【読了】DIE WITH ZERO|人生で一番大切なことは?お金の使い方がわかる本。
1日でも早く読んでほしい。
特に20代の方に・・・。
タイムマシンがあったら、20代の私に渡してあげたい。
そんな本に出会いました。
ビル・パーキンスの『DIE WITH ZERO』です。
本の紹介
この本は「思い出づくり」が人生で最も大切な仕事だと教えてくれます。経験を増やすことで、人生が豊かになり、その経験が後の人生にも喜びをもたらすという考えです。
特に印象的だったのは、人生における「小さな死」という概念。これは、人生の各段階が終わることを指し、例えばティーンエイジャーの自分、大学生の自分、独身の自分など、各フェーズが終わることを意味します。これらの終わりを意識すると、その時期を最大限に活用しようという意欲が高まるのです。
思い出を作ろう、そのためにお金を使おう
私はあと数日で50歳になります。あと10年頑張って働いて、子供達も20歳を超える頃には、海外旅行に行きたい、日本のあちこちを旅したい、カフェをしてみたい・・・など考えたりもします。でも定年を迎えた60歳の私は「したいこと」に耐えうる体力が残っているのだろうか?
それは疑問です・・・。50歳の今でも筋力が落ちてきて、体を動かすことがきついなあと思うことが増えてきているのに、海外旅行なんて、60歳70歳でできるだろうか?
今ならまだ大丈夫です。なのに、できるかどうかわからない「10年後」にやりたいことを先送りし、できなかったら?・・・。後悔だけが募りそうです。
海外旅行をするといっても、夫と二人でする予定。だったら、破産するほどお金を散財することもないだろうし、なんなら次の夏休みでも行けるじゃないか。
子供達は最近、一緒にお出かけすることを拒否するようになってきました。一緒に暮らす残り時間をかけて、お出かけではない形での彼女たちとの思い出を、できる限り作っていこうと思います。そして夫とは新しい思い出を一つずつ(できれば楽しいもので!)積み重ねていこうと思います。
これまでもわがままリスト作っていましたが、この本がおすすめする「タイムバスケット」を今度試してみます。わがままリストを5年ずつに区切ったバスケットに入れていく。そうすると、「先に伸ばして大丈夫」な項目や、「いやいや、今でしょ!」という項目が整理され、できるタイミングを逃すこともないかもしれません。
まとめ
皆さんは、先延ばしにしている夢や計画はありませんか?
人はいつまでも同じ状態ではいられません。著者のいう「小さな死」を繰り返します。50歳になる私にはそれがよくわかります。
子育て真っ只中の時代、いつになったら自分の時間ができるのかな?と思っていましたが、その日はやってきました。そしてその当時にやりたいと思っていた「一人ホテル泊」「一人カフェ」「一人温泉」など、今となっては価値が半減しています。お金がもたらす価値が経年とともに変化することもよくわかります。
だからこそ、これからは自分の仕事や家族、体力健康など、その時々に応じてバランスを取りながら、「タイムバスケット」にある「やりたいこと」にお金をかけ、一つずつ挑戦して思い出づくりをしていこうと思います😊
最後までお読みくださり、ありがとうございました🎵
(最後に私の心に残った言葉をまとめました↓)
*印象に残ったフレーズ*
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?