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日本再生には高度観光人材が不足?森岡毅から観光マーケティングを学ぶ

みなさんお疲れ様です。
マーケティングを学びたい小松です。

日本は、1960年代から1990年代のバブル崩壊まではエレクトロニクスの製造業が世界のトップとして成長していました。世界では技術立国日本の製品に追い付け追い越せと努力して同じような製品を作れるようになり、国内にあった製造工場は海外へ移転。残念ながら日本の製造業は、中国、韓国、台湾のそれに代替され東芝などのメーカーは苦戦が続いています。


日本再生のカギは観光業

今後、日本で確実にのびていく産業に観光業があります。
日本国内では人口が減り若い層より高齢者が多い状況では自国民向けモノ・サービスには限界がある一方で、世界はまだ人口増加を続けており、世界の経済成長も中長期的には確実にのびていきます。

コロナ前にインバウンドで世界から押し寄せていた観光客は2019年で約3千万人。2023年の観光客も統計によると中国からの観光客がまだ不完全な状況にもかかわらずほぼコロナ前の水準に戻ってきています。

国内の観光産業はとくに欧米や中国、台湾など世界の富裕層は、独自の歴史、文化、自然がる日本に関心をもっており、富裕層向けの高付加価値な観光をいかに創業していくかが課題になっています。

森岡毅が本気で挑戦する沖縄テーマパーク

そういったなか、先日プロマーケッターの森岡毅さんが率いる株式会社刀(かたな)が沖縄北部テーマパーク プロジェクトの名称「ジャングリア」に決定したことを大々的にプレスリリースしました。パークのコンセプトは「パワーバカンス」で都会では味わえない興奮と贅沢を提供するとしています。2025年の開業を目指しているとのこと。

テーマパークUSJをV字回復させた森岡毅さんのことを知らない人はいないと思います。
私は森岡さんの大ファンでして、沖縄のテーマパークのことはずっとウオッチしてたのでとても楽しみです。
その森岡さんがビジネス映像メディアPIVOTのロングインタビューに登場し熱く語った内容が秀逸なのでこの記事でアウトプットしておきます。

森岡毅の野望 
前編
沖縄テーマパークに人生を賭ける 700億円の大勝負
https://pivotmedia.co.jp/movie/11305
https://www.youtube.com/watch?v=SH6pY0jblcM

中編
観光マーケターは最も有望な仕事だ 若者よ!観光業に集え
https://pivotmedia.co.jp/movie/11306
https://www.youtube.com/watch?v=Us69FGzHJX0

後編
資金調達で苦しかった時の話をしようか  人生最大の修羅場
https://pivotmedia.co.jp/movie/11307
https://www.youtube.com/watch?v=kX5FlO0OGvw

株式会社刀のHPより引用

高度観光人材が不足する日本

森岡さんは日本がインバウンド産業で伸びていくには高度観光人材が圧倒的に足りないと語っています。私も同感です。

お金も人も足りない日本の観光業のおいてどうしたらいいか?
プロマーケターの森岡さんは明快な答を持っていました。

「お客様が何を求めているのか理解する」
「自分たちの特徴を理解する」
「この2つを組み合わせてユニークな体験価値を生み出せないかを戦略立てる人が足りない。」

ロングインタビューより引用


京都のオーバーツーリズム問題は完全に高度観光マーケターといった付加価値が分かる人材が不足していることを露呈しています。
平安京ができた時代から連綿とつなぐ歴史がある京都は、好奇心旺盛で新しい本質的な価値には惜しみなくお金を使おうとしている欧米の富裕層からすると修学旅行生は邪魔に映っています。
本当の価値など分からない中高校生が興味ない神社仏閣をみてる姿は欧米富裕層には滑稽にしかみえないはずです。

日本には世界から見て稀有なマテリアル、独自のデザイン、技術・工法でつくられる建築があります。数100年という途方もない時間のうえで優雅にみせる山岳、水田などの自然のランドスケープがあります。鎖国状態で独自の文化、芸術を育んできたゆえの体験コンテンツがあります。


まとめ

高度観光人材には実践と座学が必要なようなので、このあたりは来年以降の私の課題にしていきたいと考えてます。

今年10月4日から本格的にnote記事を毎日更新してきました。
だいたい1記事1500文字を目安に書いてきたのでトータル15万文字くらい書き上げることができました。

これもひとえに私の記事を読んでイイねやコメントなどで応援いただいた読者のみなさんのおかげです。
本当にありがとうございます。

今後も同じように毎日更新を続けていきますのでよろしくお願いいたします。
みなさんも良いお年をお迎えください。
また来年(明日)もまた元気にお会いしましょう。
以上



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