お金初心者は何の本を読めばよいか?読書家(自称)の私が徹底解説!
人生100年時代と言われる昨今。年金システムは崩壊するかもしれないと言われる昨今。みなさん、お金に関することでお悩みでは無いでしょうか?
物価が高騰しているのに賃金は上がらない。このままじゃあ、生活をするので精一杯で貯金も上手くできない。
そのような方に投資やお金に関する本をおすすめしたいと思いまして、いくつか推薦図書を列挙しました。
読書家(自称)の私が色々読んだ結果、厳選したものです。それでは解説を進めていきます。
金融投資って何?ギャンブルじゃないの?
金融投資って何?ギャンブルじゃないの?元本保証がないんでしょ?と思われて敬遠する方も多いかもしれません。
日本は投資後進国であり、普通預金への貯金が推進されていました。これまでデフレ傾向にあった経済の状況やバブル崩壊を経験していることから、投資を嫌がるのは仕方がないかもしれません。
しかし、今後の日本はインフレになり新NISAやiDeCoなどの制度も拡充されてきました。これは老後のことは自分でどうにかして欲しいという国からのメッセージだと私は感じるのですが…。
投資でお金が増えることを知る入門書「金持ち父さん貧乏父さん」
さて、ここからは投資をするにあたっておすすめのマネー本をいくつか紹介します。まずは、ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」です。
この本の作者が一貫して言及していることは労働者ではなく資本家を目指さなければ経済的自由は獲得ができない。そして、資本家とは人を雇う経営者とお金がお金を生む投資家であるという話です。
一部ではマルチ商法の勧誘などに使われていることもあり、悪名も多少なりともある本ですが、「お金=働いて賃金を得る」ということ以外の世界を知るためには良いきっかけになる本だと思います。
とても有名なフレーズはこちらです。
この本を読むと住宅ローンを組んで自分たちのための住まいを購入することは果たして正しいのかと考え直すことになるかもしれません。
お金の世界を知るおすすめ本「お金持ちの教科書」
人間は自分の住んでいる環境や、自分の所属している階層によって金銭感覚が形成される気がします。
有名な野村総研の金融ピラミッドというものがあります。社会は頂点に超富裕層の資産家がいて、順番に富裕層、準富裕層、アッパーマス層、マス層と
大別されるという調査です。
※このデータは2021年のものであり、2024年現在より格差は拡大していると思われます。
しかし、このような社会階層やカラクリは普段は私たちは意識などしません。そもそも資本主義社会であることや、お金がお金を増やすことなど意識しないように私たちの多くの人は教育されています。
このような社会のカラクリを意識できるのが私のおすすめしたいお金持ちの教科書という本です。普段は意識しない投資の話や税金の話など、金持ちが暗黙の了解で行っている情報のさわりの部分に触れることができます。
社会のカラクリが見える!?「臆病者の億万長者入門」
かつての社会は住宅ローンを組んで会社という組織に仕えることが正解でした。しかし、社会は変わってしまった。
住宅ローンを組むとは言わば不動産という資産を前もって将来を担保に購入することですが、その戦略が通用しない今、私たちはどうすれば良いのでしょうか。
冷静に淡々と社会のリアルを書き続けている作家の橘玲さんの本です。この本は私たちがどのような金融ポートフォリオを組んでいけばよいかということを考えさせられます。
幅広くお金の知識が学べる「お金の大学」
お金まわりの幅広い知識が得られます。投資のみではなく、保険に対する知識、節約に関する知識、副業でお金を得る方法などを知ることができます。
この本の著者のリベ大の両学長はFPや簿記の勉強を推奨していますが、僕もそれには賛成です。ファイナンシャル・プランニングは未来のお金に関すること、会計は過去のお金に関することを考えることができます。
ちなみにこの「お金の大学」よりも少し掘り下げた内容がFP3級の試験内容だと思うので、この本を読んで気になった方は受験を検討してみても良いかもしれません。
まとめ
お金について考えることは人生について考えること。私はそのように考えています。
自分も沢山お金の失敗は今までの人生の中で沢山したし、今でも上手くいかないことだらけです。
それでも、本当に危ないことになっていないのは多くの知識を予めインプットしていたからだと思います。
SNSやブログ記事などのネット情報ももちろんのこと、書籍だと体系的にさまざまな知識を学べます。今回はお金に関する知識について学べる本をまとめました。是非、書店に寄った際には私のオススメ本を手に取ってみてください。
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