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markdownを活用してテキストを迅速に公開する:文法早見表

昨日公開した記事「markdownを活用してテキストを迅速に公開する: イントロダクション」の続きです。



おさらい

markdownは簡単便利な「軽量マークアップ言語」です。効率的に文書を作成でき、HTMLやその他の形式の文書に簡単に変換できます。

エディタVScode上でプレビューを見ながらmarkdownテキストの編集しているところ

文法を覚えよう

今回は文法を解説します。
しかし、話は簡単です。基本文法を把握するのに30分はかからないでしょう!

この順番に覚えよう

  1. 改段落の方法

  2. 表題・見出しの付け方

  3. リンクの設定方法

  4. インラインイメージの設定方法

  5. 箇条書きの書き方

  6. ボールド・イタリックの指定

  7. 表の書き方

次の節の説明を上から順番にチェックしてください。忙しい人は、とりあえず「リンクの設定方法」まででも大丈夫ですよ。

1. 改段落

段落の区切りには空白行を使います。連続した空白行はひとつの空白行としてレンダリングされます。逆に、空白行を伴わない改行は段落替えとは認められません。

2. 見出し

見出しには、`#`記号を使います。`#`の数で見出しの階層を表します。
テキストの先頭の`#`行は文書全体の表題として使いましょう。それ以降に出てくる`#`は、「大見出し」です。

見出しの深さとしては、`######`までが許されるようですが、深すぎる階層はこれはこれで見にくくなるのでお勧めしません。せいぜい`###`までにとどめておいた方がいいでしょう。

# 見出し1
## 見出し2
### 見出し3

3. URLへのリンク

URLへのリンクは`[リンクテキスト](URL)`の形式で書きます。

[Googleへ](https://www.google.com)

4. インラインイメージ

インラインイメージの書き方はリンクテキストの書き方と似ています。`![代替テキスト](画像URL)`の形式で書きます。

![MarkdownのLOGO](https://markdown.somdocscdn.com/favicon.png)

5. 箇条書き

箇条書きは`-`、`+`、`*`のいずれかで書きます。ネストさせる(入れ子構造を作る)場合は文頭にスペースを4個置いて字下げします。

- りんご
    + 種有り
    + 種無し
- みかん

また、番号付き箇条書きの場合は先頭を`0. `で始めます。

6. ボールド・斜体

ボールドは`**太字**`または`__太字__`、斜体は`*斜体*`または`_斜体_`で表します。

**ボールド** __ボールド__
*イタリック* _イタリック_

7. 表の書き方

Markdownで表を作成するには、以下の基本的な構文を使います。表は列ごとにパイプ(|)で区切り、ヘッダー行とデータ行を区別します。ヘッダー行はハイフン(-)で定義され、視覚的な区切りとして機能します。

基本的なMarkdownの表の構文は次のようになります:

| 列1          |2          |
| ------------ | ------------ |
| セル1, 行1   | セル2, 行1   |
| セル1, 行2   | セル2, 行2   |
  • 表は改行で区切られた行から成り立ちます。

  • 最初の行はヘッダーであり、列の名前を定義します。

  • 列はパイプ(|)で区切ります。

  • 2行目はヘッダーとデータ行を区別するセパレーターです。

さらに、Markdownの表をカスタマイズする方法もあります。例えば、テキストの配置を制御したり、スタイルを適用したりできます。

列内のテキストの配置を制御するには、コロン(:)を使います。

  • 左寄せ: :---

  • 右寄せ: ---:

  • 中央寄せ: :---:

| 左         | 中央           | 右                        |
| :--------- | :------------: | -------------------------: |
| これは左   | テキストは中央 | これは右寄せ               |
| さらにテキスト | さらにさらにテキスト | さらにさらに右寄せ |

次は……

本記事もまだイントロです。
そろそろ実務の話に行きましょう。次記事では、VScodeでの編集の仕方と、windowsPC上で最低限の設定で「日記」を書いていく方法を説明したいと思います。

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