丸岡一志

1988年「AI黎明期」伝説の事典『AI事典』(UPU刊)[全528P]の造本装幀に携…

丸岡一志

1988年「AI黎明期」伝説の事典『AI事典』(UPU刊)[全528P]の造本装幀に携わって以来、AIに関する知見は36年の歴だけはあるAI漫画家です。いや編集者というべきか(描くのはAIなんで)

最近の記事

ChatGPT-4o、良き問いを求めて

古いことよりも 新しいものにチャレンジしよう、というテーマでChatGPTに聞いた。その答えから、深堀りしていって、新しい商品・サービス開発の視点を得るためのサンプル・ステップです。 結局、ChatGPTから有用な観点やアイデアを得ようと思えば、聞いているこちらの質問次第だと思うのですね。インタビューアがよければ、思わず話者も気が乗って、喋るつもりもなかったコアな答えをしてしまうように、ChatGPTの使い方の基本、鉄則は「よい質問」を投げかけること、につきると思います。「良

有料
100〜
割引あり
    • ChatGPT-4oに目が付くとどうなるの?

      プチ体験記が私の貧相な記事群の中ではスキしてくださる方が多くて感激しております。ChatGPT-4oのほんとにプチ便利な使い道をおいおい書かせていただきますので、今後ともよろしくお願いします! 目が付いたChatGPT-4oくんにSNSの記事を書いてもらおう! AIのマルチモーダルの進化、そのうちの一つ視覚認識的な使い道、本当に沢山あるのですが皆さんの日々のSNSライフを、ラクにしてくれそうな以下の使い方はどうでしょう? どこか出かけた先の出先報告 今日の私の家の庭の

      • ChatGPT-4oは通訳機として使えます

        先の記事で検証します、と保留していた「ChatGPT-4o」音声の応答速度が早くなったので、翻訳というより通訳さんとして使えるのでは?説を検証してみました。 結論使えます! では、実際の動作を 実際、通訳の方を介して外国の方とコミュニケーションを取る場合、相手が話し終わったあと、しばらく通訳さんが話すまでの間があって通訳しはじめますね。応答速度が早くなったので、頭の中で話すことを整理して、おもむろに話し出す通訳さんと、ほぼ同程度のレスポンスで通訳してくれているんじゃない

        • ChatGPT-4oガチ勢報告ぞくぞくと!

          昨日、早朝プレビューさせていただいたChatGPT-4oの使ってみた報告、各方面から驚きの声をしてぞくぞくと上がっているのをサーフィンしています。 ガチ勢の検証、色々面白くて、たいていのプレビュー記が早くなったとかの言及だったりするので応用可能性のあるものをピックアップして厳選紹介します! 先の記事の最後で、たぶんChatGPT、今後通訳機になると思う。と言っていて検証してみますと書いていたこと、なんのことはない、openAI の発表会動画でもリアルタイム翻訳として紹介され

        ChatGPT-4o、良き問いを求めて

          GPT4o使ってみた体験記《プチファーストレビュー》

          エグい!エグすぎる! ChatGPT4oをまず最初に使って試してみた時の感想です。 一言でいうと、ChatGPTに目が付いた! え、どういうこと? わけわからん、と言われると思うので、早速、具体的に使ってみた実際を書きます。きっと数日後には沢山、同じような記事、多くの人がアップするだろうから、この投稿の鮮度は約1日(いやもっと短いかも)です😅 まずご自身が使っているスマホアプリ、Webの左上に もし、上の表示がまだの方は、以下にアクセスしてみてください! https

          GPT4o使ってみた体験記《プチファーストレビュー》

          MidjourneyでAI漫画家になる!

          こんにちは! AI画師の皆さん大好きMidjourneyですが今年の3月、ちょうど先月ですがキャラクター同一性保持機能と、画風同一性保持機能が実装されました。 で、難しい言葉はさておき、何ができるようになったかといいますと平たく言えば漫画を作れるようになったのです。 これまで、画像生成AIで1回生成したキャラクターが気に入ったので、このキャラクターで様々な表情、ポーズ、背景シチュエーションによる展開を作りたいとすると至難の技なとこがありました。 様々な方が、あらゆるテクニッ

          MidjourneyでAI漫画家になる!

          Athlifesさんとの記事生成実験

          イントロダクション|パリ2024夏季オリンピック競技・オープンウォータースイミングは、プールではなく海や湖など自然の開放水域で行われる競技であり、パリ2024夏季オリンピックにおいても注目の水泳競技の一つです。この競技の魅力は、ただ速さを競うだけではなく、自然環境の変化に適応し、戦略を駆使して戦うところにあります。また、長距離を泳ぎ抜く選手たちの精神力と体力の限界に挑む姿は、観るものを圧倒します。今回は、オープンウォータースイミングがどのような競技であるか、その歴史やルール、

          Athlifesさんとの記事生成実験

          気候変動リスクをフィッツジェラルド風およびドストエフスキー風に書き分けるAI

          まずはフィッツジェラルド風から お題 " " が与えられたら、 まずはscheme に準拠した大見出しと字下げした小見出しの構成で目次を作成して下さい。 次に目次に適した原稿を200文字~500文字程度で1.イントロダクションから作成して下さい。 文体は作家F・スコット・フィッツジェラルド風でお願いします。 記事の作成は上記のフォーマットと一致しなければなりませんが、 お題に適したコンテンツを作成してください。 z を指示したら続きを書いて下さい。 分かったら 「はい」

          気候変動リスクをフィッツジェラルド風およびドストエフスキー風に書き分けるAI

          AIが描く新たなメタバースの地平

          最近、ある日のこと、AI技術の進化に関する話で盛り上がりました。特に注目したのは、動画生成AI「sora」の能力と、それがメタバースの概念にどのように影響を与えるかという点です。 従来のメタバースとは従来のメタバース空間は、基本的に人間がプログラムし、デザインした3D空間で構成されていました。ゲームの世界を彷彿とさせるこれらの空間は、創造者の意図に基づいて作られ、ユーザーはその中で予定された体験をします。 soraの登場が変えるメタバースしかし、「sora」のような動画生

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          freeeで請求書から領収書を発行したい

          freee会計のことである。 ご存知のようにクラウド型の会計ソフトで、法人企業からフリーランスまで、事業を営むものが税理士の手を借りずとも一人で確定申告を可能にしてくれる、ありがたいソフトである。 請求書に対応した領収書を発行してプリントアウトしたい、という事に1時間以上かかってしまった顛末を書く。 freeeの宣伝のための回し者でも、クレーマーでもない、1ユーザーに過ぎない者の使用感のレビューである。 今日、月末なのだが「投稿すると連続投稿記録が伸びるので書いてみま

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          巷を騒がす音楽生成AIについて

          さて、今日はAIでリアルヴォーカルで歌う音楽生成です。 テクノを始めとするコンピュータミュージックの登場以来、音楽世界とコンピュータテクノロジーは切っても切れない関係となりましたが、究極の進化系としてAIが楽曲を作ってしまうというAI WEBアプリ、Suno AIが登場したというので早速試してみました。 一言で言って、相当の衝撃! 仕事で音楽扱う方は、そう多くないと思うものの、SNSで音楽付して投稿やら、日常的に当たり前に音楽には触れていますよね。利用場面はいろいろ考え

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          なるほどなー、そうして時代は代わっていったんだな。

          るろうに剣心の佐藤健の身体能力が凄すぎて、るろ剣をマンガよりも映画で面白く見ていた私の中で、江戸末期から明治初期の、あの激動の歴史転換の時代の中で武家社会、侍意識から、今に連なる自由平等を標榜する社会への変容に、日本人の意識ってそんなに急に変わるもの? まさか?ありえないでしょ?みたいな事を、幕末ものの小説、漫画、映画、ドラマをみるたび思っていた。 その歴史変化の中での意識変化、変容ってどのようにしてなされていくんだろう?みたいな事に関心があった。 徳川将軍をお殿様として平伏

          なるほどなー、そうして時代は代わっていったんだな。

          フリー素材の感覚か!ちょっと見えてきた。

          明日には片道9〜10時間に及ぶ長距離運転にて移動するイベントがあるというのに、まだ心がざわついている。ただ、昨日、駄文を綴る前に今どきらしくChatGPTにあれこれと聞いていた。 ChatGPTいわく、 ふむふむ、まぁ、もっともらしいことを言ってはくれる。オーソドックスな回答である。 この中で、2.として挙げられていた「感情を表現する」をやってみようということで駄文をnoteに書いた。 アンガーマネジメントとして「怒り」の感情に支配されたり、呑み込まれたり。あるいは、そ

          フリー素材の感覚か!ちょっと見えてきた。

          デザインをめぐり、ささやかな駄文をとどむ

          かれこれデザインを生業にして38年もの歳月が経つ。 極めて素晴らしい師に恵まれ、極めて素晴らしい依頼主に恵まれ、幸いにして今、現在に至る。 途中実務を離れたこともあるが、しかしデザインという考え方、デザインという思想の上に、自身の歩みはあった。いや、自身の人生とか歩みとか、そういったもの全てがデザインだと考えていた。 巨樹が、その生きてきた歳月を年輪として刻むように、また、その年輪の姿が、他のどの木とも異なるように、人の生きてきた歩み、その足跡は全てその人のデザイン(現れ

          デザインをめぐり、ささやかな駄文をとどむ

          2023-10月の始まりの日に

          新しい月が始まった。 その月の始まりとともに、自分自身も新しいフェーズに入ったという感覚をはっきりと自覚している。 長い長いトンネルを経て川端康成は「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」と、書いた。大陸に生きてはいないわれわれ日本人にとっては、外敵の脅威や不安は他国人に比べて希薄であり、国境を越える行為が、北朝鮮と韓国の国境のような緊迫感を伴うものではない。 そのような国にあって川端康成が、ある旅路の中で目にした車窓の闇の中から一瞬にして銀世界へと場面転換した国境

          2023-10月の始まりの日に

          ワールドカップ・新海誠・野田洋次郎にみる「信」のちから

          2022年12月5日現在、ワールドカップはいよいよ決勝トーナメントに入りました。ご存知のように日本代表はドイツ・スペインを破り、決勝トーナメントに進出しましたね。スペイン戦前の日本国内での論調はドイツを破った歓喜の空気から一転、コスタリカ戦の敗戦で最後の失点を招いたディフェンス陣の戦犯追求やら、事前予想ではコスタリカを7-0で下した強豪スペインには勝てないだろう、といった論調もある中、どんよりとしたムードが漂っていました。 毎日のそうしたマス報道やSNSが過熱する中、日本代表

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