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【番外編】イケている会社に入ることはいい事なのか

こんにちはアート王子です!
今日はアート王子の冠を置いて、ビジネスマン高橋航平(本名)として、最近みたYouTubeで考えた事、「イケている会社に入る事はいい事なのか」について書く、ビジネスやキャリア展望の内容になっております。
果たして、需要はあるのか?
実験回です。(ビュー数が楽しみ)

気になったYouTubeの企画

アート王子の中身は31歳、社会人営業歴9年のゴリゴリのおじさんなのですが

最近僕がよく見ているYouTubeが年収チャンネルさんの「キャリアコロシアム」という企画で

キャリアコロシアム

キャリアコロシアムとは簡単にいうと志願者(挑戦者)がキャリアコロシアムメンバー(20.30代が中心のWEB系経営者)に向かって面接形式のプレゼンをして、独立や支援(伴奏者としてのメンター、仕事を発注する)などを志願してマッチさせる企画です。
令和の虎(マネーの虎)をオマージュしていると思うのですが、あまり出資などの話は無いです。

当然番組なので、志願者がパフォーマンスやテストの為に詰められる構図になるのですが、その対応によってキャリアコロシアムメンバー(以下、キャリコロメンバーと記載)の最後の「支援するか、しないか」が影響されます。
僕は好きで何本か動画を見たのですが、ダメダメな場合は「中身はいい人」という評価をされがちですが、「ダメすぎて助けたい」パターンもあるので、逆転劇は面白いです。

イケてる会社「トゥモローゲートからの独立」

今回の動画は「トゥモローゲートから独立、メンター支援してほしい」という内容でした。

実は僕、トゥモローゲートさんの「採用しない会社説明会」(詳しくは忘れました)みたいなものに参加して、トゥモローゲートさんが行っている、社内改善(ブランディング)やマーケティングの業務内容やめちゃくちゃオシャレなオフィスを実際に見たことがあるんです。
「ブラックな会社」「大阪で1番オモシロイ会社」などの面白いキャッチフレーズと目標を掲げた、一言でいうとイケてる会社です。

いい感じに終わると思っていたのに…

キャリコロメンバーの中に田端信太郎さんがいます。
確か田端さんはトゥモローゲートの顧問をやっていたはずだし、志願者さんもガッツリ「トゥモローゲート」の名前出して志願しているので優秀だろうし、年収チャンネル側も名前を使って動画を出しているので、結果的にいい感じで、まとまって終わると思っていたのですが、ところがどっこい、忖度なしの最後まで何も決めきらない泥沼な空気の悪い展開に…

結論、「イケてる会社のシステムが強すぎて、実際の戦闘力が育っているかは怪しい」

詳しくは百聞は一見にしかずで動画を見て頂いた方がいいのですが、独立して「何を生業とするのか」の具体の話が一向に出ず、キャリコロメンバーをイライラさせてしまいました。

志願者さんの直近のゴールは「飲食店を開く事」で、そのための資金集めのために独立するのが本音だと思うのですが

・古巣(トゥモローゲート)に勝てるところは何か
→安さ、スピード感?
・飲食店開業に向かうために今持っているスキルを活かせる領域は何か(少しずつ飲食店経営にシフトする動きはどうするのか)
→食に関係ある企業を中心としたブランディング提案?

が出ずに終わってしまいました。
ですが、26歳にしてはしっかり受け答えしていましたので、軸が定まれば強いのではないかなと思いました。

ルールを守るのは得意だが
ルールを勝手に変えたり、作ったり出来ない人は独立すべきか

たった20分程度の動画で判断するのは早計な判断なのは承知の上で、僕が抱いた印象は
「トゥモローゲート上の業務では優秀なんだろうけど、自分のエゴを通すためのルールの破壊、整備、創造が苦手なんだろうな」という事でした。

キャリコロメンバーの山本さんも仰っていましたが、会話をしていく上で互いの頭の中を同じレベルのような状態にして理解を深めるのが重要なのに、専門用語と抽象的な話が終始だったので、マーケティングに詳しくない僕からすると、途中から何を言っているか全然分かりませんでした。
キャリコロメンバーを狙い撃ちするのか、それとも、この動画を見た経営者を狙いに行くのかがイマイチわからず、どっちつかずな内容でした。

ルールメイキングが苦手な人は、社員としては重宝される

僕がこの動画の1番のパンチライン(刺さった言葉)だなと思ったのが、田端さんの「トゥモローゲートのOSは完璧に理解している」というセリフ。

初めに社長の西崎康平さんはそんな人では無いと断っておきますが

経営者からすると、自社の業務内容やビジョンを完璧に理解してくれていて、そのルールの中で完璧に遂行してくれる(正攻法でゴールを達成してくれる)人は、社員としてめちゃくちゃ重宝すると思う。
またその抜けのない(ルールを外れようと思わない)仕組み作りが素晴らしいと思う。

しかし、実際独立しようとした時、足腰が全く鍛えられていない可能性もあるのでは…というのが僕の考えです。

あれだけのハイレベル社員が多く在籍しているので、トゥモローゲートさんを独立して活躍されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、逆に素晴らしいルール過ぎて、一歩国外に出るとソッコーで強盗に遭ってしまうような弱さはあるのかもしれません。

多少ブラック企業の方が独立には有利?

リクルートなどの「初めから独立してやる」っていう人の集まりは別として、ある程度道が整備されているイケてる会社で活躍するより
下請け、新規営業バリバリ、ハードワーク、請求回収自分で行う、社長と近い、チームより個人色が強い営業という厳しい環境の方が独立には関しては(その後のスケールは別として)有利かもしれないと思います。
上記が僕の環境だから、せめて希望を見出したいという甘えが100%ですが!笑

どのような会社に所属していても会社の看板があるから仕事を得ているという謙虚さを持たないと、勘違いしてしまう可能性があるなと自戒を込めて思いました。
逆にいうと、めちゃくちゃお客さんに否定されても、会社の看板のせいにすれば次に進めるという都合のいい考え方も出来ますが。笑
その点、独立は自分の舵取りの間違いも考えされられる事になりそうですね。

まとめ
セルフブラックであれ!

とはいえ、進んでブラック企業に入るのも違うと思うので、活躍できる環境で、常に自分には厳しく(そして他人軸でなく自分で褒める)、セルフブラック企業で過ごさないと足腰が鍛えられないと思いました。

今回はキャリアコロシアムとトゥモローゲート、田端さんという、僕の好きが集まる企画だったので、結構リアルにダメ出しを食らうというある意味予想外の内容でめちゃくちゃ面白かったです。

僕は「そんなに飲食店やりたいなら、最短距離で飲食やって、ホリエモン的な人に見初められる方が早くね?」(WAGYUMAFIA等で頭角を現す方法)と思っちゃいました。覚悟の問題だと思います。

僕も自分のキャリアをもっと考えなければなりません。

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