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若い女の子として飲み会に呼ばれるときに思うこと

どこの世界でもよくあることなのですが、ちょくちょく、「私」というより「若い女の子」として飲み会に呼ばれることがあります。ちょっと年上の人たちとの飲み会に、若い女の子がいた方がおじさんたち喜ぶから!という直接的に言われることもあれば、行ってみて、あ〜やっぱ若い子がいるといいね!みたいに言われることもあります。なんだか、自分が行くことで喜んでもらえることは嬉しいけど、きっとそこまで深い意味なんかないのだろうけど。これを軽い感じで誰かに相談しても可愛がられてるってことだよ!とか、そうやって呼ばれるのは今のうちだけだよ!と言われることもあり、確かに後輩として可愛がってもらえるのはありがたいことなのだけど・・・なんだか複雑です。

大学生の時から、1女(1年生の女の子)がいた方が喜ぶから!と言われて男の先輩たちの席に移動させられ、なんとなくお酌をしたり、よくわからないけど笑顔で色々とりあえず聞いとこう、という場面は幾度となくありました。その頃は普段話す事のあまりない先輩たちと話す機会に緊張しつつ可愛がってもらえて嬉しいな、みたいな気持ちもありつつ、よくわからない気まずい気持ちもいつもありました。よくよく考えたら先輩たちからしてもよく知らない1年生の女の子と話して何か楽しかったのかなあ。

若い女の子、として呼ばれる時でももちろんワイワイ楽しい飲み会のこともあるけど、その場でセクハラまがいの発言をされることも、帰り道とかに不快なボディタッチをされることも多々あります。明確な言動だったら何か言えるかもしれないけれど、曖昧な感じだったりすると、自意識過剰と思われるのも嫌だし、さらにそれを全体的に場が許していたり、自分より立場が上の人がいたりすると、笑ってやり過ごすしかないし、そんな自分にも嫌になります。誰かに相談すれば、報告すればいいじゃないかと言われても、その後の自分の立場とかを考えると何もできないこともあります。

28歳なんてもうそんな若いって歳でもないのかもしれないけど、それでも不快感や恐怖を感じても、笑ってやり過ごすことしかどうすることもできないこともあります。これは「若い女の子」という括りで価値をつけられてから10年くらい経つけど、全然それに慣れることはないですね。

もしかしたら本当に善意で交流の場を設けてくれていたりするのかもしれないし、自分としても違う世代の人たちと色々おしゃべりできる機会ってそんなにないので勉強になることもあるけれど、なんだかいつもちょこっと心に引っかかるのでした。


記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。