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マネーリテラシーをぶち上げる!お金の知識のつけ方まとめ

私たちの生活でかかせないお金。このお金という問題で悩まれている方は多いのではないでしょうか。お金の管理が上手にできない、老後が不安、これから日本社会はどうなってしまうのか?

これらの問題を簡単に解決はできませんが、予め対策を練ることは可能です。もしもお金のことでお困りだったり、将来が不安ならば思い切ってお金の勉強をしてみませんか?

学べば学ぶほど将来の不安は和らぎ、自分がどうすれば良いのかという人生の羅針盤が手に入るはずです。


マネーリテラシーをぶち上げる!

マネーリテラシー、または金融リテラシーと呼ばれる能力ですが、個人がお金に関して情報に基づいた意思決定を行うことを可能にするスキル、知識、行動の所有とされています。

実はこのマネー教育は最近まで日本社会ではされてきませんでした。最近になってやっと高等学校の家庭科の授業に金融という項目が追加されたと聞きます。

さて、このマネーリテラシーを身に着けるためにはどうすればいいでしょうか。一番早いのは座学。そして、実際にお金を使っていく中でお金の使い方を修正していくことでしょうか。

お金の勉強で代表的なものをお伝えしていきます。

お金の資格検定を受ける

お金の資格検定はおそらく就職や転職にはさほど役立たないでしょう。しかし、マネーリテラシーを向上して生活をより良いものにするためには役立つと言えます。

代表的なものとしてはFPと簿記。それぞれ、ファイナンシャル・プランニングと会計の基礎的な知識を学べます。

ファイナンス(財務)とは未来のお金のこと、アカウンティング(会計)とは過去のお金のことを扱うとされていますが、両方とも大切なことです。

FPの知識を学べば不動産を購入する際の意思決定、金融投資、税金について、保険商品の必要性などを考え直すことができるでしょう。

また、簿記の知識を学べば個人事業など小規模なビジネスを立ち上げる際に役立ちます。(特に個人事業では複式簿記で帳簿を残す必要があり、控除を受けられるなどの恩恵があります。)

読書習慣をつける

読書習慣をつけてマネー本を読むのもとても良い習慣です。1冊1000円~2000円くらいで一般的な書籍は購入できます。

本は著者の数十年と言える人生で学んできたことをまとめた結晶とも言えます。そのような情報のまとまったものが1000円~2000円で手に入るのはありがたいことです。

また、BOOKOFFなどの古本屋などでは一昔前の本が220円で買えるなどのSALEもおこなっていますし、勉強ビギナーにはそのようなところからお金を使い始めると負担も少ないでしょう。

こちらの時期に序盤に読むのにおすすめのマネー本を列挙していますので、ぜひご覧ください。

経済ニュースを観る

経済ニュースを習慣化すると世の中の動きがわかります。ああ、マイナス金利が解除されたのか、為替に日銀が介入したか、物価が高騰しているなぁなど、さまざまな情報を日常的に浴びるのです。

そのような情報を浴びることを当たり前にすることで、一歩先へ進むことができます。世の中の皆さんは忙しかったり理由をつけて勉強をしていない人が大半ですから。

こちらのテレ東BIZのサービスは定額購入することで経済ニュースを自分の好きな時間に好きなペースで観ることが可能です。月額550円のベーシックプランがおすすめで、1.5倍速や2倍速などの機能もついています。

経済誌を読む

経済誌はトレンドを知るのに大変よいでしょう。さまざまな特集が組まれていて、経済動向を知ることができます。

週刊ダイヤモンド、週刊東洋経済などが代表的な経済誌です。その他にもプレジデントなども良いかもしれません。

週に1冊、2週間に1冊のペースで刊行されるものが一般的ですので、気になるテーマがあったら書店やコンビニで手に取ってみましょう。

お金の習慣を身に着ける【実践】

さて、知識に触れる知識をつけるという話をしてきました。大切なことは身に着けた知識を実践し、実際の家計や金融資産の状況を良くすることです。お金の習慣を身に着けるにあたって効果的なことをお伝えします。

・月々の予算計画を立てる
・お金の記録をつける
・先取り貯金をする

などの習慣をつけるとお金の管理がスムーズになります。また、

先取り貯金をする

難しいことですが、月々の収入の中からどれくらいの割合を貯金するかを決め、先取りで引き抜いて貯金口座に入れてしまうのは効果的です。

手取り収入の1割~2割を先取りで抜いてしまうと良いでしょう。

月々の予算計画を立てる

毎月どれくらいの予算で生活するかを決めて生活を営みましょう。

例えば単身者の場合は手取り収入の1/3が家賃相場、食費は3万円くらいなどさまざまな相場があるので、それらを参考にすると良いです。

また、冠婚葬祭など突発的な支出が必要になることもありますので、その点も意識することが大切です。

お金の記録をつける

月々自分がいくら使っているか、またお金を使い過ぎないためにもお金の記録をつけるのは良いことです。

シンプルな家計簿やお小遣い帳のようなものでもよいので、お金の使い過ぎをしないように心がけるのです。

特にクレジットカードを使い過ぎてしまい引き落としができなかった経験がある人などは黄色信号。

クレジットカードの履歴を見直すことや記録することをおすすめします。最近では、各社でスマホアプリがありますのでそれらを活用して記録しましょう。

専門家や専門機関を活用する

生活に関するお金のことをお伝えしてきましたが、ここで例外の話として専門家や専門機関の活用についてお伝えします。

世の中にはお金の専門家や法律の専門家なる人がいます(税理士、司法書士、行政書士など)。それらの人は一般人には難しい問題について力になってくれます。

報酬を支払う必要はありますが、自分でその事柄を学び直すことや難しさを考え得ると専門家に代行してもらうのも一つの手です。

特に不動産の相続のような法律と税金の知識が複雑に絡むようなシーンでは専門家を頼ることを検討してみるとトータルでは得するはずです。

まとめ

マネーリテラシーを上げる方法についてお伝えしてきました。お金の知識を学べば私たちの生活はより良いものになり、将来の不安は和らいでいくでしょう。

お金の知識に関する基礎的なことを体系的に学び、それからは日常的にニュースに触れて経済誌を読むなどをしていれば、大勢の中から一歩先へ行くことができます。

もちろん高度なことは専門家に頼る必要などもありますが、まずは一番身近な家計管理について考え直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

お金は生活を営む中で最も便利な手段とも言えます。お金との付き合い方を今一度考え直し、より良いものにしていきましょう!

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