君に届かない、届けたい。

やっと会いに行ける。
大好きなお父さんに会いにいける。

大好きなお父さん。

私にとって3番目の
私が大学生の頃、母親と不倫関係をこえて
再婚した時の父親である。

不倫関係っていうと、
よろしくないようにも取れるのだが、
ガンの闘病中、元奥様とうまくいっていなくて
1人だった父親に
ずっと寄り添っていたのが
私の母だった。
プロポーズは病室だったらしい。
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約10年近くの闘病、入退院をし
父親は天国へ旅立ったのであるが
1番、私が愛を貰った父親だった。

🌼🌼🌼

家族で函館に行ったり。
あちこち温泉に行ったり。
なんとか花嫁姿も見せることもできて
元旦那を子供のように大切にしてくれて。🌸

母親へは、いつも「可愛い、愛してる」って
言っていた。そんな父親と出会った
母親が羨ましくも、そして嬉しかった。

父親は母と出会う前は、そんなに
LOVEな言葉を使う人ではなかったらしい。
母親と出会って、人が変わったほど
ニコニコしてたんだと、亡くなった時、
親族から聞いた。

ママ、幸せになれたね、って。⭐️
いつも見ていて私もあったかな気持ちだった。

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私は、お墓や神社へいくと
言葉が降りてくることや
何かの存在を感じ取る体質があるため、

夜の世界へ入った四年前から
ほとんど父親が眠る場所へ行けなかった。
一度、二度は行ったのだけど
何か見透かされてるような
怒られるような気もして。

悩んだ時、苦しい時も
会いにいけなくて。

私の声、届かないよね？
ねぇ、聞いて？お父さん？

いつもそう思っていた。

目の前で、
魂と肉体が離れていく
人って身体を借りてるのかな
と思いながらのお別れから
もうだいぶ経つ。会いたい。

⭐️⭐️⭐️

夜のお仕事をあることがきっかけで
辞めることができた。
私にとっては、良いきっかけ。
感謝です。

そして。
やっと、お父さんに会いに行ける。

ずっと届けられなかった、
私の声。
心だけでなくて
声で。
お父さんに届けられますか？

#青ブラ文学部
#君に届かない

応募させていただきます🌸

そして
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