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自動車会社フォトグラファーを2020年定年退職、プライベートでは「Ground Col…

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自動車会社フォトグラファーを2020年定年退職、プライベートでは「Ground Colours(地上の色)」をテーマに風景写真撮影を撮り続け40年以上が経過、趣味の自転車を含め二度目の人生にチャレンジ中。興味ある楽しいコラムが書けるようになれればと思います。

マガジン

  • 風景写真工房「丸」

    「Ground Colours」と言うテーマに、風景写真歴40年以上の私の作品集です。 その時の思いを色々綴っています。 Landscape Photo Atelier [MARU]

  • komezouの撮影日誌

    日々の撮影行等は、こちらにまとめています。

最近の記事

風景写真工房「丸」         Photo No.00206-00210

それまで吹いていた風が急に止み 湖面の波がなくなってくる 湖畔の半分はまだ風が残っていたが 水鏡になりつつある湖面に 心踊らされる 道端に咲いていたムラサキツメクサ この可愛い花は 別名を アカツメクサ や 赤クローバー と呼ばれる 明治時代に牧草としてシロツメクサと共に移入されたもの 現在は牧草だけでなく ハーブとしても多用されているそうだ 真っ青な空に白い雲 そして碧い海 小室山に登り 太平洋を望むと 遠く大島・利島・新島が見えた 移動の途中で立ち寄った秋吉台 石灰

    • 風景写真工房「丸」         Photo No.00201-00205

      川の水が晴らしい勢いで流れている 冷たい雪解け水は 川の流れる音しか聞こえず 下流のダムのお陰か 穏やかに流れる姫川の流れ 川鵜が何かに驚き 何羽か飛び立つ 急いで望遠レンズにテレコンを装着 全く微動だにしない青鷺の群れを発見 じーっと 何かを待っているのか 糸魚川方面から白馬へ侵入してくると このような雄大な景色が目に入ってきます 雲のない白馬も良いですが この様な雲の存在が心躍らせます ロープウェイで身延山を登り 山頂駅から北側展望台まで歩く 天気が良かったので

      • 風景写真工房「丸」         Photo No.00196-00200

        陽も西に傾き 段々と山の影が忍び寄る 青空も最後の青さを輝かせ 赤く染まるのを待つばかり しかし この日は余り赤くはならず 羊山公園の芝桜 見事なと言いたいところですが 既に季節も終盤となり 咲いている場所が少なく 人も多く カメラを上げると人が入ってしまう状況 上手い具合に角度を調整し撮影 そう言う時もありますね St.コロマンを中心に 右がホーエンシュヴァンガウ城 左がノイシュヴァンシュタイン城 後ろの山を越えると もうスイスである ある春の日 親水公園の中を流

        • 風景写真工房「丸」         Photo No.00191-00195

          この年の初富士は片瀬西浜で 雲一つない青空の下 雪を被った富士山が出迎えてくれた 金刀比羅神社の桜の木 一本が二股に分かれて 見事に咲き誇っている 下から見上げてみると 青空に向かい 面白い空間が空いていた 金比羅神社の桜の木 今年は少々遅かったが 陽の光を浴び 活き活きと咲いている この日は昼間の気温がかなり上昇 スコールの様な夕立の後に 裏の展望台まで歩くと 谷から雲に届きそうな勢いで 沢山の水蒸気が昇っていた 美しい新緑が眩しい日でした 夕陽に照らされた新緑も

        風景写真工房「丸」         Photo No.00206-00210

        • 風景写真工房「丸」         Photo No.00201-00205

        • 風景写真工房「丸」         Photo No.00196-00200

        • 風景写真工房「丸」         Photo No.00191-00195

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        • 風景写真工房「丸」
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          9本

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          風景写真工房「丸」         Photo No.00186-00190

          栂池キャンプ場からの眺め 山々の間から 夏の白馬岳が クッキリと その姿を 壮観に臨む 雲が立ち込める22時過ぎ 待っていても月は現れず ただ 存在だけは 闇夜を貫き 雲を照らし 雲に隠れた唐松岳 右は不帰2峰南峰 中央に見えるのは唐松沢氷河 生憎の曇り空でしたが 夏の氷河を確認することができた 前夜の凄い雨 打って変わって 太陽も降り注ぎ スカッとした青空に しかし 午後からまた雨の予報 この季節には珍しく 晴れ間が続く 紫陽花の花は 意外と青い空によく似合う

          風景写真工房「丸」         Photo No.00186-00190

          風景写真工房「丸」         Photo No.00181-00185

          国道から外れ 姫川沿いを北上する 姫川西岸で 柵で覆われた田圃の区画を発見 どうやら侵入は出来なさそうだ きちんと整地はされているが 形が交互に変化している どなたかいれば この区切りの謎を聞けたのですが 撮影している間 人っ子一人も見当たらず 目線を逸らすと また不思議な区画が現れ 興味深い田圃です この区画はまともに見える 不思議な田圃は どうやってデザインされているのだろうか ジブリ映画に出て来る猫バスのような 巨大な口を開いている感じがして 何となく撮ってしま

          風景写真工房「丸」         Photo No.00181-00185

          風景写真工房「丸」         Photo No.00176-00180

          曇よりとした天気の中で 黄菖蒲の花が元気に咲いている 天気のように曇った心にも この色が力をくれそうだ 八甲田の麓を走っていると 気になる景色を見つけたのでパチリ 周りの山は紅葉で色付いていたのに この木々は葉が全て落ちてしまっていました 国道脇から撮影したものです 正面は岩木山 素晴らしい彩り 素晴らしいグラデーション この日の夕焼けの最後の一瞬だけの巡り合い 風が強く 寒さに耐えながら 1時間近く待った甲斐があった 一期一会とはこの事かも知れない 昨日の雨が嘘の様

          風景写真工房「丸」         Photo No.00176-00180

          風景写真工房「丸」         Photo No.00171-00175

          ロードバイクで 早朝ライドに ちょっと足を伸ばし大磯方面へ 橋を渡っていると 海に光が降りているのを見つける 相模川河口にて 風はほぼ無風 港を出港した1艘のヨット 沖まで出てから帆を上げるのか 春先の心地良さに 包まれながら 澄んだ流れに身を委ね 色々な想いを乗せ 花弁は流れていく なんとか耐え凌いでいる二輪の桜 他のものは旅立ちのため 散っていった思いを残し 旅立ちを待つ 様々な季節の移ろいを 映しながら流れていく ゆったりとした目久尻川の流れは 心地良

          風景写真工房「丸」         Photo No.00171-00175

          風景写真工房「丸」         Photo No.00166-00170

          お花見の季節到来 咲き始めた桜の花も 活き活きとし出した 千本桜の見事さに 上の方ばかり気になるが ふと足元を見てみると 川の流れの中に 見事な桜が咲き誇っています 海津城址・・・ そ の後は松代城として真田氏の居城となる 丁度早朝であったので 朝陽を浴び 輝ける桜となる オートバイツーリングで行った松代にて 梅雨の合間の撮影旅 八千穂レイク傍の白樺林で 見事に咲き誇る 東国三葉躑躅(トウゴクミツバツツジ) 白樺の木に負けじと 力強く感じた 春を待つ知床連山 釧

          風景写真工房「丸」         Photo No.00166-00170

          風景写真工房「丸」         Photo No.00161-00165

          足元の水辺に咲く可愛い花たち 最初はミソハギだと思っていたのだが ネット図鑑で調べるとアリッサム 水辺との対比が面白く・・・ 高麗山公園の展望台を登ると 目の前に相模湾が広がった 江ノ島から三浦半島までクッキリと 田植えから一月 お日様のエネルギーを受け 活き活きとした緑に 伊豆スカイラインを走ると必ず寄る展望台 下に見えるのは熱海の街 左手の半島は真鶴半島 もちろん海は相模湾 浮かんだ雲が絵画的に・・・ 小雨で花見は中止となったが 下見を兼ね一人で来てみた パラパラ

          風景写真工房「丸」         Photo No.00161-00165

          風景写真工房「丸」         Photo No.00156-00160

          秋の朝雪が積もった富士の横に 青空の中 ちょこんと月がいらっしゃいました 秋の夕焼け 気分的にドラマティックなものが多い 色も豊富に感じる 気のせいだとは思うが・・・ 瀬戸内の島々に降り注がれる 天使の梯子 その素晴らしい光のショーは 今 始まったばかりだ 音楽堂の片隅で 踏み荒らされていない 真っ白な雪を見つけた ちょっと陽が当たり 寒い感覚だけではなく 何となく ホッとさせてくれる雪でした 谷戸に向かうと 谷戸の真ん中に黄色い花が 向日葵でした その姿は より

          風景写真工房「丸」         Photo No.00156-00160

          風景写真工房「丸」         Photo No.00151-00155

          穏やかな波の無い日本海 日本海と言うと 波が荒い・・・だったのですが 晩秋の割にはポカポカと暖かい陽射しが注ぎ 静かな時間が過ごせました 氷見線の車両が後ろを通過する音が 波と合わさり印象的でした 風の少ない静かな池で 波が収まるのを待っている カッコウの声が湖畔に響き渡り 他の鳥たちも鳴いている シャッターを切った後も暫くその場に・・・ 裕福な時間であった 国宝瑠璃光寺五重塔 飾らない美しさ 塔の自体のバランス 池ある庭園と山とのバランス 素晴らしいと感じました 日

          風景写真工房「丸」         Photo No.00151-00155

          翡翠・・・カワセミ・・・Kingfisher・・・Eisvogel

          翡翠と書いてカワセミと読みます。 この文字はつがいを表しているので、翡翠はカワセミのつがい1組を表す漢字となっています。 翡は雄をさし、翠は雌をさします。 「飛ぶ宝石」「川辺の宝石」「清流の宝石」と例えられることもあります。翡翠のエメラルドグリーンの羽根の色から翡翠と言うことで漢字を読ませているとのこと。 英語では、Kingfisher(魚獲りの王様:Common Kingfisher、River Kingfisher)と呼ばれますが、ドイツ語ではどうしてか判りませんがEis

          翡翠・・・カワセミ・・・Kingfisher・・・Eisvogel

          風景写真工房「丸」         Photo No.00146-00150

          夕立が上がって 外に出ると虹の置き土産が 何と二重の虹の架け橋が 東の空にあった ここでの夕焼けは格別だ 山がシルエットになり 平地と違う夕景を楽しませてくれる 右の山は皇海山 ほぼ毎年夏に訪れているが 空気もキレイだし 空も近い 光が美しい 緑も美しい 雨さえ降らなければ撮影ポイントの宝庫だ 南側を見ると蠍座が南中している 山際はボワっと街の灯りが反射する こんな山の中でも光害の影響はある 遠く南にある佐野や足利の街の光が 一瞬の閃光がなかなか写せず バルブで撮

          風景写真工房「丸」         Photo No.00146-00150

          風景写真工房「丸」         Photo No.00141-00145

          ドナウ川の漣 連想できないドナウ川 かなり濁っている これから向かうハンガリーは雨の様ですが こちらはここ数日雨はないとのこと もっと美しい川を連想していただけに・・・ もっと気になるのは停泊中の船である 前に見える橋 撮影している場所も橋の上なんですが あの煙突は橋より高いんです橋に跳ね上がり機能はなさそうだし 煙突が伸縮して通過するのだろうか この疑問は永遠に謎のままかも この日は牧場の片隅で夕暮れまで牛の撮影 ヨーロッパの空は 飛行機雲のラッシュである この日

          風景写真工房「丸」         Photo No.00141-00145

          風景写真工房「丸」         Photo No.00136-00140

          廃墟と化したビルの屋上から 街を見下ろす機会に恵まれた 街全体にトラムが走り 模型の様な光景が眼下で展開される トラムを手に取りたくなる感覚を覚えた 派手ではないが 彩りの素敵な街並みである この街に4日間滞在したが 住みやすそうな街でした ハンガリーの田舎町ドブロンテ 撮影の仕事は15時ごろ終わってしまい ホテルに戻り自由時間で夕食前に散策を スザルバスコ・キャッスルと言う古城のあった丘 城は朽ちてしまったが ここの人達の心のシンボルとして残っているそうだ 丘の上には山

          風景写真工房「丸」         Photo No.00136-00140