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「愛の絵」著・中野京子 読書感想文

「怖い絵」シリーズでおなじみ中野京子さんによるわかりやすい絵画の解説文です。
今回のテーマは「愛」。
ギリシャ神話の神様や有名な画家の自由な愛、それに因む絵が紹介されています。

私は絵心もなく、特段知識もありません。
今まで絵を見て感動したのは藤城清治さんの影絵だけです。
それなのになぜこの本を読むに至ったかというと、文学と歴史が好きだからです。
歴史が好きな人ってたぶんミーハーだと思います。
著者の中野京子さんはプロフィールを拝見すると、ドイツ文学者であり西洋文化史家なんですよね。美術史家ではない。
たぶん、中野京子さんもミーハーなんじゃないかな。
じゃないと、こんな本何冊も書かないと思うんですよね。

ちびちびと1か月半くらいかけて読んだせいで大した感想は書けないのですが、ある画家の人生について書かれた箇所にあった言葉を一つ。

「結婚生活が幸せだった人はまた結婚する」

なるほど~と唸りました。
あとは、やっぱりギリシャ神話に出てくる人たちは本当に魅力的で面白い。
私は神様はあまり信じていないのですが、あの人たちのことはとても好きです。
バッカスって結構良い人だったし。

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