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山東京伝『骨董集』解読本

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『骨董集』シリーズを全部ここにまとめました。1記事あたりの分量が多めのマニア向けになっています。出典などすべてが山東京伝の力業。すべて訳したものですのであしからず。全11本。
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記事一覧

昔の竹馬はこれです!江戸後期の古文書、山東京伝の『骨董集』上巻を訳してみた~第1…

山東京伝をご存知でしょうか?江戸後期の売れっ子作家でたくさんの作品を生み出した人なのです…

銭湯の初めはこんな感じ!江戸後期の古文書、山東京伝の『骨董集』上巻を訳してみた~…

前回の第1回目は、竹馬の今昔、蝙蝠羽織など、挿絵によってわかりやすく説明されているものが…

日本のお風呂特集!江戸後期の古文書、山東京伝の『骨董集』上巻を訳してみた~第3回…

前回の第2回では、この上巻の目玉、風呂に関する謎を解く項目が登場しました。引き続き今回も…

猫のノミ取りという仕事があった!江戸後期の古文書、山東京伝の『骨董集』上巻を訳し…

前回の第3回では、風呂と餅に関する謎について、山東京伝の詳細なリサーチが光った内容となっ…

鰻の蒲焼きの名前の意味とは?江戸後期の古文書、山東京伝の『骨董集』中巻を訳してみ…

前回までの上巻では、風呂を中心とした身近な面白いネタがたくさんありました。今回からの中巻…

提灯と行燈、どう違うの?江戸後期の古文書、山東京伝の『骨董集』中巻を訳してみた~…

前回の第1回目は、帯・こたつ・うなぎの蒲焼についての考証でした。今回は、提燈(原文では挑…

笠に隠された日本女性の秘密!江戸後期の古文書、山東京伝の『骨董集』中巻を訳してみた~第3回(全6回)

前回の第2回目は、提灯・行燈という火を灯すものに注目した、山東京伝の考証でした。今回はたった一項目「笠」です。現代ではまったく使われなくなってしまいましたので、あまり関心が持てないかもしれませんが、なかなか興味深いことが書かれています。日本女性の笠の使い方に隠された秘密とは?乞うご期待!(これは考証随筆で、全文が訳したものです) 1.笠の下に布を垂る『秋斎間語(宝暦三年印本)』巻の二に、 享禄二年の古画が載っている。 後述のように、今思うには、家長の女性は 被衣※のような

お待ちかねの仏像!江戸後期の古文書、山東京伝の『骨董集』中巻を訳してみた~第4回…

前回の第3回では「笠」に特化した山東京伝の考証でした。日本人の考え方が反映された驚くべき…

二束三文という言葉の由来は?江戸後期の古文書、山東京伝の『骨董集』中巻を訳してみ…

前回の第4回では、ようやく登場した仏像関連「大津絵の仏像」を主とした、山東京伝の考証とな…

打出の小槌の由来とは?江戸後期の古文書、山東京伝の『骨董集』中巻を訳してみた~第…

前回の第5回目では、「二束三文」という言葉の由来や、「三味線」の発祥についての考証でした…

「見世棚」の名前の由来を知る!江戸時代の古文書、山東京伝『骨董集』を訳してみた

山東京伝『骨董集』リターンズ。今回は下巻の中から、どうしても訳してみたかった「見世棚」に…