10 カウチサーフィンて安全なの?私編

カウチサーフィンは女性は特にリファレンスを見てホストにリクエストを送りましょう。なんて書いてあるけど私はリファレンスはあまり気にしていない。ホストが良い人で最高のステイだったとしてももしそのお家が不潔だったりシーツが臭いなんてなったら私は喘息持ちなので発作が起こってしまうだろうし眠れない。それは私には危険だ。どんなに良い人でも騒音ハウスだったら眠れないし次の日からの旅行に支障が起こると思う。レイプの心配が無い年齢だけ貴重品管理やどんな種類のトラブルは無いに越した事は無い。そういうのあまり気にしない学生やバックパッカーにはカウチサーフィンは大丈夫だと思う。

私がした「危険なカウチサーフィン体験」はホスト編とゲスト編両方ある。あまりネガティブな事書くと「あなたの引きが強いのでは?」と思われたり言われたりするのはかなり不本意なのですが忘備録に書きましょうか。

私がした「危険は体験」ゲスト編。実は私はこの時のカンクンのホストAと今もまぁまぁ連絡は取っているしコロナ前にメキシコに行った時にたまたま私の誕生日を重なっていた時にわざわざホテルまで来てプレゼントとお花までくれた。今でも私を大切な友達だと思ってくれている。

しかしこの彼が私に「恐怖体験」を与えた超本人。カンクンには友達も増えて定宿もありわざわざCSホストを見つけることもなかったけれども新しい体験好きだったのでAにリクエストを送ったらOKだったので友達の家から2泊3日の荷物だけ持ってお泊りに行った。Aはベッドルームを私にくれて自分はハンモックで寝た。ワンちゃんの鳴き声で二人とも大睡眠不足!それでも二人で海やシカレ海洋公園で遊んだりして楽しんだ。夕食は私がご馳走してあげたかったので5thアベニューの結構お高いイタリアンをご馳走した。楽しい1日だった。翌日も遊んで夜はAの友達の家に行った。Aの友達もカウチサーフィンホストをしている。

Jの部屋で私は持ち込んだ日本米を炊いてちらし寿司やから揚げにお蕎麦など御礼に日本食をふるまった。皆で楽しいパーティタイム。ビールにワインにテキーラを楽しんでいた。そのうちAの姿が無い事に気づいた。Jも居ない。あれ?ほかの友達は一緒に飲んだりして同じ部屋に居た。「あれ?AとJは?」と訊くと「わからない。」という。「??」状況が読めない。メキシカンスタイル?気にしないで過ごしていたけどちょっと長い留守。なんで?と思って外に出てみた。外に出るとAとJがマ〇ワナを楽しんでいた。私と目があって「やっべ。」という顔をした。私も気まずく「あ、私そういうの人がするのは気にしないから。楽しんでね~。終わったら部屋に戻ってきてね。」と言ってやり過ごした。そのあとも楽しく飲食してパーティはFin.

次の日朝6時のフライトだった私を2時にカンクンの空港まで送ってくれて「使ったら捨てていいよ。」と言ってお布団と寝袋までくれた!おかげ様でカンクンの空港で地べたに寝ている人達のお隣で私はお布団で寝てぐっすり朝まで健康体だった。そのお布団セット置いていくと他の人達大喜びだった。(仮眠したとしても今考えたら飲酒運転?こわっ)

という事で私はカウチサーフィンで親切なAというホストと会ってローカルな体験をした。だけど、もしその時に警察がたまたま道を通りかかった、近所から通報があった、何かあって彼らのマリワナが見つかった。等あってその場にいたスペイン語話せない旅人の私がそこにいて何かあったらどうなるの?逮捕?帰国不可能?と後からモヤモヤしてきて考えると腹が立った。自分にもAにも。Aを選んで遊びに行ったのは私。だから自分に腹が立つ。カウチサーフィンは知らない人と会うのだ。その知らない人は良い人でもマリワナを吸う人だなんていうのはプロフィールにはない。最後まで親切だったけど、これって危なくね?って今でも思っている。

私はホストに傷つけられたわけでも何でもないけど「考えなし」のホストに「危険な目に遭うかもしれない可能性」を与えられたのだと思っている。そして私が「このホストは良い人ですけどマリワナ吸っていました」なんてリファレンスに書く訳もない。。。

よく女性のカウチサーファーが男性のカウチサーファーに苦言するリファレンスを見かける。男性の家に行く方が悪いんじゃない?それかホテル行けば?お金を節約しようとしてせこい事するからそうなるんじゃない?って思ってしまう。

この記事が誰かに読まれているかわかりませんが、読んでくださっている方いらっしゃったら私の事も「ホテル行けば良い。」と思ってらっしゃる?


この記事とは関係ないのですが、カウチサーフィンではなくAirbnbで泊ってくれた某アジア系アメリカ人の大好きだったKさん。毎年日本に紅葉や桜の写真を撮りに来ていた。仕事をリタイヤしたからアメリカに遊びにおいでと言ってくれたので2020年の5月にチケットを取っていたのですがLAがロックダウンになり行けなかった。そして2020年の10月に癌で亡くなった。今でも受け入れられない。桜や紅葉を見るとすぐ側にAさんが居るような気持になるしAさんの家族も「Komoと一緒にお花見しているよ。」と言ってくれている。会いたいな、私を本当の家族の様に思ってくれてポスター作ってアメリカから送ってくれた。ずっとずっと思っています。写真ーいつか。てんやにて。