マガジンのカバー画像

化粧方法の決定版!『容顔美艶考』解読

14
江戸時代の女性の化粧方法を細かく指南した、女性必見メイク本。オネエかもしれない(?)著者の毒舌ぶりが冴えわたる、一味違った古文書の世界を堪能できます。
運営しているクリエイター

記事一覧

女性必見!江戸時代の化粧道具ご紹介VOL,2『容顔美艶考』解読⑭

前回に引き続き化粧道具のご紹介と、なぜか首筋についてだけ著者が述べたいことがあるようです…

女性必見!江戸時代の化粧道具ご紹介VOL,1『容顔美艶考』解読⑬

今回は今までとは少し趣旨が異なり、化粧道具の使い方をご紹介する回となります。まずは、おし…

女性必見!江戸時代のお風呂に入るときの化粧法。『容顔美艶考』解読⑫

今回は、かげの化粧といって鏡を見なくてもできる化粧法と、お風呂に入るときの化粧法について…

女性必見!江戸時代の超かんたんメイク方法。『容顔美艶考』解読⑪

今回は簡単なメイク方法をいくつかご紹介します。手抜きではなく、意図的に薄化粧にする方法で…

女性必見!江戸時代の顔色別&脂顔の化粧法。『容顔美艶考』解読⑩

前回は色黒・色白の人の化粧法でしたが、今回は残りの3パターンと、脂顔対策についての化粧法…

女性必見!江戸時代の色黒・色白の人の化粧法。『容顔美艶考』解読⑨

今回は顔色編です。項目ごとの説明が長めのため、色黒と色白の2パターン限定のご紹介となりま…

女性必見!江戸時代の化粧法~くちびるの厚い人の化粧など。『容顔美艶考』解読⑧

今回から下巻に入ります。まずは顔のパーツに特徴のある方の化粧方法をご紹介します。 ですが、ここでひとつお詫びがあります。 私の入手したこの『容顔美艶考』、下巻はページの欠落がいくつかある上、紙の劣化で文字の判読ができない箇所が多数あることが判明しました。 これは如何ともしがたく、苦渋の決断ですが、それぞれの項目においてすべて解読できるものだけを取り上げることにしました。 特徴のある顔の部位を語るのに、「あれ?これはないの?」と疑問に思われることもおそらくあると予想し、

女性必見!江戸時代の妾と子どもの化粧法。『容顔美艶考』解読⑦

世代別・立場別化粧シリーズの最終回です。最後はお妾さんと子どもたち(⁉)プラス尼様の化粧…

女性必見!江戸時代の女中の化粧法。『容顔美艶考』解読⑥

世代別・立場別化粧シリーズ。今回は下働きの女性にスポットを当てた指南となります。 腰元衆…

女性必見!江戸時代の女性の世代別化粧法~ミセス編。『容顔美艶考』解読⑤

世代別・立場別化粧バージョンの2回目。前回からもうちょっと年齢が上がり、今回はミセス編で…

女性必見!江戸時代の女性の世代別化粧法~若い女性編。『容顔美艶考』解読④

この古文書には、世代別や立場によって異なる化粧の仕方についても、いろいろ書かれています。…

女性必見!江戸時代の女性のおでかけ用メイクとは?~人込み編~『容顔美艶考』解読③

前回は、優雅な行楽に参加する際のメイク方法でしたが、今回は人が大勢集まる場所でのメイクの…

女性必見!江戸時代の女性のおでかけ用メイクとは?~行楽編~『容顔美艶考』解読②

前回は季節ごとの化粧方法でしたが、今回はおでかけ用で、特に行楽を中心とした雅な催しものに…

女性必見!江戸時代の女性の季節の化粧方法とは?『容顔美艶考』解読①

江戸時代の女性はどのような化粧をしていたのか?その単純な疑問に答えるこの古文書は、実に詳しく化粧方法について語られています。著者の二人は浪花の男性ですが、よくぞここまで調べたなと感心する内容となっています。某有名化粧品会社も所蔵しているこの『容顔美艶考』。今回はこの中から、それぞれの四季のメイク方法についてみてみたいと思います。男性もぜひご覧ください! 春の化粧法まず、春にもなれば、日々陽気が増して 気が上に昇る時なので、化粧を濃くすれば ツヤがなくなり、ところどころムラが