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Scrum Fest Niseko 2023 に参加しました

この記事は「Regional Scrum Gathering Tokyo & Scrum Fest Advent Calendar 2023」の4日目の記事です。(12/24時点で 枠があったので、投稿しました)


はじめに

先日、11月2日(木)・3日(金) に 北海道虻田郡ニセコ町にある「ヒルトンニセコビレッジ」 にて開催された Scrum Fest Niseko に参加しました。

Scrum Fest Niseko って?

Scrum Fest Nisekoは、北海道内外のソフトウェア開発コミュニティが集まり、未来について議論する場です。
変化の多い時代において、柔軟な適応力が求められるソフトウェア開発に焦点を当てています。
技術的なプラクティスやチームのあり方、組織との関わり方など、多岐にわたる視点が必要です。
Scrum Fest Nisekoでは、新しい仲間や視点との出会いを通じて日常から離れ、明日への新たなステップを踏み出すきっかけを提供します。

初開催のニセコ

例年で行くと、札幌での開催なのですが、今回は新しい試みでニセコでの開催。
ConfEngine でのプロポーザルで登壇形式ではなく、全員参加型の対話重視の内容で、参加者が話したいテーマ、解決した課題を持ち寄り、参加者が対話の場を作り、参加者どうしで話し合うOST(オープン・スペース・テクノロジー)メインでの内容が中心のイベントでした。

​Keynote Aki(spring_aki)さん

キーノートは Aki( @spring_aki ) さん

アジャイル札幌チームの話に始まり、コミュニティ・人との関係性について、お話いただきました。Akiさんのお話を聞いて思ったのは、お話しながら、聴衆者への気付きのキッカケを生むような問いかけがとても上手だなと思いました。

アジャイル札幌チームの話

立ち止まる勇気。一度動き始めたら、続けないと行けないわけではなく、「アレ?なんかちがうな。」と思ったら、立ち止まれる仕組み、緊急停止ボタンを押せる勇気を持つ。

私もですが、ある程度イベント開催に慣れてくると、イベントのフォーマットが出来上がっていて、良くも悪くも慣れがでてきます。
どのような状況でも、「アレ?」と思ったら、立ち止まって考えてみる事がダイジなのだと、再認識しました。

新しい環境との出会い、世の中との距離感

誰もが、仕事、プライベートにかからわず、新しいコミュニティに参加するイベントってあると思います。
そのコミュニティに知っている人がいたら、心細くないのですが、誰もいないと心細くてなかなか馴染めなかった思いって誰にでもあると思うので、そんな方を見かけたら、勇気をもって声掛けしてサポートすると、自身も新しい出会いになりますね。
お互いの心地の良い距離感を保って、楽しいことをする仲間探しをしていきましょう!

距離感を保つには、自分と相手との関係を俯瞰的に見てみて、自分はその時どう思ったのかを客観視しながら相手の話を聞いたりするとより意味が深くなるのだと思います。

人と人との関係性

自分や誰かの行動や振る舞いに対して、どんな感情が起こり、反応に至ったのかをふりかえってみる事が大事で、「感情に支配される」のではなく「感情をコントロール」する客観的な視点が必要。
ただし、渦中にいる状態では、支配されやすいので、定期的に振り返ってみることで、だんだんと客観視できるようになってくる。

自己を知る

EQ(感情知能)
 
1. 自分の情動を認知すること
 2. 自分の情動を取り扱えること
 3.自分の情動を他者に伝えられること
 この3ステップのうち、まずは1ステップ目から初めて見る
NVC(非暴力コミュニケーション)

上記どちらの手法でもそれ以外の手法でも、まずは始めて見て自分にあった手法を見つけてみる。

わかりあうとは、わかりあいたいと思い続けることがわかりあいなのでは。
自分を知り、相手を知る事もダイジ。

メインストリームと周縁化

・他人を尊重する
・サポートする
・自分で動く
・みんなでHappyに
・オープンに
・考えて、感じて、議論する
・発見してアップデートしよう

OST(オープン・スペース・テクノロジー)

キーノート後は、OST。

どれも興味深い内容でしたが、身体はひとつなので(笑)OST後に各自でアウトプットされたポストイット達を眺めてみるとそこにもたくさんの学びがありました。

みんなで持ち寄るワークショップ

私は、レゴ® を使ったスクラム開発体験ができる レゴ®スクラム ワークショップ参加しました。
羊蹄山を目の前に、ゆったりとした自宅を建築したいというオーナーさんのオーダーに合わせて、チームで暖炉・ベッドルーム・大型テレビ・ソファを協力して組み立てていくゲームです。
普段システムやプログラミングに関係のない子供も一緒に参加して一緒に作り上げていきました。
毎度実施知てみて思うのは、このワークはチームビルディングにもとても効果のあるワークだと思います。何より楽しい!(笑)

その他のワークショップは、紙粘土スクラムだったり、マネジメント3.0のカードを使ったゲームなど、たくさんあって、みなさん楽しくワークされていました。

まとめ

イベントスタッフの皆さん、そして参加者のみなさん、本当にお疲れ様でした!

Scrum Fest Niseko2023、最高のイベントになりましたね。
イベントスタッフのみなさんのおかげで、スムーズに進行し、楽しい時間を過ごすことができました。

これからも勉強会やイベントに参加して、さらに成長していきたいと思います。スクラムの世界はまだまだ広がっていて、来年はどんな発見が待っているのか楽しみです。

みなさんとの再会を楽しみにしています。ありがとうございました!

おまけ

ヒルトンニセコビレッジ、控えめに言っても最高なロケーションでした!

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