詐欺に遭った話

タイトルの通り、Otonoha、詐欺に遭いました。
分類でいうと、【融資保証金詐欺】。

前回のnoteからわずか2ヶ月。

この間に、ミュージカルでは盗難事件が、そしてそれの分を賄うために、
申し込んだ融資がまさかの、<銀行融資>に緻密に似せてた、詐欺。

(私はいつになったらこの負の連鎖から抜け出せるのだろう、と
もうこの人生を終わりにしたいと切に願いながらも、
会社に残った借金を、そして奨学金を残して死んだら迷惑だから死ねない、
と逆に生きる気力だけはのこったので良かったのかもしれない←)


まあ、それは置いといて、私の周りには個人事業主も経営者も多いので、
あとなんか特殊な詐欺だったので、こんなのもあるんだよって、
せっかく経験したからには、発信のネタにしとこうと思います。

<概要>
4月10日 スター銀行を名乗る電話、融資の案内
4月12日 銀行の委託先として融資担当の会社を紹介される。
       一週間かけて、謄本だったり決算書の審査
4月18日 融資実行日。保証金として184万円振込。
4月20日 詐欺と発覚するも土曜日。銀行連絡できず終了、、

184万!?は!?という金額ですが、一気に請求されたわけではなくて、
「整理番号が違うのでやり直してください。今日中に融資金額に加算して、
返すので、もう50万円振り込んでください」みたいなやり取りで、、、

今こう書いてると、いやおかしい、って思えるのですが、

その時は銀行だと信じてるし、(ホームページもめちゃ似てて、警察もこれは違いわかんないね、と、、もう消されてるけど、、)、お金もないしで、、




ほんっとうにばかだった



詐欺だと気づいたのは土曜。
保証金はすぐ返ってくるから、と大切な人たちに借りたお金。
すぐ返せると伝えていたものの、その返せるお金は嘘だった。


本当に自分が馬鹿すぎて、恥ずかしくて、もう消えてしまいたくて、

借りたお金をどうすればいいのか、わからず、もう最後の頼みの綱であった、大学院を援助してくれた親戚のおじさんに電話。

結果、借りたお金を立て替えてもらえたのです。
それと引き換えになったのは、


Otonohaを廃業させること




もうしょうがない、と。
心は決めきれないけれど、やめるしかないのだと、
諦めの境地に至っていた。

おじさんには大学院のお金も返していないのに、
こんなことにまで巻き込んでしまったから、
その言うことは<絶対>だった。

はずだった。

おじさんはおばあちゃんの弟。

今回の話で、おばあちゃんもそれはそれは干渉してくる。

その中で
「事故だの盗難だの詐欺だのって、、みほちゃんがこんなに運が悪いのは、障害のある子たちに関わっているからで、悪いものが取り憑いてるんじゃない?」


絶句。


もう言葉が出なかった。


悔しさと悲しさと、そこから湧き上がる一つの信念、

この、<障害差別>を無くしたいからはじめたんだ。
私はこれに苦しんできたんだ、母も弟も、おばあちゃんたちの言動に
どれだけの涙を流してきたことか。


一緒に頑張ってくれてる仲間を、大好きな子どもたちとの
あの尊くて、かけがえのない一瞬一瞬が否定された気がして、

何より今までの全てを、そして大好きな弟を否定された気がして、
ひとしきり泣いた後に出た結論は、

「絶対に廃業なんてしない。」



これまでたくさん迷惑をかけた人がいます。
たくさんの失敗をして、まだまだ未熟です。
その人たちのことを思うと、申し訳なさで
苦しくなる。

でも、確実に子どもたちの、居場所になっている。
学生が、未来に羽ばたいていける、居場所が、ある。

これは私一人じゃ到底なしえなかったことで、
Otonohaの理念に共感してくれる人がたくさんいるからできてきたこと。

そんな大切にされている場所を、
私のこんなばかな事件で壊すわけにはいかない。


一旦、会社員になりますが、小さくとも細々とでも
Otonohaを続けるために、そして立て直すために、
できることから、リスタートさせます。🔥


そして、みなさん詐欺は本当にどんどん分かりにくく、
巧妙になっているので、、こんなケースが増えているそうなので、
くれぐれもお気をつけて、、😭


次はもう絶対、明るいnoteを書く!!!書きます!!

生きるのだあああああああ


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