見出し画像

娘たちの始業式と【読了】後悔しない時間の使い方

昨日から新学期。
娘たちは新しいクラスに不安を抱え、長女は涙を流しています。

私の学生時代を振り返ると、アニメやドラマのように「とっても楽しい一年だった」なんて思えるときはなく、人間関係に、勉強に、必死だったように思います。

涙する娘を見ながら、何を話しかけても言葉が空を切るような気がして、ただ彼女の背中をさすっていました。

職場の人間関係と同じように考えるのは難しいのでしょうね。
職場の人はただの職場での関係。
学校の同級生はただ学校にいる時だけの関係。

同じようで同じではない。

学校にいる時だけの関係だ、と割り切ったら、そこまで人間関係を深く考えなくてもいいように思いますが、学校の世界しかまだ知らない中学生には難しいのかもしれません。

私自身、学生時代に仲良くさせてもらった友人で、今も関係が続いているのは、たった一人です💦

そんな人が娘にも現れたら、いいなあ。

📚📚📚

本を読みました。
「後悔しない時間の使い方」という本です。

最近、似たような本にアンテナが立っています。

他人の人生のもち時間はどれだけの金持ちでも(イーロンマスクでも)買い取ることはできない。
貯めておくこともできない。
持ち時間は案外短い。
だから自分の限りある時間を無駄に過ごしていないか、考えてみよう。
そしてもっと時間を有効に使うために、生産的になってみよう。
生産的とは?
①楽しいことをや有意義なことに時間を使う。
②大切なひとと一緒に過ごす。
の、ようなことをさす。
この土台づくりに欠かせないのが「自分に思いやりを持つ」こと。

50歳を過ぎて、実感しています。
時間は有限で、思っている以上に短い。

この本には生産的に過ごすためのヒントがたくさん載っています。
私が特に気に入ったのが、
①ビジョンを明確にすること
②集中力を高める方法を知って実践すること
③ルーティンを確立して、フロー状態に入りやすくすること
この3点です。

①はすでに明確。
私のビジョンは「自分と周りに思いやりをもち、今できることに最善を尽くす」ことです。
仕事や家族のことを一番にずっと走ってきましたが、自分の残り時間を考えると、まず自分を大切にする、そして家族と大切な友人との時間を大切にすることを優先するようになりました。ビジョンが明確になったおかげです。

②は仕事にかける時間を定時内で終わらせるためにも、心がけたいことの一つです。人間の集中力の特徴ってこれまでにもたくさんの本でも解説されています。朝の方が集中力が高い、スマホなど集中力を削ぐものをできるだけ排除する、締め切りを前倒しにして編集者のように仕事をするなど、試す技がたくさんあります。気に入ったものを無理なく取り入れて、仕事を効率よく終わらせる工夫を私も試している最中です。

③フロー状態に入りやすくするためにも、ルーティンを確立してみようという話。これが私には難しい・・・。けど、考えてみると、生産性のある時間を作るためのルーティンの確立だとすると、ランニングやスクワットを毎日しよう!というものより、立てやすかも。余分なことに注意が削がれないためのルーティンなら、楽しんで作れるかもしれません😆


ビジョンの実現に向けて、ルーティンを確立したり、集中力を高めたりする、そんな工夫を毎日の中で考えみようと思います。

🍀🍀🍀

娘の時間と私の時間、捉え方が全然違うんでしょうね。
でも娘の時間は私も通ってきた道。
そばで見守るしかできませんが、子育ては追体験。
娘の様子を見ると、自分も苦労した学生時代を思い出し、胸がギュッと締め付けられる、そんな始業式の夜でした。

この記事が参加している募集

子どもの成長記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?