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妄想日記⑲もしも私がおじさまだったら。

ポストからA4サイズの茶封筒がはみ出していた。厚みがあり、かじかむ手で取り出すのも一苦労した。
裏側には「小夜」とだけ書き記してあった。
部屋に戻って中身を確認する。
クリップで止められた原稿用紙が現れた。
少しばかり読み進めると、小説であることがわかった。
今夜はこれを読むとしよう。
その前にこの寒さをしのぐために何かを飲まなければ。


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