうに切れているはずのホルモンの効力を過信し、とにかく自然に逆らって生きているようです。身体は一

        • 行き過ぎたサニーサイド

          行き過ぎてるふたりで二段階右折して広いカフェへ、取り留めなく取り戻すように会話し、予定の喫茶店など3軒に振られ、どんなに闇に踏み入れようとこれは表側って感じで、めちゃくちゃ生きてる心地がした。昨日の夢では彼が息絶えた野生動物を川に弔っていて、ジブリっぽいと思った。

        二割晴れなら晴れだよ

          何のことやら

          調子はどうですか。 プラスとマイナスを行ったり来たりの気温が続き、流石に公園は寒くて、暖かさを求め屋内に吸い込まれる日。風が強いので尚一層寒さが染みる。 昼ごはんに甘酒だけ。お腹と体がパンパンな状態より幾分いい気がする。自重が重すぎるせいもあるのだがとにかく動くのがだるいのだ。 インスタレーションを観る。 美しいものを観ると打ちのめされてしまう。 キラキラとした、そのキラキラという音の角に激しく当たってしまう。 今、何を観ても、心動かすのを待たずに心が壊れる。とても

          何のことやら

          バックアップ

          お元気ですか? 一昨日は近年稀に見る積雪で、しばらくぶりに冬が来たなあ、なんて思いました。 毎日の昼休みを、晴れてもほぼ日の差さない公園で過ごしてる。喫煙者たちが集うんで、非喫煙者の私は、受動喫煙しに来てるのかもしれない。病気かよ。 鳩と鴉が近くでゴソゴソいってて、おい私が食べてるのはチキンだぞ、と目でいなすが、あの子たちあんまりわかってないっぽい。 最近、そんなに生き急がなくとも、人生そう長くはないらしい、という気持ちになることが多くなった。自分の意思で早々に降りよう

          バックアップ