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余計なお世話(1)

最近はひまさえあれば、義弟のことを考えていた。 大きく分けると A:何をするべきかとその方法 B:そもそも余計なお世話かも の2点についてだ。 このうち、Bについてはもう「余計なお世話をするんだ」と覚悟を決めた。  他の家族がなぜ平気で暮らせるのか不思議なほど、私は義弟のことが気にかかる。義父、義母、夫の3人もそれぞれ義弟を気にしているとは思うけれど、今は誰も何もしていない。 その状況が耐えられない。義弟にとっては余計なお世話でも、私は何かしたい。もちろん、細心の注意

    • そっと離れる

      義母からは、そっと離れよう。 そして、義弟の体調回復に向けて、今より能動的に行動したい。 なぜ義母から離れ、義弟には近づこうとするか、その理由も書いておく。 理由は簡潔にいうと、義母は苦手で、義弟にはシンパシーを感じるから。 考えたら、当たり前の話。 義母のつくった家庭で育った夫は、私にモラハラをした。義母は、私が苦しんだ原因の一端を担った人という見方もできる。 義母には事情もあったと考えるようにしてきたけれど、もっと本気で、適切に夫のことを育てていてくれたら、と

      • お手上げな人

        先日、義母と会って話した。 義母は満足そうに見えた。 私もおおむね楽しかった。 でも、帰ってきて数日たった今、自分のことを二重人格だったなと感じる。 義母と会う時は、反射的に義母の喜ぶようにふるまう私。 心の中には、義母への批判があるのに。   義母のすべてを嫌いなわけではないから、楽しく過ごせたことはよかったのだと自分をなぐさめる。 ただ、先日は何でも“はい はい”ではなく、自分の意見をはさむことができた。我ながらよくやった。 私が唯一意見を言ったところを以下に書き

        • 義母につけたあだ名

          義弟とのメール交換は一段落ついたので、今回は私のブラックな部分を書いてみたい。 これまで、苦手な人のことを書くときも、ボロクソには表現しないようにしていた。 でも、本当の私は、義母にひどいあだ名をつけ、陰で呼んでいたことがある。今もたまに呼んでいる。 それは「メルヘンばばあ」。 昨年の秋頃、義弟が痩せて体が衰弱しているのに、病院に連れて行かない時期に、本当に腹が立った。 その頃には、義母の母であるおばあちゃんからも呼び出されて義弟について相談されていた。 おばあちゃ

        余計なお世話(1)

          返信を待ちながら考えたこと

          義弟のことをただ見守ることができず、また私からメッセージを送った。 実家で具合が悪そうな弟の様子を見た夫が「このままでは元の木阿弥だ」と言うので、私の心配も再燃し、考えた末にメールすることにしたのだ。 “今度よかったら気晴らしに、話でもしませんか?” といった内容。 これに対する返信が半日以上なく、送ったことを後悔している。 2回連続で、返信が早めに来たから「メールは大丈夫なんだ」と思ったけれど、早計だった。 話したい、と送るより、親戚なので用事をつくって家に行き、

          返信を待ちながら考えたこと

          元気そうに見せる人

          先日、義弟(夫の弟、数年にわたり自宅療養中)からショートメッセージの返事が来た。 noteに書いていなかったが、その日のうちに返信はもらっていた。 “ 迷惑なんて少しもなく、むしろ気持ちを楽にしてもらってます” だいたいこんな感じの内容。 わざわざメールをくれたこと、その文面も嬉しかった。 メールが来たから、体調は良くなったのかなと一瞬は思ったけれど、やはり安心はできない。元気ではない様子を見たばかりだ。 自分を振り返ると、夫からのモラハラでどん底の時期も、人からのメー

          元気そうに見せる人

          義弟へのメッセージ

          結局、義弟にメッセージを送りました。 ショートメールで、 “ここに送ったら読んでもらえるのかな? それとも気づかないでしょうか?” みたいな内容です。  我ながらキモイかなと感じたので、受け取る側はもっとそう感じることでしょう。 送ってから、迷惑じゃなかったか、すごく心配になりました。 19歳の長女にLINEをする時にはまったく平気なのに。 なぜ娘に対して平気かといえば、どう思われても親としての務めは果たそうと思っているからです。 娘から時にはうっとうしいと思われ

          義弟へのメッセージ

          心配、再び

          もう夫の実家から、しばらく遠ざかろうと思っていたのに、ゴールデンウィークの初日だったおととい、元気のない義弟の姿を見てしまった。 (41歳の義弟は4年前に体調不良で約15年勤めた会社を退職、実家で療養。病院嫌いでひきこもり状態だったけれど、3月に歩けなくなって入院し、3月中に退院した) おとといは義母と同行し、ある用事をすることを頼まれて、家を訪ねた。義弟は、私が行ったら、自分の部屋から出てきて、「今日は僕は留守番なんですけど、よろしくお願いします」みたいなことを言ってく

          心配、再び

          義父への憎しみについて

          最近の私のnoteは夫の実家に関するよくないことばかりだ。 読み返すと、 「この人、夫の実家から距離をとったほうがいい」と感じる。楽しくなさそう。 たまに見るXでは、例えば夫の不倫についてのアカウントではそのことばかりになっている。でも、その人の日常は決してそれだけではないだろう。 私の日常にも、いろいろなことがある。実家関連では母やきょうだいと分担して、父の介護施設に通っている。在宅ライターの仕事はほぼやめ、新しくバイトを始めた。昨年まで毎日飲んでいたお酒は、ほぼ飲ま

          義父への憎しみについて

          夫への思い込み

          前回、退院した義弟には助けが必要かもしれないのに何もしていない、と書いた。 結論から言うと、義弟は前向きに回復に努めていて、特に助けはいらなかった。義母と電話で話し、そのことがわかった。 私は義弟のことになると、夫の情報を疑いもせず信じていた。ただ単に、弟の様子を伝えるだけのことに夫の脚色が入る余地などないと思っていた。 でも、夫が伝えることはかなり大げさだったのだ。やっとそのことに気づいた。 そもそも夫(元モラ夫)は大げさなタイプ。モラハラをする人は発達障害だったり

          夫への思い込み

          励ましの言葉が見つからない

          義弟は先日、退院した。 入院は一週間足らずだった。 退院した日は、いつになく前向きで「よし、食べよう」と明るく振る舞い、しっかり食べていたそうだ。 それを見て、夫も義父も泣いたそう。 (夫は仕事の関係で週の半分を実家で暮らしている) いい話なのに、そう簡単に喜べないように感じた。急ピッチすぎると直感的に思ったし、ドーパミンが一度にたくさん出ると、人の体にはそれを下げようとする働きがあるとどこかで聞いた。 もちろんうまくいくに越したことはないとは思っていたけれど、嫌な予感はあ

          励ましの言葉が見つからない

          突然の入院

          健康状態が気にかかる義弟は、病院に入院しました。ようやく病院に診てもらえることになり、本当によかった。 そのきっかけは、ベッドから動けなくなったこと。強硬なまでに病院には連れて行かなかった(それは義弟の意思なのですが)義母も、救急車を呼んだのだそうです。 最近、義弟と少し話せるようになったので、病院に行くように説得していかなければ、と思っていましたが、事態が急転しました。 心配なのは、病院で状態が良くなったら、そのまま退院させられてしまうのではないか、ということ。これま

          突然の入院

          義弟と話ができた

          勇気を出して、義弟に会いにいきました。 (夫の弟は、体調不良で退職後、約4年にわたり自宅療養していますが、食欲不振で体調はなかなか戻りません。) そこで見たこと、感じたことは、noteにひとりよがりで書いてきたこととだいぶ違っていて、続きが書きにくいほどです。 何が違っていたかというと、義弟は思ったよりずっと元気でした。痩せてはいたけれど。私とも話してくれました。 義母のことを体調不良の息子を病院に連れて行かない人、異常だ、と思っていましたが、これなら受診をしない選択肢

          義弟と話ができた

          義母との電話

          前回のnoteの続きを書くことができます。 義母に電話をしました。 どんどん義母への苦手意識が育ってしまっていたから、電話をかけるのが気が重くてしんどかったです。 電話をかけさえすれば、身内のことで話すこともあり、話につまることはありませんでした。義弟の名前も出ないまま小一時間が経ち、そのまま電話が終わりそうでしたが、がんばって義弟の話をこちらからしました。 (追記…それにしても、夫が言うに義弟は体調が今も良くないのに、私が以前から心配しているのを知っているのに何も触

          義母との電話

          義母に電話をする前に…

          夫の弟が体調不良(食事が摂れない等)でひきこもっていて、定期的に夫婦で自治体の相談に行っています。そのことを私の母には伝えていました。 母は人に言いふらしたりはしないタイプだから話していて、実際に状況に応じて知らないふりをしてくれたりするので話したことは後悔していません。 でも、母にこの問題について「(解決しようとしても)無理だよ」 と言われてしまって、図星だったので気が沈みました。 母の知り合いで似たケースがあったことを思い出したとのこと。母の知るその家族の場合、密着

          義母に電話をする前に…

          子どもの頃の私を前より好きになれた話

          小学生の子ども(次女)を育てているせいか、子どもの頃の自分を思い出します。 小6の卒業の時のサイン帳に「お願い。笑ってよ。」って書かれた思い出。見方を変えたら、サイン帳を書いてもらえる友達はいたんだなぁ。社会科見学のバスの席で、仲良しグループに一人異分子として入って、寝たふりをしたこともある。 次女は、私が苦手としていた強気で明るい女子。これは、生まれつきのキャラクターだと思う。親として接すると、子どもっぽく、何にも考えてなくて、クラスでも人を傷つけるようなことはしていな

          子どもの頃の私を前より好きになれた話