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【無】2023年産駒デビューの新種牡馬成績の予想

サニワメソッドをいつもとは違う使い方をして。
S層確認で、活躍する種牡馬と活躍しない種牡馬の一番大きな差は、母系の良さを引き出す因子を持っているか持っていないか、であることを確認しました。

そこで、2023年に初年度産駒がデビューする新種牡馬について、その因子の有無を確認したので、以下リストであげておきます。
今年末か来年4月頃までかで、新種牡馬の活躍についてレビューする人たちが出てくると思うので、その際に成績と合致しているか確認したいと思います。

2021年と2022年の新種牡馬もあげておきますが、おおむね成績と一致していると思います。

今回の北海道旅行を通じて、何かしら馬産に関わりたいという想いが芽生えました。

今後は、この種牡馬の産駒は走るか、この種牡馬とこの繁殖牝馬の相性はいいか、走る馬のポイントを確認した上で幼駒がどのポイントをもっているか、みたいなコンサルができるといいなと思っています。

という将来をにらんで、まずは今回のリストをアップします。

©2023 鍋島直亮

一番期待が大きいとされるレイデオロはこの因子を持っていないので、おそらく産駒はそれほど走らないと思われます。
因子がない種牡馬は、たまに走る馬が出るくらいで、コンスタントに走る産駒を残せません。

ブリックスアンドモルタルはすでに産駒が走っている感がありますが、因子もあるので、今後も産駒は走ると思われます。

リストの下の方は、種付け料が安いマイナー種牡馬ですが、因子ありの馬はアーニングインデックスは良い数値が出て、いい牝馬が集まれば、さらにいい結果を出せるようになるでしょう。

©2023 鍋島直亮
©2023 鍋島直亮

2021年と2022年の種牡馬の成績がどれほどか確認したことありませんが、因子ありになっている種牡馬はやはり走っているかと思います。
キタサンブラックしかり、サトノクラウンしかり。
シルバーステート、グレーターロンドン、ビッグアーサー、イスラボニータあたりも。

意外とディープインパクト産駒の種牡馬でも、有り無しが分かれるので、このリストからもディープの最良の後継種牡馬はどれになるか、ということは見えてくるかもしれません。
現在のところキタサンブラックでしょうか。

この因子は、母馬の遺伝子から引き継ぐようで、必ず子どもに遺伝するわけでもないので、同じ牝馬から生まれた牡馬でも因子の有無は分かれます。
父が因子がないのに、自身は母馬から因子をもらって種牡馬と成功しているのが、例えばスクリーンヒーローです。
グラスワンダーは因子がありませんでしたが、スクリーンヒーローは持っています。
また、スクリーンヒーロー産駒のモーリスも持っているので、モーリスの産駒も走っています。

走る馬、走らない馬は、各人の経験と勘頼りの属人的な相馬眼で判断されていますが、サニワメソッドを使うとより精度高く、無駄な投資をせずに走る馬を見極めることができると思います。

個人的には、自身の競争成績は良くなくて種付け料が安い因子持ちの種牡馬が、高額の種付け種牡馬になっていくといいなと思います。
あとは、産駒にどのような力を伝えるのか、種牡馬と繁殖牝馬の相性までサニワメソッドで確認できるようになると、牧場の人も助かるのではないかと思います。
安い馬でも走る産駒が出やすくなると、零細牧場にも歓迎してもらえるのではないかと思います。
ロマンだけでやるのもありだとは思いますが。

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