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いま、私はどういう物語の渦中にいるのか

こんにちは、中里です。
6月になりましたね。もう2022年が折り返し。
目眩がするほど日々が早いです。

5月はずっと体調不良で
色々滞っていたのですが
この1ヶ月の強制ストップ期間で
人生を色々考えることができました。

GW中にひっそり募集した
サービスがあるんですが
思ったよりあまり売れなくて
そして私もそのコンセプトに
ワクワクしなかったんですよね。苦笑

結局私は何が伝えたかったのか。
そんなことの答えが、約1ヶ月考え続けて
出てきたので
備忘録的に残しておきたいと思います。

「自分の取説を作る」から「物語の引っ越しをする」へ

自分の取り扱い説明書
プロフィールをつくる

そういった手垢のついた表現でパッケージしてしまった企画は
本当にやりたかったこと
やっていこうとしていることは
「物語の引っ越し」でした。

これをお読みの皆さんは
いま、自分はどんな物語になんの役柄で出演してますか?

え、意味がわからないですか笑

私が、会社員時代に
こういう話をメルマガで書いたことがあります。

30代の前半の会社員時代
立ち上げた新規事業は誰も応援してくれなくて

誰も私の話を聞いてくれなくて
定例会議もいつの間にかたち消えになり
一人で新規事業をやっている
という時期があったんです。
みんなに無視されて辛い状況でしたが、
「私はこの会社に毎日通ってる
 コンサルタントなんだ」という設定で
毎日元気に出社していました。

これね、
第三者から見ると「会社で居場所のない人」
なんですが
私にとっては
「独立してフリーでやっていくための予行練習を
 固定給を払いながらやらせてくれる
 ありがた〜い会社」
という設定でした。

第三者から見たら
非常に辛い状況だったと思うんですが
私が生きている世界は
全く別ものだったんですよね。

で、ひとつメタからみると
「会社員が起業に奮闘する物語」でした。

独立するという目標に向かって
当時は希望に溢れていました。

それで独立しまして
いくつかサービスを提供するなかで

プロフィール作成という表題で
これまで何名かをサポートしてきました。

コミュニティの作り方を教える、という仕事が
一番売れたのと、楽しかったので
わたしはコミュニティの人になりました。

色んなサービス提供してきて
一周回ってやっぱり
プロフィールとか
自分の棚卸しができてない人は
コミュニティも作れないな、と思って
GW前に募集したのですが
自分がそのパッケージにワクワクせず
あまり売る気になれなかったww


で、今回の冒頭の話に戻ります

わたしは何がやりたかったんだっけ?


サービスという手段がどうあれ

私がやりたいのは

その人が生きている物語を
一緒に俯瞰して視点を変えて
他人も自分も一切変えることなく
指一本動かさずに(比喩です)
物語を引っ越しする
ということだったんです。

倒れ込んでいた5月に
哲学を学ぶ機会に恵まれて
こうした気づきを頂きました。

今年で40歳
色んな物語の主人公になり
新しい物語を生きてきました。

ある時期は、結婚を目指す婚活女子物語。笑

婚活で500万くらい溶かしながら
七転八倒して5人目の婚活相手で
1ヶ月で婚約して3ヶ月で入籍!しました。

このときも婚活潜入ライターばりに
男性を分析したり自分のメンタルの記録をして
婚活本を出せました。
2019年頃に出た本です。

結婚後は、
子育てしながら起業している女性という物語。
まさにいま、未就学児を育てながらという
共感されやすいストーリーを生きています。

都度、自分の脳内設定を変えながら
結構しんどいと言われがちな状況を
楽しく生きてきました。

○○をするには、〜〜でなければ!
って本当か?

物語を攻略するにあたり
ゲームもそうですが、レベルアップやゲームクリアにはルールがあります


起業するには会社員である程度成功しなくては
結婚するには痩せなければ
出世するには〜〜資格を取らなければ


という、その条件付けですね。

でもこれ自体が
自分の背景に溶け込んでいる
なんらかの設定に絡め取られているんですよね。

この背景に溶け込んでいる物語に気づいて
そのシナリオを書き換えたり
違う物語を見つけてそこに入り直せば
人生っていつからでも、いくらでも
変えることができるんです。

動かしたい相手の
物語を掴むことができれば
人と仲良くなったり
相手の人生の重要人物になったり(結婚したり)

そんな事は結構簡単です。

この「物語に気づく」
自分の「物語を書き換える」
相手の「物語に入り込む」


こういうことを、
私はやってきたんだな、ということに
病床に臥している5月に気がつきました。

で、

自分の人生の先々に希望が持てないとか
ワクワクしなくなっている
という時って、
他人がしいた物語の中で
面白くない配役をやっちゃってる時なんですよね。

わたしが鬱々してるのも
いまの物語に飽きて新しい物語を
見つけられないからなんだと気がつきました。

もし、同じ状況の人がいたら

抜けましょう。一緒に。

で、どーやって、他人がそれやれるのか
すごい効果を約束するような
プロセスはまだ道筋が見えていません
サンプルが私のいくつかの物語だねなので
塾形式にするのはちょっとリスキー。


そして、わたしは起業塾という物語にも飽きている。爆

こんな人にも飽きている⬇️

「ここに参加したら
 なんとかしてくれるんですよね」
というマグロな参加者さんも
無理です。

という感じで
ちょっと世界観の引っ越しについて
哲学と歴史と経済学と占星術を
学び途中の私のアウトプットを
生で聴きながら
試行錯誤するラボみたいな活動を
したいな、と思いました。

なので本当に
「考えたくないから答え欲しい」
というスタンスの人は
あと数年待ってください。

そんな人でも読むだけで
聞くだけでなんか変われそうなコンテンツ作りますから。笑

たぶん、これが私の40代の新しいテーマに
なると思うので、
ラボは一緒に思考できる人と
ご一緒できたらと思います。

条件とか内容は、いただいたリアクションの方々の問題意識やキャラクターで決めます。

他人の物語で成功した末路

2020年までは
ありものの物語の中で
目標を達成し続けることに
とっても充足感を感じていました。

たくさん攻略本があったから
イージーで希望の持てるゲームでした。

会社員→独立 プレイ時間10年
読者→著者 プレイ時間1年
婚活→結婚 プレイ時間5年
妊娠→出産 妊活1年、以降終わりなき親物語

目指していた時間をプレイ時間としています
目指している期間は物語に熱中できる時期で
本当に楽しいんです
何かを目指している自分が大好きでした。

「ない」から「ある」へ
色々なものを獲得してゆくプロセスが
とにかく楽しかったのですが

かつて欲しかったものは全部「ある」
じゃあ、年商を増やして
顧客数を増やしていくゲームを
続けたいのか?

著者として次の目標はなんだ?
冊数ではない販売部数?うーん
もっとプロセスだよ

妻や親として次は??
どうしたいの?
子供を金持ちにするのか??

諸々、なった後にどうしていくのか?

数字を増やすゲームも悪くはない、ない…
一瞬はそれで盛り上がるんだけど
数ヶ月とか1年単位の目標を達成すると
しばらく、自分が目標ロスになって
何もする気が起こらなくなりました。

きっと、資本主義の終焉と言われていることに
近いトレンドだと思うんですが

親やちょっと年上の人が
追いかけている物語がもう死に体になりつつあって

かといって
お金を嫌悪!悪い!と
経済に背中を向けて叫ぶ姿勢も
なんだかちょっと違う・・・んですよね

酸っぱい葡萄だ!と叫ぶようにしか見えない

どっちを選んでも
(え、どっちかしかないの?)的な閉塞感。

じゃあどうしたらいいの?
何が正しいの?当たりなの?正解なの?

という正解探し、あたり探しをして
商売っけたっぷりの誰かが保証してくれるものの中から
ゴール探し物語探しをする、というのも
違うと思う人と一緒に、

時間・空間・メタ視点から
考え直してみたいな、と思っているんです。

あー、こんな曖昧な記事を
公開するのはかなり勇気がいるので
そのうち消します。

コンパクトにURLにして
さっと配信できるツールが
このnoteくらいしか思い浮かばないので
こちらにひっそり公開します。

それでは、また!

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