markdownを活用してテキストを迅速に公開する:文法早見表
昨日公開した記事「markdownを活用してテキストを迅速に公開する: イントロダクション」の続きです。
おさらい
markdownは簡単便利な「軽量マークアップ言語」です。効率的に文書を作成でき、HTMLやその他の形式の文書に簡単に変換できます。
文法を覚えよう
今回は文法を解説します。
しかし、話は簡単です。基本文法を把握するのに30分はかからないでしょう!
この順番に覚えよう
改段落の方法
表題・見出しの付け方
リンクの設定方法
インラインイメージの設定方法
箇条書きの書き方
ボールド・イタリックの指定
表の書き方
次の節の説明を上から順番にチェックしてください。忙しい人は、とりあえず「リンクの設定方法」まででも大丈夫ですよ。
1. 改段落
段落の区切りには空白行を使います。連続した空白行はひとつの空白行としてレンダリングされます。逆に、空白行を伴わない改行は段落替えとは認められません。
2. 見出し
見出しには、`#`記号を使います。`#`の数で見出しの階層を表します。
テキストの先頭の`#`行は文書全体の表題として使いましょう。それ以降に出てくる`#`は、「大見出し」です。
見出しの深さとしては、`######`までが許されるようですが、深すぎる階層はこれはこれで見にくくなるのでお勧めしません。せいぜい`###`までにとどめておいた方がいいでしょう。
# 見出し1
## 見出し2
### 見出し3
3. URLへのリンク
URLへのリンクは`[リンクテキスト](URL)`の形式で書きます。
[Googleへ](https://www.google.com)
4. インラインイメージ
インラインイメージの書き方はリンクテキストの書き方と似ています。`![代替テキスト](画像URL)`の形式で書きます。
![MarkdownのLOGO](https://markdown.somdocscdn.com/favicon.png)
5. 箇条書き
箇条書きは`-`、`+`、`*`のいずれかで書きます。ネストさせる(入れ子構造を作る)場合は文頭にスペースを4個置いて字下げします。
- りんご
+ 種有り
+ 種無し
- みかん
また、番号付き箇条書きの場合は先頭を`0. `で始めます。
6. ボールド・斜体
ボールドは`**太字**`または`__太字__`、斜体は`*斜体*`または`_斜体_`で表します。
**ボールド** __ボールド__
*イタリック* _イタリック_
7. 表の書き方
Markdownで表を作成するには、以下の基本的な構文を使います。表は列ごとにパイプ(|)で区切り、ヘッダー行とデータ行を区別します。ヘッダー行はハイフン(-)で定義され、視覚的な区切りとして機能します。
基本的なMarkdownの表の構文は次のようになります:
| 列1 | 列2 |
| ------------ | ------------ |
| セル1, 行1 | セル2, 行1 |
| セル1, 行2 | セル2, 行2 |
表は改行で区切られた行から成り立ちます。
最初の行はヘッダーであり、列の名前を定義します。
列はパイプ(|)で区切ります。
2行目はヘッダーとデータ行を区別するセパレーターです。
さらに、Markdownの表をカスタマイズする方法もあります。例えば、テキストの配置を制御したり、スタイルを適用したりできます。
列内のテキストの配置を制御するには、コロン(:)を使います。
左寄せ: :---
右寄せ: ---:
中央寄せ: :---:
| 左 | 中央 | 右 |
| :--------- | :------------: | -------------------------: |
| これは左 | テキストは中央 | これは右寄せ |
| さらにテキスト | さらにさらにテキスト | さらにさらに右寄せ |
次は……
本記事もまだイントロです。
そろそろ実務の話に行きましょう。次記事では、VScodeでの編集の仕方と、windowsPC上で最低限の設定で「日記」を書いていく方法を説明したいと思います。
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