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筑波の華道部で色々やった話(前編)

こんにちは!おこめです。
明日から4月ですね。春からつくばの皆さん、合格おめでとうございます🌸

さてさて、新入部員が増えてくれたら嬉しいなぁ(そもそも新入生はこんなnoteを見てない?)という宣伝的要素から、今回は華道部の話をしようかと。

経験談の方がイメージもつくと思うので、入部から今までの2年間を振り返ります!今回は前編として入部1年目のおはなし。


入部のきっかけ

入部したのは、大学2年の春。1年次は部活動禁止…みたいな空気があったし、そもそもルール違反して往復1,000円以上の交通費出してまで参加したいサークルもないよなぁ…と。そんなこんなで、春休みも予定ほぼ0で実家にいました。自宅に届いた大学広報誌「紫峰の風」を隅から隅まで読むくらい暇で(笑)そんな時に出会ってしまったんですね、池坊華道部に。
そこからどう体験参加に漕ぎついたかは、長くなるので自己紹介noteをご覧ください。

1年目(2022年度)

4月

まずは体験参加。お2人の先生(女性の方、やさしい)が教えてくださると聞いてきましたが…。やはり最初は少し緊張した。
池坊華道の簡単な説明を受けて、いざ体験。先生は気さくそう。よかった。(本当に優しい方です。褒めて伸ばすタイプ。)
その日使うお花の説明や、鋏の使い方を習いながら、いけていきます。「とにかく自由にやってみてね。ハサミだけ気を付けてね。」としか言われず、「体験」とは名ばかりでは??となったのも懐かしい。分からないことは、先輩や先生方が気軽にアドバイスをくれるので、意外とやりやすかったけど。この体験のスタンス、結構すきかも。いけばなも面白いな!?
そんなこんなで自由にそれっぽい作品をいけ終わったら、先生に見て貰います。アドバイスと共に「こうした方がもっと良くなるよ」と手直しが少しだけ入るのですが、それ以上に褒めが沢山なので自己肯定感爆上がり。うれしいな、華道ハマりそう(単純)。完成した作品がコチラ。

完成した作品

「ほんとに初心者?」と先輩に聞かれたけど、本当にはじめてで。そこまで褒められると、上達してみたくなる。(ちなみに、体験で来られる方は初心者でもいい意味で初心者ぽくない立派な作品が出来上がるので本当に安心して欲しい!インスタ映えもするからいいね)
楽しかったし、褒められが嬉しかったしで、その場で入部を決めました。
ご機嫌で翌週のお稽古も参加を決めた、そんな4月。

5・6月

春学期の授業が忙しい弊学類。息抜きついでに参加してたのかな?あまり覚えてなくて困った。
6月には、はじめての変化形(特徴的な形をした器。口が小さいので剣山が入らないことが多い。)でのいけばなを経験したらしい。この辺りから、お花をいける器にも興味がでてきたらしい。(ここまで全部伝聞系。カメラロールから全情報を得た。)

はじめての変化形

7月

転機となった月。「秋学期から部長になってくれない?」と打診が。
趣味のために入部したから、部活運営は正直したくないんだよなぁ…と当初は全く乗り気ではなく。辞退も考えたけど、当時は21生が他におらず。私が辞退して22生に職を押し付けるのも違うよなぁ…と思い、部長になることを決断。
部長(などのリーダー)経験は結構あるので、決めたからにはやり切ろうと。
そんなこんなで春学期終了。10月からどうなることやら……

春学期最後のお稽古

10月

部長になった月。最初の仕事が、なんと大学広報誌「紫峰の風」の寄稿でした!入部のきっかけになった誌面で感慨深い……。
読んでくれた方の1人でも華道部に興味をもってくれたら嬉しいなという想いで文面を作りました。

「紫峰の風」に掲載された池坊華道部

いけばなの方は、軽いスランプに。理論ではなく、感覚でいけたい派なのに「こんな感じで生けたい」っていうアイデアが全く思い浮かばなかった。
今思うと、色々な花器に挑戦しすぎていたのと、難しめの花材が重なっていたのが原因かな。来月、雙峰祭で展示するのにどうしよう~ってなってた。

水盤(浅い丸皿)に挑戦。花材もかわいい。

11月

はじめての雙峰祭。人数制限はあったけど、はじめての対面開催。
前例を見たことが無く、手探り状態でどうにか乗り切った。来年の学園祭はより良いものにするぞ……!と意気込んだのも懐かしい(当時Twitterの中の人をしてた)。作品と会場雰囲気を少しお届け。

会場の雰囲気(@3B101教室)。迎え花は先生に生けていただいた。
雙峰祭で展示した作品。無事にスランプ脱出!

12・1月

大学の学生交流課主催の「日本文化WEEK」に参加することに。
コロナ前は毎年いけばなを展示していたらしく、3年ぶりの復活。職員さんと打ち合わせをして、はじめての試みとして部員がいけている様子を一般公開することに。

職員の方に作成していただいたチラシ。(作品画像は過去の活動時のもの)

一般公開はうまくいかなかったけど、作品展示は好評だったらしい!来場してくれた皆さんに感謝。
「お花を見てから器を決めて、思いのままに生ける。」
この過程を解説するのは難しい。感覚に頼る部分も多いから。実際に体験して貰うのが1番魅力が伝わる気がするな(体験は無料!お花も持ち帰れるしいいことだらけ!)。

展示した作品
会場入口付近。先輩の作品を迎え花に。
部員の作品たち

2月

通常活動のみで特に書くこともなさそう。
2022年度最後の活動でいけた作品の写真あげとこ。

2022年度の集大成(と言えるほど大したものではない)

まとめ的な何か

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!入部1年目の分だけですが、池坊華道部に対する思いの丈を存分に書いたつもりです。
このnoteを見た方が、新入生でも在学生でも池坊華道部に興味をもってくれますように。体験は新歓期間に限らず、通年で受け付けています。良かったら是非!お待ちしています!

4月の入部にはじまり、10月の部長就任、1月の「日本文化WEEK」参加と予想もしなかった1年になりました。「華道」という新しい趣味もできて良かった。3年次も趣味のいけばなと残り半年の部長をがんばるぞ~!という気持ちで終了。
半年後、まさか部長引退日にあんな大きな舞台に立てるとは……この時は想像すらしていないおこめでした(後編につづく)。


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