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なにもなかった血液検査の後と不安

こんばんは、コケ丸です🟡

胃のあたりの違和感、体の力が抜けるような感覚。
趣味だったものを楽しむ感情が薄れたり、無くなったりする日々と向き合っている最中です。(今日で約一ヶ月経過)

胃カメラ、エコー検査を終え、体の不調は続くもののこれといった不調は見つからなかった2週間。

そこから一週間経って、今日は「血液検査の結果」を聞きに、内科へと車で向かいました。

3階建ての午後の病院は人もまばらでしたが、それでも20分程待つことに。
すぐ近くに老人ホームがあるせいか、お年寄りが多く見かけられます。
40代の自分と同年代や、もっと下になると片手の指で数えられるほどです。

待合室のテレビではワイドショー。
好きな部類の番組でもないので、顔を伏せてじっと待ちます。
スマホをいじるような気持ちにもなれないなんて。

名前を呼ばれました。

看護師さんが血圧を測り、いくつかの問診。
普段からお年寄りをメイン層にお相手しているせいか、ここの看護師さんはみんなハキハキされています。
ハキハキしたまま看護師さんが去り、先生が登場です。

浅黒くバイタリティ溢れる男の先生。
精悍ながらも穏やかで、信頼を置き始めている自分がいます。
目は鋭い。

「今回の数字だけで見ると、不調の原因と言い切れるようなものはありませんでした。」

あぁ、またわからなかった。

あぁ、またわからなかったんだ。

勃起がないことを伝えても、脱力感が消えないことを伝えても。
何も目の前の数値には繋がらない。

ついに。
先生の口から「心療内科の受診」を考えてみては、と勧められました。

実はもう予約していることを伝えると、そのことには軽くだけ反応し、先生は悩みや現状について話を聞いてくれました。

仕事をしたことがないことや、ずっと家にいること。
「情けない」「すみません」「こんなことを聞かせてしまって」と、思わず自分の口から溢れるのを先生は優しく制止して、落ち着かせてくれました。

そうだ、やはり自分はこのことをこんなにも引け目に感じていたんだ。
だからこそ、見ないふりで数十年放置してしまった。
働きたかった、アピールが出来ず面接に5連続落ちた。
最後はなにもない履歴を見て10秒ほど絶句されてしまって(本当に言葉が見つからなかっただけで悪意はなかったと思う)、面接自体が怖くなってしまった。

一通り話したあと、改めて「心療内科に行ったほうがいいですか?」と聞くと、同意をされました。

今日でこの内科病院に通うのは、一旦終わりです。
これからは、心療内科に通うことになります。

それでもまた何か他の症状が出たら、次もここだと思えるような先生に会えたと思います。



と、ここで綺麗に終わりたかったのですが。

「脂肪肝も出ているから、ウォーキングや運動をしっかりしましょう」と笑顔で釘を刺されたことも正直に話しておきます…。

つづく。(一時間歩きました)

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