見出し画像

内野聖陽さんは『とんび』であり『ケンジ』だ。カメレオン俳優だと思った。

お正月、ドラマ『とんび』の再放送を見ました。


このドラマの主軸になるのが、とある事故で妻を失くしたドライバーのヤス(内野聖陽さん)と、息子あきら(佐藤健さん)が周りの温かい人たちに支えられながら、人生模様を魅せていくそんなストーリーです。



個人的には、和尚(柄本明さん)のずしりとくる語り口が好きで、正月なのに涙目になっていました。



ちょっと話が変わるのですが、『とんび』を見終わったあと、録画していた『きのう何食べた?』をあらためて観ました。


どうしても、ヤスとケンジを同一人物が
演じていると今でも思えないのです。


ヤスもケンジも役は、ほぼ真逆です。



でも不思議なものです。
しっかりとこの2人はちがう時代に生き、
ちがう場所で生活し、
ちがう人たちに囲まれています。
(当たり前ですが…)




役者さんってすごいな、って思います。




時間も空間もこえ ちがう人生を生きられる。


それをも超える内野聖陽さんの演技力が
また わたしたちの想像を軽々
超えてきます。


余談ですが、『とんび』で息子役を演じた
佐藤健さんも、『義母と娘のブルース』で演じた麦田さんと『とんび』のあきらでは
真逆の役でした。



ヤスとあきら揃って、振り幅すごい!
と思いました。



今年もどうぞよろしくお願いいたします。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?