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「みんなバラバラな存在であることを受け止め、つながっていく」帰国子女・めいこさん【あなたの人生、教えてください!】

みんながそれぞれ違った
バラバラな存在であるという
共通認識のもとでつながりたい。

そんな生き方を思い描く
帰国子女のめいこさん。

お父さんの仕事の関係で
中学、高校時代を上海で過ごし、
日本の大学に進学しました。

その中で海外の学校と
日本の学校の文化的な違いに
モヤモヤすることもありました。

それでも、自分以外の家族は
日本の学校生活を過ごしてきたので
なかなかそのモヤモヤを
打ち明けることはできませんでした。

日本の学校の体質に
疑問を持つことがあっても
「家族の学校生活を否定するようで
当時はなかなか言えなかった」
とめいこさん。

異なるバックグラウンドをもつ
人と話すときに
私もこのような思いを
抱いたことがあります。

めいこさんは
「日本の学校は~だった」ではなく
「その先生は~だった」のように
個人の問題を国全体の傾向として
ラベリングしない話し方

家族にもモヤモヤした話を
打ち明けられるように
なったといいます。

日本人同士でも
「日本人は真面目でシャイだから」
といった個人の性格を
全体の傾向として
捉える風潮があります。

でも、日本人の中にも
明るく陽気な人はたくさんいます。

この問題を考えるうちに
漫画家の高橋景色さんの
記事を思い出しました。

みんな人それぞれ違った
性格やバックグラウンドを持っている。
全く同じ人なんていない。

そのことを前提条件として
つながり合えればいい。

音楽グループ
いきものがかりのリーダー・
水野良樹さんの
そのような言葉と出会い、
心が軽くなったというめいこさん。

「バラバラであることをそのまま書こう。異なる正義や思いを抱えていても、僕らは同じ時代を生きていかなくてはならない。あなたと私とは違う人間だ。でも同じ空の下にいる。同じ風がここには吹いている...ともに生きる道を探していくしかない」(水野良樹さん)


「みんなバラバラでもいい。
その共通認識があればつながっていける」

という考え方に
背中を押されたとめいこさんは
語ってくれました。

どんなバックグラウンドの人でも
違いを受け入れて
つながり合える生き方

広がっていけばいいなと
私も思います。

そのために、
こうしたいろいろな生き方の
違いを知り、紹介して
そのことでつながっていけたら。

めいこさんは私と同い年で
似た経験をしていることもあり、
インタビュー前には
かなり親近感を持っていました。

しかし、インタビューを通して
当然ながら、めいこさんとは
経験もバックヤードも
全然違うことを知りました。

その違いこそが面白い。

違うからこそ、
インタビューを通してつながれました。

(2人が似たような性質であったら
エッセイになっていたかもしれません)

これからも
魅力的な生き方の違い
を伝えられるような
インタビューをしたいと
再確認した回でした。


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