ちばのくまさん

作編曲 / マーチング / ドラムコー / フロントアンサンブル // アメリカ文学 …

ちばのくまさん

作編曲 / マーチング / ドラムコー / フロントアンサンブル // アメリカ文学 / クリエイティブライティング / 詩 / 小説 / 作文 / 表現 // 中華民国(台湾) / シンガポール // TUBE

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

2023年

こんにちは。知る人ぞ知る人間、ちばのくまさんです。 私は小学3の秋から丸12年間、マーチをやってきました。最初は気が向かなかった、というか(なぜか)やらされていたものでしたが、今では大好きなものになっています。いつからマーチへの思いが変化したのでしょうか。 おそらく、中学に上がるタイミングです。初めてM協大会やJapan Cupに出場したのは中学1年でした。その時から、「勝つ」ということにこだわりはじめました。上手くなりたいと日に日に思うようになり、自分に対しストイックになっ

    • フィリップ・K・ディック『電気羊はアンドロイドの夢を見るか?』感想

      結局タイトル何なんという感じではある。電気羊も出てくるしアンドロイドも出てくるけど、電気羊が夢を見る描写などないし、そもそも模造動物は夢を見ることができるかどうかも不明。 論点は、〈人間〉vs. 〈機械〉。人間とアンドロイドは何が違うのか、主人公リックはその違いを自覚するとともに、アンドロイドとの共通点も感じ始める。それはアンドロイドの「心」に触れたときである。結局感情の在り方が相違点ではあるんだけど、リックの感情が壊れつつあるとき、アンドロイドとの違いがわからなくなってし

      • one

        you will be strong with me, you could not be strong we are one, that is made of you and me this pair is the best one in the globe we, touching each other, can grow ourselves I make you strong, and you make me strong not physically, but psyc

        • 昨日食べたもの

          「居酒屋大学 東陽町」にて

        • 固定された記事

        マガジン

        • TUBE
          11本
        • 中華民国(台湾)台北市への旅
          8本
        • シンガポールへの旅
          7本

        記事

          国立昭和記念公園

          4月25日、国立昭和記念公園に行ってきました。今回は撮った写真を紹介します。

          国立昭和記念公園

          これから読む本たち

          私はこれから米文学を2冊読もうと思う。1つは、ジーン・トゥーマーの『砂糖きび』(Jean Toomer, "Cane," 1923)。『新版アメリカ文学入門』でトゥーマーのページを読み、この作品に興味を持った。理由のひとつは、彼が黒人作家であり、黒人文学であるということ。マーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』および『ハックルベリー・フィンの冒けん』において黒人奴隷Jimが登場し、卒論では彼に注目して書くこともした。また、以前感想を投稿したトニ・モリソンの『青い目がほしい

          これから読む本たち

          継続は力なり

          「継続は力なり」ってなんなんだろうか。誰の何のどのような力になるのか。というか、まず何をどれくらいどのように継続しているのか。 この言葉が事実であると言える人間は(何をはさておき)長い間全力で(もしくはそれなりの意思の強さで)継続している人間である。ここで自分のことを出すのはあまりにもおこがましすぎるが、私はそういう人間だと自覚している。そうでないと13年を同じことをやってきていないだろうし、こうして14年目に突入するはずもない。 継続していることは確実に力になっていると思

          TUBE's New Tune, "PERFECT SMILE"

          4月1日0時、新年度の幕開けとともにTUBEのYouTubeアカウントが更新された。そこには「富山テレビ開局55周年アニバーサリーソング PERFECT SMILE」の文字と、笑顔の兄弟の写真が。 事前告知なく急に楽曲が公開されることは今までになかった。『夏立ちぬ』(22)や「WeTube〜夏やろうの夏〜」(23)も発表からリリースまで1か月の猶予があったと記憶している。驚いた。 さっそく、MVを視聴した。曲調は"Glory Days"(08)に"WeTube"のラテンパッセ

          TUBE's New Tune, "PERFECT SMILE"

          草津旅行記

          旅行記といっても、写真に解説を加えるくらい。文章を書くつもりはない。

          最近の写真 2024.3

          最近の写真 2024.3

          なぜ私は努力をするのか

          この記事は私はなぜ努力をするのかという自分への問いかけとその答えであるとともに、私が道を見失ったときに再び戻ってこれるようにするためのものである。よって、読者に何か有益な情報を与えるものではない。もし参考になるならしてもらう、程度に考えている。おそらく何にもならない。そのようなものである。 フロントアンサンブルプレイヤーという肩書を失いつつある今、私はなぜ努力しようとするのだろうか。それはただ一つ、下手になりたくないからである。何年もかけて手に入れたものを、手放したくないか

          なぜ私は努力をするのか

          J. D. Salinger "A Perfect Day for Bananafish" が目指すこと

          はじめに  J. D. Salingerの短編集 "Nine Stories" の1作目に "A Perfect Day for Bananafish"(柴田元幸訳:「バナナフィッシュ日和」)という作品が収録されている。まずbananafishとは何かということになるが、Seymour Glassは次のようにSybil Carpenterに語っている。 当然のことながら、これは実在しない架空の魚である。この魚が作品にどのように関わってくるかは重要な論点ではあるが、この作品

          J. D. Salinger "A Perfect Day for Bananafish" が目指すこと

          smile

          When you smile, I smile. When I smile, you smile. When he smile, she smiles. When she smile, he smiles. A smile brings a smile to a man. A smile brings joy to a man. A smile brings luck to a man. A smile brings happiness to a man. Smile,

          最近撮った写真

          こんにちは。今週は文学的、音楽的なことは書かず、最近撮った写真たちを紹介することにします。 これだけにしておきます。ちなみに、トップは高倉町珈琲のモンブランパンケーキです。

          最近撮った写真

          Edgar Allan Poeが "The Murders in the Rue Morgue" における殺人事件を通して描いたもの

          はじめに  エドガー・アラン・ポーの短篇「モルグ街の殺人」は、殺人事件の犯人としてオランウータンを登場させている。なぜ人間ではないのか。なぜ他の動物ではないのか。オランウータンでなくてはならない理由は何なのか。この作品が米文学であることに留意しながら、述べていきたい。 1. 19世紀前半の米国  この作品が発表されたのは1841年である。米国(特に南部)において、奴隷制真っただ中という時期である。当時、白人は奴隷として黒人を扱っていたわけであるが、ただ単に「おい、働け、

          Edgar Allan Poeが "The Murders in the Rue Morgue" における殺人事件を通して描いたもの

          最近読んでいる作品たち

          卒論もゼミのレポートも終わり、私は文学ロスに陥っていました。何かしら読んでいないと気が済まない、そんな人間になっていたのです。ということで最近読んだ(読んでいる)本を紹介します。 ①エドガー・アラン・ポー 『ポー短編集I ゴシック編 黒猫・アッシャー家の崩壊』 巽孝之訳 新潮文庫 2009【読了】 収録作品:"The Black Cat," "The Masque of the Red Death," "Ligeia," "The Pit and t

          最近読んでいる作品たち