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【読了】心満たされるパリの暮らし:日常に彩りを加えるフランス流の智恵

フランス、特にパリの暮らしを描いた本。
「GOROGORO KITCHEN 心満たされるパリの暮らし」井筒麻三子

食文化やインテリア、日常の暮らしの様子など、色んな角度からその魅力を感じ取れる一冊です。

今回はGWで訪れた京丹後の八丁浜の海岸で読書を楽しみました。

印象に残ったこと・私もやってみたいこと

1 花を活ける際の大胆な切り方

作者は自宅に花を欠かさないようにしていらっしゃる。これまでたくさんの花を飾ってきたからこそわかる、飾るときのポイントがとても参考になった。

花を飾るときには茎を大胆に切ることで、バランス良く美しく見せることができる。

これは、日常生活の中で思い切りの良い決断を下す重要性を象徴しているように思えた。例えば、職場で新しいプロジェクトや人事に関する決断や、人生の大きな変更を決めるときに、迷わずに行動に移す勇気が求められるシーンを思い出す。

人生は短いもの。
花のように、大胆に切り落とす部分があって、美しく存在することもあるのかもしれないなと感じた。

青空と海との境界線がわからない。夫は少し離れたところで釣りを楽しみました。

2 インテリアと所有物の選び方

インテリアや食器、グッズなど、つい統一感がないとダメだと思いがち。
だけど、好きなものをグループで揃えたり、インテリアに色や柄を自由に使ったりしてみても、案外統一感が出るという。お皿もセットで揃えなくてもいい。好きなモチーフがあればグループでどんどん増やしていけばいい。

好きなものを自由に組み合わせるスタイル(作者はミックス主義と言っている)は、個人のセンスを尊重し、誰もが自分だけの快適な空間を作るべきだと教えてくれる。これは、自分自身を理解し、他人の評価を気にせず、自分らしさを表現することの大切さを教えてくれる。

自分の家で、色々なスタイルの装飾品を組み合わせてみて、心から満足できる空間を作ることの楽しさを実感している。

サーフィンをするには波がない、けどサップするには最高のコンディション。

3 「自分は自分、人は人」という哲学

フランス人は、他人との適切な境界を保ちながら、自分らしい生き方をすることに長けている。これは、ストレスを感じることなく、健やかな人間関係を築くための秘訣であり、作者もこの考えを取り入れてから、他人に振り回されることなく、より自由に、自分自身のペースで生活できるようになったそう。

郷においては郷に従え。

この本から学んだ教訓を日々の生活に取り入れることで、より豊かで満たされた毎日を送ることができそうだ。

エメラルドグリーンの海があるって聞いてはいたけど、
本当にあるんだと実感したのが、
この八丁浜でした。

さいごに

パリの暮らしに学ぶことは多い。
程度やバランスはその都度考えてはいくけれども、私もミックス主義で人生をもっと楽しみたい。

アート・ドゥ・ヴィーブル(暮らしの美学)

なんて素敵なワード。
その洗練された生活スタイルから、自分自身も多くのことを吸収しようと思いました🇫🇷




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