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結局、子どもの育ちの目指す場所ってどこなの?




保育や子育て
つまり、
子どもの育ちのゴールってなんだろう?


って考えたことはないですか?
こんな言葉を聞いたことがあります。












確かにその通りだと思います。


もっと言うと
正解はなくって


保育、子育て、教育とかは全て
「子どもにこんな人に育ってほしい」
と願うことだと思います。


その願いは人それぞれだし、
願った通りに
絶対成長するわけではないのが子どもです。


逆に、自由に育ってくれればそれで良いとか、
「こんな姿になってほしい」
などこだわりがないこともあったり、


価値観は人それぞれです。


では、子どもの育ちのゴールって
なんだろう?って思う人も
いるかもしれません。


実は、一つだけ先生や親、
その他子どもと関わる全ての人が、
共通で考えるべき目標があるんです。





それは…




です。






では、自立ってなんなのか?
聞いたことはあるけど、
実際よくわからない
って人もいるかもしれません。





です!
簡単に説明すると


例えば「着替え」


最初、赤ちゃんの頃は
全部大人がやってあげてました。


しかし、成長するにつれて
自分でできることが増えたから、
子どもは一人で着替えができるようになってくわけで、


「他の人の力がなくても自分でできた」
というわけです。


つまり、「着脱が自立した」と言えますよね。


子どもの育ちのゴールの一つとして
「自分でできるようになる」ことが
大事なんです。


つまり、モンテッソーリ教育のテーマである
「自分でできるようになることをお手伝いする」
とは自立を助けるということです。


さらに深掘りしてお話ししますが、
実は、自立を助けたいのに
実際の保育現場や子育ての中で


すごく大事なことを
見落としがちなことがあります。


それは…







です!






・身の回りのことを自分でやろうとする
・できないことに挑戦しようとする
・自分でやりたいことを選ぼうとする
など


自分でやろうとするその心、気持ちのことです。


では、
「自立をお手伝いする」には
実際にどんなことをすれば良いのか?


今回はそのポイントを紹介しますね。




●子どもサイズのものにする



大人サイズの椅子を
3歳の子どもが運べると思いますか?
無理ですよね。


そもそも、
子どもが自分でできる大きさがどうか?
を考えてあげる必要があるわけです。


子どもが自分でできる大きさなのか、
後ろにボタンあって自分でできるのか
子どもが自分で座れる椅子なのか、
子どもが自分で支度できるスペースがあるのか
など


「子どもが自分でできるか?」
を考えて取り入れることがとっても重要です◎


次に…


●1%から自分でできるお手伝い



生まれたばかりの赤ちゃんは
自分で生きていくことすら大変です。


最初、100%大人がやっている状態ですが、
成長するにつれて
できることも増えていきます。


つまり「99%大人、1%子ども」みたいに
子どもが自分のことをやる割合を
変えていくということ。


大人としては、


子どもが自分でできるところを見極め、たった1%で良いからやってもらうこと


が大事です。
靴下を途中までやってあげて、
最後に子どもが引っ張るだけ
とかだけだって十分です。


「自立心」はそうやって育っていきます。


あとは徐々に
子どもが自分でやる割合を
増やしていけば良いんです。


●手伝いを頼み、背伸びを促す


子どもは「自分でやりたい!」
という気持ちをみんなもっています。


それでも「やる気がないんです」
という姿があることも
もちろんあります。


その場合…


・大人が全てやってしまっている
・やりたいと思った時期に、できる環境になかった
・子どもサイズのものになってない


などの理由があることが多く


自分でできる前に
「やりたい時期」を過ぎてしまったのかもしれません。


ですが、まだ手遅れなことはないです。


やる気とは相互作用です。


身の回りのことにやる気がなくても
他のことにモチベーションが高まったら
全体的なやる気は出てくることもあります。


つまり、何かに取り組む意欲を
掻き立てることができれば
良いんです。


園でも、家庭でもどこでも良いです。


子どもに
「洗濯物手伝ってくれる?」
「この机拭いてくれる?」
とか手伝いを頼んでみてください。


または、
「下の子のお世話頼んで良い?」
「植物に水やりしてくれる?」
とか




その子にとって少し
「背伸びにできること」
に誘ってみてください。


子どもの目はキラキラ輝いて
期待されていることや
頼まれた信頼などを感じて


「やってみる!」
と言ってくれることもありますし、


自分はできることが増えてる
って子ども自身が実感できること

何かに取り組む意欲になります。



「自分で、自分のことができる」
ということは、


人の力ではなく、
自分の力で人生を生きることができるんだ!
という自信に繋がっていきます。


その自信があるから、
何事にも挑戦したりするし、
自分でやりたいことを
選んでいけるようになっていくわけです。



「自分でやる!」という気持ち、
少しでも大事にしてくださったら嬉しいです。


最後に





「子どものために」考えたり、
何かをしてくれるあなたへ。


保育の現場や子育てにおいて
周りとの価値観の違いで
自分が否定されてるように感じたり
結局、周りに合わせる自分がいるとか


「子どものために」考えたいのに
それを実現できない
自分でもどうしたら良いのか分からない
と思ってるあなたの…


その気持ちを大事にしてほしいと本当に思います。
そういう人の存在に
子どもは救われていくからです。


なので、そんな人の力になりたいと思い
僕は発信してます。


子どものことを理解する
モンテッソーリ教育を学ぶこと
どんなことが子どもの最善のためかを知ること
など


僕はひたすらもがいて学ぶことで
「子どものために大切なこと」は何かを
信じて貫くことが
できるようになってきました。


自分で言葉にできることは
自分で言葉で説明できることであり
自分で言葉で説明できるのは
学んで考え抜いた証です。


子どものこと
モンテッソーリ教育を学ぶことは
さらに自分の信じることを
実現できる力なんだと思います。




もっと


モンテッソーリ教育のことや子どもの発達や援助の方法、関わり方とかを学びたい…!



けど


・保育、子育てのことって学んでもよく分からない
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