あえて中判フィルムで
こんにちは。
すっかり桜も散って、暑い日も増えてきましたね。
もうすぐ梅雨の時期がやってくると思うと、少し憂鬱かもしれません。
ところで先日Rolleiflexを整備に出していたのですが、それが終わって返ってきました。
不具合が出ていた部分が直ったか、テスト撮影に行ってきましたよ。
久しぶりにフィルムで撮ると案外感覚を忘れているもので、これが後からあまり調整の効かない一発勝負だということを忘れて撮りそうになります。
露出合わせて、水平見て、ピント合わせて、なんてやってると結構時間がかかりました。
桜を撮っている海外の観光客さんもそれは同じだったようで、ずっとファインダーを覗いていてくれました。
真ん中に主題が欲しかったなあと思う写真。
自分もマヨネーズの人みたいに、主題になる被写体持ち歩こうかしら。ケチャップがいいかな。
門から見えた寺が綺麗だったので、門もフレームとして残してみました。
自分のRolleiflexのスクリーンは中央から外にかけて暗くなってしまって、四隅は日中見るとほぼ真っ暗なんですよね。
なので、どの程度門フレームしているか分からず撮らなければいけませんでした。
そういった不自由?もフィルム写真を撮る上では楽しみですね。
御手水に桜が浮かべてありました。
ピントが花に合っていないのがちょっと傷。
普通の道なのですが、覆いかぶさるように伸びた桜の枝が美しかったので通行人を待ってみました。
普段の生活の中に桜があるみたいな写真で、個人的お気に入りの1枚。
人がもう少し進んだ辺でシャッターを切ったら、より良い構図だったかもなあと思いつつ、この一発勝負もフィルム写真の醍醐味ですね。
というわけでなんの問題もなく綺麗に撮れていました。
ちなみに直してもらった不具合は写りとは関係のない部分で、巻き上げカウンター不良です。
その他清掃注油をしてもらったので、もう動作は完璧。バッチリ動きました。
これでこれからも永く、このカメラと過ごせそうです。
他のフィルム写真を簡単にまとめたものも書きました。良ければご覧ください
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?