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もっと我が儘に生きる。

「自己中に生きちゃいけない」

幼い頃から、「奈菜絵は本当に自己中なんだから」と家族に言われ続けてきた。

いつの頃からだろう。

自己中になってはいけない
自分を犠牲にしてでも
人のために尽くさなければいけない

そんな縛りが自分の中に生まれていた。

だから、何かあれば自分を責める癖があったし
なんとなく自分に自信が持てなかったりもした。

だけど最近、不思議なことが起こっている。


自分の周りにいる人たちが

「ななっぺは、好きなことだけしてほしい。それだけでいい」

そんなことを言ってくれるのだ。

す、好きなことだけでいいの……???


困惑した。
きっと私が仕事ができないからだと思った。
確かに、何かと要領も悪いし、忘れっぽいし、ドジな私だ。
任される仕事が少ないのだろう。

自分に少しがっかりしたこともあった。


でも、よくよく聞いてみるとなんか違う。

「ななっぺは好きな国語や文章を書くことをしてくれるだけでいい!むしろそれが最高だから!!」

な、な、なんと……(涙)

事務のことや労務のこと、経営のことなど
めんどくさいことは一切しなくていいから、好きなこと「だけ」して働いていいと言ってくれる仲間たち。

こんなに幸せなことがあっていいのだろうか……

いや、だめだ!!!←


ここでまた、無駄に真面目な性格と、「自己中になってはいけない」という心の縛りが邪魔をする。

「我が儘になったらだめだ。私だって頑張ればもっとみんなの役に立てるんだ!!」

そう思い直し、猪突猛進で突き進んでいた結果、今度は立てなくなった。

「もう……働けません……」

スイッチオフ。
よれよれになってしまった。

そこで今度は、保護者さん登場。

「ななっぺは、笑ってここのねにいるだけでいいんよ!!」


笑ってそこにいるだけで、いい……???


「頑張らなくていい」
「自分の幸せを第一に考えて」
「そのまんまで笑っていてくれるだけでいい」


そんな、信じられないくらい幸せな言葉をたくさんもらった。


好きなことだけするなんて、そんな我が儘なことできない
もっと頑張らなきゃ
もっと役に立たなきゃ


そんな自分の思いがどんどん自分を小さくしていっていたことに気づく。


ありがたいことに
4月からは、大好きな国語の授業と文章を書くことに集中できるような働き方ができるようになった。


親愛なるある方に
「2023年は、bird🕊の年だよ!」
と教えてもらったことを思い出す。

「2022年は、きついことも結構あったよね。でもそれは、2023年に鳥のように飛ぶために必要だったこと。周りに感謝しつつ、今年は自由に飛ぶんだよ!」
(以下の記事に全文ご紹介♩)


そうか。
そういうことだったのか。

飛ぶためには、荷物を下ろさなきゃいけない。
自分の持っている「重い」もの。

それは、価値観。
それは、思考。

「我が儘に生きちゃいけない」

そんな「おもり」を今こそ、手放そう。


我が儘に生きる。
もっともっと我が儘に生きる。

それが結果的に自分の幸せとまわりの人を愛せることへと繋がっていく。


こんなに恵まれた環境で働かせてもらえることの喜び

そして、
そこで思い切り好きなようにやってみることの楽しさを
思う存分に感じてみよう。

その先に待っている世界は、どんな世界かな。



一つひとつ
噛み締めて歩んでいこう。

こんな私でもいいと言ってくれる優しい人たちと共に。









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