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もしも今、女子大生だったら仕事と家庭の両立のために何を準備するか

こんにちは、今日はいつもの「じぶんの薬シリーズ」ではなく、この週末に女子大生の卒論テーマの協力をするので、その思考整理をします。
「仕事と家庭の両立」についてだそうです。

※ちなみに更新ボタンを押すのが日を跨いでしまい、連続更新日が途絶えて悲しいです。(どうでもいいけど)

で、私がまず、もしも女子大生だったら(約20歳若かったら)

これから社会に出て、就職して、結婚して子供を産んだときに
子供に寂しい思いをさせないで「両立するためには」
ということで質問をいただいていたので、考えたいと思います。

まず「両立」の定義を決める

「両立」とはどういうイメージで使っている言葉なのか。
言葉って人によってイメージしているものが違うのでこの定義から決めていくこと。それが自分の人生を作ることなんじゃないかなと思います。

私は、実はあんまり「両立しよう」とは思っていません。
バランスを取るのが昔から苦手だったので、私にとって両立とは、

仕事と家庭、どちらも大切にしたいときに
そちらに時間と労力をさかなくてはならない時に
いつでもそちらに全振りできる状態

を両立だと思っています。

時間数が同じ暗いとか、いつも決まった時間分どちらかにじかんを振り分けている、ということでは絶対にない、と思っています。

家庭を両立するための鍵はパートナー。

その上で、「家庭」とは相手があることですから
誰と/どんな人と家庭を築くのかが一番大切だと思います。

その女子大生の子が、
将来を考えたいような相手がいなければ

家庭の両立について1人であれこれ
理想を考えて時間を使うのは
あまり得策ではないような気がします。

どんなに勉強して学んでも
相手が「それは嫌だ」という人であれば
自分の理想は全て台無しになるからです。

そういう意味で、誰を好きになるか
誰と家庭を築くのかの男性の判断基準として
自分の理想や作りたい家庭像を考えておくのは良いことだと思います。

私はそんなことを一切考えずに
「好みのタイプ」
「自分のイメージする夫婦関係」の像に
ぴったりくるかどうかで男性を選んでいたので

35歳までまったく結婚できませんでした。

その分、たくさん恋愛をしながら
「こういう人がいいな」と軌道修正ができました。

両立の2つ目、仕事について

私が仕事と家庭の両立ができている、というのは
こういう状態です、と定義しました。

仕事と家庭、どちらも大切にしたいときに
そちらに時間と労力をさかなくてはならない時に
いつでもそちらに全振りできる状態

仕事を必要な時に

1歳半の娘がいるので
例えば今なら、

娘がちょっと病気になったら
1週間仕事をスパッと止められるかどうか

あるいは、在宅で育児をしながら
仕事をすることができるか

ミーティングにたびたび娘が出てきたり
事情を話して当日の急なリスケができるか

こうした仕事の上で
ある程度の自己裁量が認められる状態に
自分を置いておけるか

ということが大切だと思っています。

そのために、自分が家庭を持つ頃に
どんなスキルをどの方向性で伸ばしておけばいいのか

それを考えて準備をするといいと思います。

私ならこうする

もしこれから社会に出るところなら
まずは就職して

多少自分が育児や介護で現場を離れても
「また戻ってきてね」と言われる
スキルを身につけようとすると思います。

私は大学時代から
起業したいと思っていたので

・スキル
・顧客リスト(独立した時に仕事くれそうな繋がり)
・仕事仲間探し(いつか仕事をしたいと思える仲間)

この3つを20代のうちに
たくさん見つけられるように
動き回ると思います。

会社に入るなら、
自分で上流から下流まで関われる小さな規模の会社に入るかもしれません。

(どうせ大手にっても5年くらいで辞めるだろうから
 その時に一部の部分しか知らないともったいない)

自分がどんな仕事や職種に適正や
やりたいことがあるかによって変わると思います。

私は戦略的にというか
転職に失敗しながら小さい会社をウロウロしていたので
結果的にそこで0から立ち上げをすることが多くなりました。

結果的によかったです。

彼女のお母さんは、両立ができなかったのか?

その質問をする子が子供の時だから、
2000年くらいに生まれたとして
当時はまだまだ、メールで直行直帰とか在宅勤務なんてありませんでした。

ほぼなかった時代(自分が生きていた時を指して時代というとはw)なので
娘が「お母さんがいなくて寂しかった」
という気持ちを原点に卒論を書いているということには
同じ母として胸がきゅう、となります。

でも、お母さんが起業していたというのだから
起業できるくらい力をつけた実力と意思を持つ人なら

お母さんは自分からやりたくて、
その仕事にそれだけの時間を費やしてきたんじゃないかと思います。

同じ起業をした身としては
起業していたら、もっと仕事をしないで
娘と過ごす。今は仕事をしない、という選択肢も
あったと思います。
だって自分で決められるもん。

それが娘の「一緒にいたい」という気持ちと
ギャップがあったところに胸がきゅう、となります。

この内容を聞かれたことで、
「私は娘の学校が終わったら一緒に過ごそう」
と思いました。

いや、私も仕事をずっとやりたい時はあるから
その時は娘と「お母さん、これやりたいんだけど」と話して
彼女と一緒に集中タイムを作れるといいな。

ともかく、2021年の現代では、またこれからも
職種によるけれど
物理的な場所の制約がなくなったので
彼女のいう「両立」はしやすくなるんじゃないかと思います。

まとめ

今の若い子は(この言い方がおばさん臭い)、
結婚がすごく早かったりするので
「いつ子供をうむか」はパートナーとの話し合いで
決めていかないといけません。

20代でペーペーの頃に
産休育休ととって、時短勤務になったりすると
逆に仕事のスキルやポジションがつかないまま
肩身が狭い思いをしてしまうかも知れません。

自分にとっての理想の状態を描き
それを実現している人に話を聞き
しっかり準備しながら進んでいくことじゃないかなぁ

と、思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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