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友人とのコミュニケーションから触って楽しいSNS

友人とのコミュニケーションから情報の洪水としてのSNS

最近感じたことですが、昔のSNSは「友人・知人・興味のある人」との情報交換ツールだったと思います。
過去一世風靡したmixiしかり、おすすめ欄がなかったTwitterしかり、友人のキラキラがあふれてきていたFacebookしかり。

友人がどんな事やっているのかな?と、知っている人の「情報」見に行くのがSNSでした。

ただ、最近のXのおすすめ欄や、tiktokとかもそう感じるのですが、情報の面白さというよりも「自分で操作して、スワイプして新しく出てくる情報らしきもの」に興味が映っているように思います。

正直「それっぽい情報らしきもの」があれば何でもよく、「自分でスワイプという行動をして、その結果として「自分が求めているらしい情報らしきもの」がでてくる」ということに
快感を覚えてやっているように思います。

過去はTwitterやmixiなどを一通りやった後は「●●って最近こんなことしてるんだ」という状態になれました。●●は直接あった人でなく、有名人でもいいです。企業でもいいです。
でも、対象を認識していて、その対象が何をしたかが分かった状態になるというのがSNSだったように思います。

ただ、現在のXのおすすめ欄などを見ても「●●って最近こんなことしてるんだ」という形にならないと思います。
ただ「それっぽい情報らしきもの」に触れたという感じがします。また、Xで長文を書く人もいますが、「誰が書いた情報なのか」「どういった意図で書いた情報なのか」という文脈がないので、頭に全然入ってきません。
「あぁ、なんか怒ってるな」くらいなものです。

iPhoneでできるかわからないですが、Androidの場合たいてい画面設定にリフレッシュレートを設定できる箇所があると思います。120Hzとか144Hzとか。画面をぬるぬる動くように見せる機能です。
落せる方はこのリフレッシュレートを落してみてください。想像以上に体験が悪くなると思います。少なくとも自分はそう感じました。文章を読む際は止めてみるのに、自分がコントロールしてる感が減るからかなと思ったりしています。

SNSで摂取しているのが、「情報」ではなく、この「なんとなく道具を使ってる感」なのだとしたら、それもただスワイプをするだけだとしたら、大して価値のない時間の使い方に思うので、少しの間リフレッシュレートを下げてスマホを使ってみたいと思います。
バッテリーもちもよくなりますしね。

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