不登校に関する全国調査の結果を一次情報まで見てみました
こんにちは。こもくです。
私は現在31歳ですが、高校生1年生の冬に不登校(引きこもり)になりました。
自身の不登校の経験から不登校児への指導に強い関心を持っており、noteで記事を書いたり、個人の仕事として家庭教師をしたりしております。
さて、2024年3月26日、「不登校に関する全国調査 回答方法を見直しへ 文部科学省」というニュースがNHKで報道されました。
本記事ではこの「不登校に関する全国調査」を情報源まで見ていきます。
■NHKの記事内容
上記NHKの記事内容を一部引用します。
不登校のきっかけについて、生徒と教師との間に認識の差があると指摘しています。
気になったので一次情報まで見てみました。
一次情報は下記Webサイトより確認することができます。
■不登校のきっかけ
以下、一次情報より引用します。
生徒が不登校になったきっかけについて、教員と生徒自身と保護者に尋ねたものです。
上のグラフを見てみると、ほぼ全ての項目について生徒自身と保護者の間に認識の開きはありません。
1)「教員」と「生徒と保護者」の間での認識の差
他方、「教員」と「生徒と保護者」の間では認識が乖離している部分があります。
下のグラフで、赤線が引いていある箇所です。
生徒と保護者は不登校のきっかけだと考えているのに、教員がそうは思って項目が次の通りです。
これらの事項は、現状として教員が把握できていないということです。
対処に向けて、生徒や保護者が自発的に動く必要があります。
2)「教員」と「生徒と保護者」の間での認識の一致
「教員」と「生徒と保護者」の間で認識に差がある事柄を上で紹介しましたが、認識が概ね一致している箇所もあります。
グラフを再掲します。青線部にご注目ください。
学業周りのことは、教員が把握できていることがわかります。
学校側に対して、相対的に相談しやすいかもしれません。
また、個別指導塾に通うことや家庭教師を雇うことも解決策になるかもしれません。
■関連書籍
元不登校児として、読んで心が少し楽になった書籍をご紹介します。
上記書籍は初月無料のサブスクKindleUnlimitedで読むことができます。
不登校の方と保護者様が少しでも心穏やかになれるよう祈っております。
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