無理やりポジティブ戦略

私はこれと言って特定の宗教に入っていないですが、なんとなく「起きることは将来的には絶対に避けられない」「起きることはどうしたって起こるし起きないことは起きない」といった考え方を好んで使います。「運命論」のようなものになるのでしょうか。こういった考え方はどこかの宗教や哲学にありそうだなと思いました。

この「起きることは将来的には絶対に避けられない」「起きることはどうしたって起こるし起きないことは起きない」のような考え方を私は好んで使います。
そうすると結構ポジティブになれたりします。

例えばコロナ。あれで一気に生活が変わりました。
それまで土日はほぼ予定で埋まり、家には寝に帰るだけという生活だったのが、予定のほうが少ないような生活スタイルに変化しました。
音楽を楽しんでいたので年間100回以上スタジオに入り、店員さんにも電話の声だけで判断されるくらい……。今となっては懐かしい思い出です。

ただ、あのコロナも「もし絶対に前後3年くらいの間で起きるとしたら」、私にとって一番いいタイミングで起きました。
起きないのがよかったとは思うのですが、「もし絶対に前後3年くらいの間で起きるとしたら」、あのタイミングがベストでした。

つらいこと、不幸なことも、こう考えたら結構ポジティブになることができます。
例えば骨折。
骨折はつらいです。でも受験の時よりもいいかもしれないですし、自動車教習所の試験日よりかはいいかもしれないですし、部活の試合の時よりもいいかもしれないですし、ライブの当日よりかはいいかもしれません。

今日の今、深く悲しむことも時には必要ですが、「もし絶対に前後3年くらいの間で起きるとしたら」？と考えると少しだけ視野が広がって、少しだけポジティブになれるかもしれません。